冨永愛、徳川吉宗役で「大奥」出演決定 キーマンに「身が引き締まる思い」
2022.09.22 05:00
views
モデルの冨永愛が、2023年1月よりNHK総合で放送開始となるドラマ10「大奥」の「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」に出演することが決定した。
“男女逆転・大奥”人気コミックドラマ化
「わしは将軍という名の人柱である」。徳川の世を存続させるため、女将軍が誕生。“男女逆転・大奥”のすべてはここから始まる。3代将軍・家光の時代から幕末・大政奉還にいたるまで、男女が逆転した江戸パラレルワールドを描いてセンセーションを巻き起こしたよしながふみ作「大奥」を原作にドラマ化。「8代・徳川吉宗×水野祐之進 編」では、貧乏旗本の息子・水野祐之進が幼馴染の薬種問屋の跡取り娘・信と添い遂げることが叶わぬならと大奥入りを決意。そして、紀州徳川家から将軍となり、幕府の逼迫した財政を大胆に再建しようとしていた吉宗から、大奥で最初に声がかかる。しかし、将軍の最初の相手である「ご内証の方」は死なねばならぬと知る。
冨永愛「大奥」出演決定
冨永が演じるのは、紀州徳川家の2代藩主で徳川光貞の3女・徳川吉宗役。姉2人が急死したことで藩主に就任し、財政再建に努める。その後、徳川幕府8代将軍となり、未曾有の財政難に陥る徳川幕府の命運を背負うことに。「質素倹約」を掲げ、様々な改革に乗り出す。そして、すべての出来事が記録された「没日録」の存在を知り、男女逆転の謎の解明と“赤面疱瘡”撲滅に尽力していく。冨永は「約260年も続いた徳川の歴史は、日本の礎となっています。その壮大な歴史が、よしながふみさんにより、現代の私たちにとって、他人事とは思えない様々な問題を浮き彫りにした『大奥』となり、初めて拝読した時、大きく心を動かされました。そんな素晴らしい作品に出演させていただくことになり、大変光栄に思っております」とオファーに喜び。
そして「さらに吉宗という歴史にもこの作品の中でも鍵となる名高い名君を演じることになり、心躍ると同時に身が引き締まる思いです」と心境を明かし、「『大奥』のファンの方々、そして新たに観る方々にとっても、納得のいく吉宗であるように精進してまいります。私もこれからの撮影が楽しみで仕方ありません、どうぞ皆さま、お楽しみに!」と呼びかけた。
このほか、江戸の貧乏旗本の息子・水野祐之進役にHey! Say! JUMPの中島裕翔、御三の間の1人で、大奥で仕えて10年経つ古参・杉下役に風間俊介、吉宗の幼なじみで、紀州時代から吉宗に仕える片腕的存在・加納久通役に貫地谷しほり、7代将軍・家継の代に大奥総取締となり、吉宗の代も留任する藤波役に片岡愛之助の出演が決定した。(modelpress編集部)
あらすじ
江戸幕府3代将軍・徳川家光の時代、「赤面疱瘡」と呼ばれる奇妙な病が日本中に広がっていった。この病は“若い男子にのみ”感染し、感染すれば“数日で死に至る”恐ろしい病であった。対処法も治療法も発見されず、結果として男子の人口は女子の1/4にまで激減し、日本の社会構造は激変した。男子は希少な種馬として育てられ、女子はかつての男子の代わりとして労働力の担い手となり、あらゆる家業が女から女へと受け継がれるようになる。江戸城でも3代将軍家光以降、将軍職は女子へと引き継がれ、大奥は将軍の威光の証であるがごとく希少な男子を囲い、俗に美男3千人などと称される男の世界が築かれていくのであった。
【Not Sponsored 記事】