竹内涼真主演「六本木クラス」

絶望の淵に立たされた青年が復讐を誓って、金と権力を振りかざす巨大企業に屈することなく仲間と共に立ち向かっていく姿を、下剋上を主軸にラブストーリー、そして青春群像劇を交錯させながら描いた韓国ドラマ「梨泰院クラス」を、日韓共同プロジェクトのもとテレビ朝日がリメイク。ジャパン・オリジナル「六本木クラス」として、東京・六本木を舞台に描く。

主人公の宮部新役を竹内、そして新に恋心を抱きながら新が営む居酒屋「二代目 みやべ」を大きく成長させていくマネージャー・葵役を平手が演じる。

平手友梨奈、グラデボブにイメチェン

クールで自己中な性格でありながら、IQ162の天才的頭脳を持つ人気インフルエンサー・葵のトレードマークは、黒と金のグラデーションカラーのボブヘア。葵は「梨泰院クラス」でも、そのヘアスタイルがお洒落だと注目を集めていた日本版チョ・イソ役となる。

同作品に合わせ、平手も同じスタイルにイメージチェンジ。しかし、彼女のヘアスタイルは回を重ねるごとに進化していき、そのバリエーションが話題に。ここからは葵のヘアスタイルを振り返っていく。

葵（平手友梨奈）、ボブヘアからロングヘアまで

第2話から本格的に登場した葵は、誰もが憧れるカリスマ性を持ちながらもソシオパス（※反社会的な行動や気質を特徴とする精神疾患を抱えた人のこと）の素顔を持ち合わせる女子高校生。前髪重めのボブスタイルとグラデーションが特徴で、落ち着いた雰囲気とどこか危うさを感じさせる二面性があるヘアスタイルに。

やがて新と出会い、「二代目みやべ」で働き始めた葵は、毛先を外巻きにした“外ハネヘア”や緩いウェーブの効いたヘアスタイルをファッションに合わせてアレンジしていた。

そして第7話では、ウェーブヘアが印象的だった葵がストレートヘアにイメージチェンジし、雰囲気がガラリと変化。同話では、新の宿敵・長屋茂（香川照之）を父に持つ長屋龍二（鈴鹿央士）が「二代目みやべ」を辞めると突然言い出す。それに対して手放しで喜ぶ葵に新は激怒し、マネージャー失格を言い渡したのだった。

さらに、終盤では龍河（早乙女太一）が葵を長屋ホールディングスにスカウトしにやってく来るなど「裏切り」を彷彿させる展開も相まって、葵のダークな一面と妖艶な魅力を引き立てた。

そして視聴者の記憶に新しいであろう第11話の葵のロングヘアは、予告映像の解禁時から話題になるほど、観る人に強い衝撃を与えた。同話の舞台は4年後の2022年。トレードマークのハイトーンはインナーカラーとして耳横にさりげなく取り入れられ、アクセントに。洗練された大人の雰囲気を醸し出し、ギャップを感じさせた。

ほかにも…

またワンシーンだけでしか見られない葵の貴重なヘアスタイルも。第10話では、新に失恋しブランコに乗って一人落ち込む葵が、短い髪をちょこんと結んだハーフアップヘアを披露。

ほかにも髪をくくり、金色のヘアカラーを全面に見せたお団子ヘアやリボンのカチューシャで可愛らしさを倍増させたスタイルなど、様々な髪型を見せてきた。

ヘアスタイルによって葵のコロコロと変わる表情も際立ち、葵の心情がより伝わってくる。また、簡単にできるアレンジが多く、ファッションの一部としても参考になるものばかりで視聴者の楽しみの1つに。あなたも気分に合わせてカラーやアレンジで様々なヘアスタイルを楽しんでみては？（modelpress編集部）