吉高由里子&北村匠海、突然のキス「星降る夜に」繊細な芝居に注目
2023.01.17 06:00
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女優の吉高由里子が主演を務め、俳優の北村匠海が出演するテレビ朝日系ドラマ『星降る夜に』(毎週火曜よる9時~)が17日、スタートする。
吉高由里子主演「星降る夜に」
2024年放送のNHK大河ドラマ『光る君へ』の主演の座を射止めた吉高×北村×恋愛ドラマの名手・大石静脚本という最高の布陣が、テレビ朝日の新ドラマ枠に集結。本作はのどかな海街を舞台に、感情を忘れて孤独に生きる産婦人科医・雪宮鈴(35歳/吉高)と、音のない世界で自由に生きる10歳下の遺品整理士・柊一星(25歳/北村)、命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる対照的な2人が星降る夜の出逢いを機に、世の中のさまざまな既成概念を鮮やかに飛び越えながら運命の恋を育んでいく。
吉高由里子&北村匠海、突然のキス
心が研ぎ澄まされるような静けさの中、どこまでも広がる満天の星空。そんなハッと息を呑むような美しい映像と共に始まる『星降る夜に』。そこから2分にわたり無音で紡がれるのは、物語のプロローグとなる“音のない世界を生きる一星の世界”。湖畔で写真を撮る一星のそばに、ふと笑顔で現れ、何かを語りながら星空を見上げる鈴。まるで吸い寄せられるかのような表情を浮かべながら、彼女にカメラを向けシャッターを切る一星。そして突然のキス。静寂を破るほど衝撃的で、まるで夢のような2人の出逢いが、観る者の心をも一瞬で奪う。一方、そんな夢現な星降る夜の出逢いは、主人公・鈴の心も大きく揺さぶることに。断りもなくカメラを向けてきたかと思えば、図々しく鈴のお酒を勝手に飲み、声をかけても何も語らない。だけど、鈴が寒そうにしていると、自分のマフラーを巻いてくれる優しくて不思議な青年。そんな彼と突然キスまでしてしまった鈴は、戸惑いながらも、本能の恋の扉をそっと開いていき…。
遮るものなど一つもない星空の下で出逢った10歳差男女の“誰よりも純粋で、誰よりも自由な恋の始まり”をロマンチックかつ刺激的に、そして繊細な描写の中にコミカルさも散りばめながら描く第1話。世間の決めた“概念”を超えて、愛を知ってゆく鈴と一星の出逢いに注目だ。
吉高由里子&北村匠海の繊細な芝居、ディーン・フジオカの新境地にも注目
『星降る夜に』は、大石が生み出した美しく情熱的な大人のピュアラブストーリーに、さらなる情感をもたらすキャスト陣の芝居にも注目。中でも、感情を押し殺すかのように日々を生きる中、一星と出逢うことで徐々に自分自身を開放していく鈴のちょっぴりぎこちない心模様を丁寧に演じる吉高、音のない世界で自由に生きるちょっと強引で子どもっぽいけれど、とてつもない魅力を放つ一星を愛くるしく演じる北村、物語の主軸を担う2人のナチュラルさの中に感情が躍動する繊細な芝居。たとえ彼らと同じ境遇ではなくとも、その心情に思わず寄り添い、感情移入してしまうはず。また、45歳の心優しき“ポンコツ天然”新人ドクター・佐々木深夜を演じるディーン・フジオカのポンコツ演技も見どころ。劇中では検尿を頭から被ったり、周りから総ツッコミされる変顔をしたり、年下の鈴に「おいで」と呼ばれたり。今までのディーンのイメージを180度覆す、キュートでほっこりしてしまう新境地にも期待だ。(modelpress編集部)
第1話(1月17日放送)あらすじ
のどかな海街にある「マロニエ産婦人科医院」で働く35歳の産婦人科医・雪宮鈴(吉高由里子)。ある医療裁判がきっかけで、大病院を追われた彼女は、命の始まりと終わりが繰り返される毎日や、窮屈で息苦しい社会の中で心がすり減り、誰にも本音を語らず、孤独な毎日を過ごしていた――。そんなある日、鈴は息抜きのためソロキャンプへ。一人で酒をあおり、燦然と輝く星空を見上げたその時、彼女の前に1人の美しい青年・柊一星(北村匠海)が現れる。どこから来たのか、何者なのか、彼は何も語らない。息が白くなる冬の星空の下で、何枚も何枚も、鈴に向けてシャッターを切る一星。しかも、鈴の酒を勝手に飲み始めたかと思えば、寒さに震える彼女に自分のマフラーを甲斐甲斐しく巻いてくる。やけに図々しくて、でも慈しむように優しくて…。不思議な青年に戸惑いつつも、酒の力もあいまって、そのまま鈴は一星とキスをして…!?
翌朝。微妙に記憶のない頭を抱えて目覚めた鈴は、一星が何か手でサインを伝えたまま、去ってゆく背中を見送る。あれは夢だったのだろうか…非日常な思い出を片手に現実に戻った彼女はやがて、一星から送られたサインの意味に気づく。
「お前のゲロ、全部片付けた、バ~カ」――そう、彼は、手話で悪態をついていたのだ。
2人はまだ知らない。この数日後、また出逢う運命にあることを。人は恋で生まれ変わる。教えてくれたのは、10歳下のあなたでした――。
これは、命の“はじまり”と“終わり”をつかさどる2人が、世間の決めた“概念”を超えて、愛を知ってゆく物語。はたして、鈴と一星の運命は…?
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