清野菜名、ABCテレビ全国ネット新ドラマ枠で主演 初の岡田惠和作品<日曜の夜ぐらいは…>
2023.01.20 05:00
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ABCテレビは、4月より日曜よる10時にABCテレビ・テレビ朝日系全国ネットの連続ドラマを新たにスタートさせることを発表。第1弾は、女優の清野菜名が主演を務める岡田惠和のオリジナル作品『日曜の夜ぐらいは…』に決定した。
清野菜名、新ドラマ枠第1弾で主演「日曜の夜ぐらいは…」
本作は「人生とは、家族とは、愛とは」をテーマにした、ハートフルなドラマ。脚本は、連続ドラマ『ひよっこ』(2017年、NHK)、『にじいろカルテ』(2021年、テレビ朝日)、『ファイトソング』(2022年、TBS)や、映画『いま、会いにゆきます』(2004年)など、数々の名作ドラマ・映画を世に送り出してきた岡田が、オリジナルの作品を書き下ろす。繊細なタッチで丁寧に描きあげるリアルな女性たちと、彼女たちに起こったある奇跡から始まるあたたかな物語に期待だ。主演の清野は、現在28歳。19歳で出演した映画『TOKYO TRIBE』(2014年)でのアクションシーンが話題となり、女優として注目を集め、その後も数々の作品で体当たりの演技に挑戦。知名度を獲得するとともに、着実に実績を積み上げてきた。昨年夏に公開された人気漫画の実写化映画『キングダム2 遥かなる大地へ』でも華麗な剣術を披露。その分野では他の追随を許さない存在感を放ち続ける一方で、黒柳徹子の自伝的ドラマ『トットちゃん!』(2017年、テレビ朝日)では主演として高評価を得るなど、1つのカテゴリーに留まることなく精力的な活躍を続けている。
そんな清野が、初めて岡田脚本に取り組む本作では、派手な身体表現を封印。やりたいことではなく、やらなければならないことで日常が埋まっていく暮らしに身を置き、抱えた屈託は心の奥底にしまい込んでいる、振り向けばそこにいそうな等身大の女性像と向き合う。人気を得てなお、新境地開拓に挑み進化を続ける清野の演技に注目だ。
清野菜名、1年半ぶり地上波連ドラ出演「自分にも大きな変化があった」
今回、新ドラマ枠第1弾で主演を務めるにあたって、清野は「トップバッターとして挑戦できることがとても嬉しかったです。ただひたすら楽しく演じていけたらいいなと率直に思いました」と心境を明かし、1年半ぶりの地上波連続ドラマ出演となることについては「この1年半、自分にも大きな変化があった中での出演作になりますし、期間が空いたということで緊張している面もありますが、脚本を読んでからは、緊張を越えて期待の方が大きくなっています。この素敵な作品で、岡田さんの世界観にたっぷり浸れることを楽しみたいと思います」とコメント。「最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています」と期待を寄せた。(modelpress編集部)
清野菜名コメント
Q1:新ドラマ枠1作品目の主演となりますが、出演が決まった際の率直な感想は?日曜よる10時の新しいドラマ枠に、トップバッターとして挑戦できることがとても嬉しかったです。ただひたすら楽しく演じていけたらいいなと率直に思いました。
Q2:演じられるのはどのような役どころでしょうか。またどういったところを意識して演じたいですか。
演じる岸田サチは、身近にいそうな等身大の20代の女性です。平凡な毎日をただ生きていて、お金も趣味もなく、友達もいなくて、車イス生活をしている母と二人暮らしをしていますが、その中で、かけがえのない友情と出会い変化していく様子が描かれます。性格的には、自分の感情を表現することが苦手で、とても不器用な子。そうした部分を私自身が深く理解して、繊細に演じていけたらいいなと思っています。最近の出演作では日常とかけ離れた役が多く、リアルさを追求するような作品は久しぶりになるので、その点も楽しみにしています。
Q3:脚本は岡田惠和さんとなります。脚本を読まれた感想はいかがでしょうか。
これまで、友情について改まって深く考えたことはなかったのですが、脚本を読ませていただいて、何気ない会話でも友達同士だと盛り上がったり爆笑し合えたり、相手のことを自分のことのように喜べたり悲しんだり怒ったり…。そういう関係性がとても素敵で、友情って改めて本当にいいものだなと感じることができました。
まだ数話ではありますが、脚本を読めば読むほど心が温まっていく感覚があって、すごく優しい気持ちになれる作品だと感じているので、視聴者の方にも日曜のよる10時に、心を温めにきてしいなと思っています。演じる上では、友情に基づいた会話劇になるので、共演するみなさんとコミュニケーションをしっかり取って、セリフを超えたものを表現できたらいいなと思っています。そのためにも、お稽古はいっぱいしたいです!
Q4:1年半ぶりの地上波連続ドラマの出演となりますが、意気込みをお聞かせください。
この1年半、自分にも大きな変化があった中での出演作になりますし、期間が空いたということで緊張している面もありますが、脚本を読んでからは、緊張を越えて期待の方が大きくなっています。この素敵な作品で、岡田さんの世界観にたっぷり浸れることを楽しみたいと思います。
岡田惠和コメント
ABCさんの新枠第1弾を任せていただきとても光栄です。そして清野菜名さんと初めてタッグ組ませていただきます。強くてしなやかで、美しく親しみのあるお芝居をされる俳優さんです。『キングダム2』の羌瘣役も、『耳をすませば』の雫役もどちらも素敵なのは凄いなぁと、昨年は思っておりました。日常という戦場で、誰に褒められるわけではないけど、しっかりと逃げずに踏ん張って戦い続ける女性たちの物語です。そんな女性たちに神様はちょっとしたプレゼントをしてくれます。だからきっと大丈夫。ささやかだけど、視聴者の皆さんと共に今を生きる活力になるような物語を、丁寧につむいでいきたいと思っています。
清水一幸プロデューサーコメント
この度、新枠のドラマ第1弾として、『日曜の夜ぐらいは…』を制作します。脚本は岡田惠和さんの完全オリジナル。主演は清野菜名さんに演じていただくこととなりました。主人公・サチの人物像が固まっていく中で、“この役は清野さんに”との思いは、岡田さんと完全に一致していたので、快諾をいただいたき感謝しております。元気で快活、美しさと瑞々しさを持つ、清野さんが演じることは、新ドラマ枠のコンセプトに掲げる、「見る人の背中を押す作品」にまさにぴったりです!ドラマは、友情を育む3人の出会いから始まる、笑いあり恋愛要素あり、セリフ量多めの会話劇となります。新枠の船出としてはこの上ないメンバーが集まっております。そこで清野さんがどんな演技を見せてくれるのか?岡田さんの描くストーリーとキャスト同士の化学反応とを合わせてお楽しみいただければと思います。ご期待ください!
イントロダクション
古ぼけた団地、郊外の借家、街中を空しく走るタクシー。時代に取り残され、活気を失い、どことなくもの寂しさが漂うどこにでもある光景に、特筆すべき要素はない。だが、それぞれの窓の奥に目を凝らせば、そこにはさまざまな事情を抱えた暮らしがあった。足の不自由な母との2人暮らしを支えるため、休みなくバイトを続ける娘、そして家族から縁を切られながらも、退屈な毎日に楽しみを求めてタクシー運転手を続ける女性、両親との縁が浅く借家暮らしを送りながら祖母と工場勤務を続ける孫娘…。離れた場所に住み、お互いの存在も知らない3人は、あるラジオ番組をきっかけに運命的な出会いを果たす。
そして、お互いに戸惑いながらも心を通わせ始めた彼女たちにある“奇跡”が起き…漫然とした暮らしの中で行き詰まっていた3人の人生が、静かに動き出す…!
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