「アトムの童」初回 山崎賢人の再起・オダギリジョーとの対峙にハマる人続出 松下洸平の意味深ラスト&友人の死にも注目集まる
2022.10.16 22:49
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俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が主演を務めるTBS系日曜劇場「アトムの童」(毎週日曜よる9時~※初回25分拡大)が、16日に放送スタート。初回からテンポの早いストーリー展開に反響が寄せられている。<※ネタバレあり>
山崎賢人主演「アトムの童」
本作はゲーム業界を舞台に、若き天才ゲーム開発者・安積那由他(山崎)が大資本の企業に立ち向かう姿と、周囲の人たちとの関わりによって成長していく姿を描く。山崎のほか、松下洸平、岸井ゆきの、オダギリジョーらが出演する。
海(岸井ゆきの)、アトム玩具の跡継ぎに
那由他は大手企業や販売元を介さず個人でゲームを制作する、通称「インディー」と呼ばれる若き天才ゲーム開発者。「ジョン・ドゥ(=名無しの権兵衛)」という名前で活動し、誰もその素顔を知らないことから「ゲーム業界のバンクシー」と称される存在。しかし、現在は自動車整備工場で働き、ゲーム開発からは離れ静かに暮らしていた。そんな中、老舗玩具メーカーの「アトム玩具」は海外との価格競争などの影響で、廃業の危機を迎えていた。さらに漏電により会社が全焼し、会社の1人娘・冨永海(岸井)はアトムの技術を欲しがる大手IT企業「SAGAS」に自社の特許を売ろうと提案。しかし社長である父・繁雄(風間杜夫)のおもちゃへの情熱は消えることなく、ついに海はアトムの跡継ぎになることを決意するのだった。
那由他(山崎賢人)、海(岸井ゆきの)と出会う
海は一発逆転の経営再建をはかり、ゲーム制作へ参入すべくジョン・ドゥを探し始める。コンタクトをとる方法はただ一つ。ジョン・ドゥが6年前に開発したゲームのバグを、ゲームを通して報告すること。たまたまゲームショウで海と出会った那由他は、自身が居候しているネットゲームカフェで再会し顔見知りに。その後、彼女がアトムの社長の娘で自分を探していることを知る。彼女が必死にバグ探しをしている姿を見た那由他は心動かされ、再びゲームを作ろうと決意。そしてついに海はバグを見つけ出し、那由他もアトムでゲーム開発を行うことに決めた。
那由他(山崎賢人)&興津(オダギリジョー)が再会
しかし、「SAGAS」の社長・興津晃彦(オダギリ)は、なおアトムの買収を狙い続けていた。アトムを訪れ“宝の持ち腐れ”だと説明し、「今すぐこの技術をうちに売っていただきたい」と切り出す。「中途半端なゲームに技術を消費するよりも、世界の頂点に立てるゲームに使われた方が、世のためじゃないですか?SAGASは確実な成功をあなた方にお約束します」と語る興津に、海は「まだ作ってもないゲームのことを中途半端だと勝手に決めつけないでください。アトムが生み出した技術は、アトムが1番上手く使えると信じています」と反論。
それでも「お金はいくらでもお支払いします。アトムさんの現状を考えれば、それが1番じゃないですか?」と自分の意見を曲げない興津だったが、そこで突然「相変わらずだな」と那由他が入ってくる。
6年前に自身が開発したゲームを通して興津にひどい仕打ちを受け、因縁がある様子の那由他は、覚えていないと言う興津に「ジョン・ドゥって言えばわかりますか?あんたはゲームのこと何もわかってねえよ」と言い放つ。さらに「ゲームの面白さはアイデアだ。あんたらの金満ゲームに、アイデアが勝つところを俺が見せてやる」と宣言するのだった。
ジョン・ドゥは菅生隼人(松下洸平)との共有名義だった
後に、那由他が6年間ゲームから離れていたのは興津が原因で、ジョン・ドゥはもともと那由他と菅生隼人(松下)という人物の2人による共有名義であることを知った海。菅生はその頃、興津の元へ足を運び「お会いできて光栄です」と握手。さらに興津から「次のプロジェクトは、ぜひ君に任せたい。期待してますよ、6年ぶりとなるジョン・ドゥの新作」と言われるのだった。
「アトムの童」初回からハマる人続出
那由他・菅生がバラバラになっただけでなく、6年前に2人とともに開発をしていた友人の緒方公哉(柳俊太郎 ※「柳」は正式には旧漢字)は現在亡くなっており、過去の興津との関係性が那由他らに大きな変化を与えたよう。“天才”那由他の再びの覚醒に加え、興津率いるトップ企業に立ち向かっていく今後やまだ全てが明らかになっていない過去に、視聴者からは「ワクワクが止まらない」「もうハマった」「すでに来週が待ちきれない」「ますます面白くなる予感」と期待の声が続々。
興津と手を組んだと思われる菅生の意味深ラストにも「菅生さんはまさかの闇落ち…?」「那由他と敵対関係になるのかな?」「2人のジョン・ドゥがどうなっていくか気になる」などのコメントも上がっていた。(modelpress編集部)
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