永野芽郁が大粒の涙 西島秀俊・杉野遥亮ら「ユニコーンに乗って」クランクアップ
2022.09.06 10:00
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女優の永野芽郁が主演を務めるTBS系ドラマ「ユニコーンに乗って」(毎週火曜よる10時~)。最終回の放送を6日に控える中、永野らキャストたちのクランクアップ写真とコメントが到着した。
永野芽郁主演「ユニコーンに乗って」
本作は、教育系スタートアップ企業「ドリームポニー」の若き女性CEO・成川佐奈(永野)のもとに、ある日突然、自分の会社の雰囲気とは全く異なるおじさんサラリーマン・小鳥智志(西島秀俊)が部下として転職してきたことで、仕事に恋に奮闘しながら、夢に向かって真っすぐ生きる主人公たちの成長を描く “大人の青春”ドラマ。第9話では、早智(広末涼子)からの「ドリームポニーを買収したい」という提案に対し、佐奈は創業メンバーである功(杉野遥亮)と栗木(前原滉)も同じ想いであることを確認し、一度は断ることに。
しかし、どこかで早智の「もっと先の未来は想像できているか」という言葉が胸にひっかかっており、M&Aについて勉強するなかで新たな選択肢を考えるように――。一方、功は父・征一(利重剛)の会社のトラブルをきっかけに自分の中に新たな気持ちが芽生えていることに気付く。数日後、佐奈は改めて朝会で早智からの提案を前向きに考えることを相談すると、一番反対していた栗木も佐奈の熱い想いに動かされ、最終的にはM&Aという形で「ドリームポニー」は新たな一歩を進むことになった。
そして順調に準備が進んでいたある日、功は佐奈と栗木に「父の会社でスタートアップと大企業を繋ぐ架け橋になりたい」という夢を打ち明け、「ドリームポニー」を去ることに。功が「今までありがとう。楽しかった」と優しい笑顔で佐奈をハグすると、涙目でそれを受けとめる佐奈にSNS上では反響が殺到。「こんな切ないハグある…!?」「またすれ違っちゃうのは辛すぎる…」と、2人のこれからがどうなってしまうのか、その後が気になる展開に期待が高まっている。
永野芽郁、大粒の涙
そんな第9話放送の翌日、「ドリームポニー」のメンバーをはじめ主要キャストが無事クランクアップを迎え、「ユニコーンに乗って」は全ての撮影を終えた。最後に撮影されたのは、本ドラマを象徴する佐奈と小鳥の “ハイタッチ”シーン。終始笑顔溢れる和やかなムードで撮影を終え、永野と西島は、スタッフからのクランクアップを告げる掛け声に、両手を広げ大きな笑顔で応えた。その後スタッフ・キャストへ感謝の気持ちを伝える永野の目には大粒の涙が。「佐奈という人生を生きながら、いろんなことを自分自身ももらいながら経験できて、この4か月間はこれまで以上に大人にさせてもらえたと思います。スタッフの皆様のタフさに驚かされて、改めてひとつの作品を作ることはすごいことだなと身をもって感じることができました!」とコメントした。続いて西島は「若い現場で、風通しが本当によかったです。素敵な現場で素敵な役でした! 普段褒めてくれない事務所スタッフも褒めてくれました(笑)」と笑顔でコメントした。
杉野遥亮「僕自身も学び直す期間に」
さらに、同日の一足先にクランクアップしていた杉野は「皆さんと一緒に世の中にひとつの作品を送り出せたことで、改めて僕自身も学び直す期間になったと思います。またどこかでご一緒できたら、何かを作り出す仲間になっていただけたら嬉しいです!」と撮影期間を振り返った。また、「ドリームポニー」のメンバーである海斗・栗木・メグを演じた坂東龍汰・前原・青山テルマの3人が同時にクランクアップ。坂東は「現場がすごく明るくて、すごく楽しい日々でした。連続ドラマで僕自身こんな大きな役を演じたのは初めてでしたが、森本海斗というキャラクターを皆さんに支えていただきながら作っていけたことが幸せでした」とコメント。
前原は「本当に企業を立ちあげて、みんなで関係性を作り上げていっているような気分になりました。この仕事の大変さと楽しさをこの4か月で体験できたと思います!」と涙を堪えながら語った。
その様子を横で見ていた青山は「最初オファーが来た時はどんな無茶ぶりかと思ったのですが、本当に楽しくて…」と冒頭からたくさんの涙を流し、その姿にスタッフ・キャストの胸も熱くなっていると、「今日で“女優引退します!”と言おうと決めてました。でも、楽しすぎて、またみんなとどこかで会えたらと思うので、休業します!」とまさかの“女優休業宣言”で笑いの渦に。涙あり、笑顔溢れる、温かなクランクアップとなった。
広末涼子らも撮影終了
そのほか、ドリポニメンバーの前にクランクアップを迎えた倉田凛花役の石川恋は「私自身もこの『ユニコーンに乗って』という作品に背中を押された日々でした」と話し、「ドリームポニー」に投資するVCの担当者・白金貴史を演じた山口貴也は「温かいキャストとスタッフの皆さんに恵まれて、僕もユニコーンに乗ってる気分でした。皆さんなら最後まで駆け抜けられると思いますけど(笑)!」と役柄の “ケド男”ならではのコメントで現場を盛り上げ、佐奈の妹・依里を演じた武山瑠香は「演技のままならない私を永野さんはじめスタッフの皆さんが優しく教えてくださり、楽しかったです!」と感謝の気持ちをコメントした。そして広末は「みんなのキラキラした、仕事に恋に頑張る姿が世の中の人の背中を押してくれるお話に参加できて嬉しかったです。今回、早智のファッションも話題になったようで、他の現場でもたくさん声をかけていただけたり、とても楽しませていただきました!」と笑顔で撮影の日々を締めくくった。
最終話では、功が去り、M&A後の「ドリームポニー」はどうなっていくのか。会社が新たなステージに進むことで、佐奈、小鳥にも変化が…。すれ違い続ける佐奈と功の関係の行方はどうなるのか。ついに結末に向けて動き出す。(modelpress編集部)
成川佐奈役・永野芽郁コメント
約4か月間お疲れ様でした。この話を最初にいただいてから結構時間が経っているので、自分の中で始まってから今日までがすごく長い道のりでした。佐奈という人生を生きながら、いろんなことを自分自身ももらいながら経験できて、この4か月間はこれまで以上に大人にさせてもらえたと思います。スタッフの皆様のタフさに驚かされて、改めてひとつの作品を作ることはすごいことだなと身をもって感じることができました。スタッフ・キャストの皆さんのことを尊敬していますし、皆さんの力がなければ最後まで走りきれなかったと思います。ありがとうございました!
小鳥智志役・西島秀俊コメント
すごく楽しい現場でした!! 若い現場で、風通しもよくて、いつも以上に自分が役をこうしたい、こうやったら楽しくなるのかなと言えたり、素敵な現場で素敵な役でした。いつもあまり褒めてくれない事務所スタッフも今回は褒めてくれてよかったです(笑)。現場のチームみんなで乗り越えてきた日々でした。また皆さんとご一緒できるように精進します!須崎功役・杉野遥亮コメント
皆さんと一緒に世の中にひとつの作品を送り出せたことで、改めて僕自身も学び直す期間になったと思います。またどこかでご一緒できたら、何かを作り出す仲間になっていただけたら嬉しいです。ありがとうございました!森本海斗役・坂東龍汰コメント
あっという間で、現場がすごく明るくて、すごく楽しい日々でした。連続ドラマで僕自身こんな大きな役を演じたのは初めてでしたが、森本海斗というキャラクターを皆さんに支えていただきながら作っていけたことが幸せでした。もっと大きくなって帰ってきます!栗木次郎役・前原滉コメント
本当に企業を立ちあげて、みんなで関係性を作り上げていっているような気分になりました。この仕事の大変さと楽しさをこの4か月で体験できたと思います。それは、芽郁ちゃんが先頭に立って走ってくれて、小鳥さんが引っ張ってくれて、功と海斗とメグが共にいてくれたからだと思います。ドリポニのノリを温かく見守ってくださったスタッフさんにも心から感謝します。倉田凛花役・石川恋コメント
凛花も最後、前を向けてよかったです(笑)!私自身もこの「ユニコーンに乗って」という作品に背中を押された日々でした。温かい現場の皆さんに会えなくなるのは寂しいですが、またご一緒できるように精一杯頑張ります! ありがとうございました!夏井恵実役・青山テルマコメント
最初オファーが来た時はどんな無茶ぶりかと思ったのですが、本当に楽しくて…たくさんのスタッフさんとキャストに心から支えていただきました。初めての連続ドラマが「ユニコーンに乗って」でよかったです。表現者として、人として、強くなれた日々でした。今日で「女優引退します!」と言おうと決めてました。でも、楽しすぎて、またみんなとどこかで会えたらと思うので、「休業します!」ありがとうございました!白金貴史役・山口貴也コメント
撮影期間がすごくあっという間の日々で、温かいキャストとスタッフの皆さんに恵まれて、僕もユニコーンに乗ってる気分でした。皆さんなら最後まで駆け抜けられると思いますけど(笑)!成川依里役・武山瑠香コメント
約4か月間お疲れ様でした。本当にたくさんの方が支えてくださって、なかなか演技のままならない私を永野さんはじめスタッフの皆さんが優しく教えてくださり、楽しかったです。また皆さんとご一緒できるように頑張ります!羽田早智役・広末涼子コメント
みんなのキラキラした、仕事に恋に頑張る姿が世の中の人の背中を押してくれるお話に参加できて嬉しかったです。今作では、早智のファッションもネットで話題になったり、他の現場でもたくさん声をかけていただけたり、とても楽しませていただきました。ありがとうございました!「ユニコーンに乗って」最終話あらすじ
サイバーモバイルとM&Aという形で手を組み、新たなスタートを切ったドリームポニー。念願の世界進出へ向けて動き出し、佐奈(永野芽郁)は充実した日々を送っていた。しかし、ふとした時に思い出すのは会社を去った功(杉野遥亮)のこと──“ビジネスパートナー”ですらなくなってしまった今、佐奈は功に連絡を取ることもできずにいた。心に空いた穴を誤魔化すかのように、ひたすら仕事に打ち込む佐奈だったが、無理がたたり体調を崩してしまう…。そんな佐奈にそっと寄り添う小鳥(西島秀俊)。佐奈の異変をずっと気にかけていた小鳥は、佐奈にある助言をする。
一方、新たな職場で夢を追い始めた功もまた、日常の中でふいに佐奈を思い出していた。蓋をしたはずの気持ちがぶり返し、もやもやを募らせる。ついに結末に向けて動き出す、佐奈と功、そして小鳥。戸惑いながらも、前に進んできた彼らが最後に見出す希望とは…? 大人の青春の行方に注目だ。
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