(上から)兼近大樹、藤野涼子、青木柚、中川大輔『モアザンワーズ/More Than Words』 キービジュアル (C) 2022 NJcreation, All Rights Reserved.

EXIT兼近大樹、連ドラ本格初出演 藤野涼子らと青春群像劇<モアザンワーズ/More Than Words>

2022.08.12 06:00

9月16日よりPrime Videoにて配信されるAmazon Original連続ドラマ『モアザンワーズ/More Than Words』のメインキャストとして、藤野涼子青木柚中川大輔兼近大樹EXIT)が出演することが決定。兼近の連続ドラマへの本格出演は初となる。

  

美しい青春群像劇「モアザンワーズ/More Than Words」

本作は、漫画家・絵津鼓による漫画『モアザンワーズ』(幻冬舎コミックス)、その後日譚である『IN THE APARTMENT』(大洋図書)という2つの原作が織りなす、愛し合う男性同士とそれを見守るひとりの女性の日々を綴る物語。

同じ高校に通う、親友だった美枝子(藤野)と槙雄(青木)。一緒に始めたバイト先で大学生・永慈(中川)と出会い、3人はつるむようになる。ある日、永慈が槙雄のことが好きだと言い出し、2人は結ばれることに。しかし周囲が交際に反対。槙雄と永慈を引き裂こうとするなか、美枝子は2人のために彼らの子供を産むことを決意。3人の特別な関係は徐々に変化していく。

そんな時、槙雄は幼なじみの朝人(兼近)と偶然再会し…。4人それぞれの友情がやがて愛情へと変わる日々を切なく、繊細に紡いでいく全10話。若者たちの痛々しいほどピュアで、美しい青春群像劇を、今注目の俳優たちの共演で描く。

話題作手掛ける2人が監督&脚本

監督は今作が連続ドラマ初監督となる小説家・橋爪駿輝。映画化が決定している「スクロール」(講談社)で小説家デビュー。YOASOBIのヒット曲「ハルジオン」の原作者としても知られ、フジファブリックなどのMVやCMを手掛ける映像作家としても注目されている。

脚本は「ラブジェネレーション」(96/フジテレビ)、「ラストフレンズ」(08/フジテレビ)、「恋なんて、本気でやってどうするの?」(22/関西テレビ)など、各時代の瑞々しい青春ラブストーリー、数々の話題作の脚本を手掛けてきた浅野妙子が務める。

兼近大樹が連ドラ初本格出演 藤野涼子らメインキャスト解禁

美枝子を演じる藤野は、映画『ソロモンの偽証』(16)で主演をつとめ、日本アカデミー賞新人俳優賞など数々の映画賞を受賞。数々のドラマ・映画に出演し、ギャラクシー賞受賞ドラマ『腐女子、うっかりゲイに告る』(19/NHK)でコンフィデンスアワード・ドラマ賞助演女優賞を受賞、『青天を衝け』(21/NHK大河)で主人公・渋沢栄一の妹役を演じたことも記憶に新しい俳優だ。

槙雄を演じる青木は、W主演を務めた『うみべの女の子』(21)、ジョニー・デップや真田広之らと共演したハリウッド映画『MINAMATA』(21)への出演や、『はだかのゆめ』(22)、『まなみ100%』(23)など多数の主演映画も控えている注目俳優。

永慈を演じる中川は、『MEN’S NON-NO』専属モデルとして活躍しながら、『仮面ライダーゼロワン』(19/テレビ朝日)、『ボイスⅡ 110緊急指令室』(21/日本テレビ)、『花嫁未満エスケープ』(22/テレビ東京)や、数々の映画、舞台での演技も評価されている。

後日譚で槙雄と愛し合う朝人を演じる兼近は、連続ドラマへの本格出演はこれが初でありながら、繊細な演技で不思議な男性同士の友情と愛情を表現する。

「モアザンワーズ/More Than Words」キービジュアル解禁

併せて解禁となったキービジュアルには、祈るような表情の美枝子を中心に、槙雄、永慈、朝人が触れ合う姿が描かれる。「彼らがずっと一緒にいられますように」愛し合う男たちの幸せが続くことを願い、2人の子供を産むという衝撃的な決意をする美枝子と、男たち4人の特別な関係を示すビジュアルになっている。(modelpress編集部)

藤野涼子(美枝子役)コメント

やっと、モアザンワーズをお届け出来る!という嬉しい気持ちです。皆様がどんなことを感じるのだろうかと、ドキドキしています。今の若者のリアルを感じて頂けると思います。

美枝子・マッキー・永ちゃんの関係性の変化にご注目ください。実際の撮影でも、役の気持ち、自分達の気持ちがリンクしていました。今作のほとんどはワンシーンワンカットで表現され、お芝居でも一瞬の気も抜けませんでした。全身全霊で挑んだ役を皆様に見て頂けるのを楽しみにしています。スタッフ、出演者が精一杯頑張ってつくりあげました。

青木柚(槙雄役)コメント

槙雄として過ごした日々は、色々な形の優しさが溢れて絡まって刺さって、まさに言葉では表せない瞬間の連続でした。撮影が終わった今でも、その人がその人であるという事を尊重する作品、マッキーという存在に出逢えた事の幸せを噛み締めています。全10話のドラマの中で、最初から最後までたっぷり槙雄を演じられたのも、贅沢な時間でした。彼らだけの特別な関係性とありふれた生活の行く末を、見守っていただけたら嬉しいです。

中川大輔(永慈役)コメント

1ヶ月間、京都で撮影に挑んだこの作品をお知らせすることができて嬉しいです。同性愛などのテーマに翻弄されながらも一生懸命に向き合って生きている登場人物達の姿が、この作品の魅力だと思います。その姿に共感して頂けたら嬉しいです。

原作では絵津鼓さんの優しい絵と軽やかな関西弁でお話が進んで行くのが魅力でした。ドラマではその原作の空気をベースにしながらもより登場人物が感情を剥き出しにしていたり、即興で掛け合いをするシーンでは素の自分が出てしまったり、そんな人間味が溢れているのがこのドラマの魅力だと思います。自分の中でとても大切な作品になりました。1人でも多くの方に届いてほしいです。

兼近大樹(朝人役)コメント

演じました。人に降りかかる何かは、個人の捉え方で大きくも小さくもどんな形にもなる。いざ新境地へ。

原作・絵津鼓コメント

まさか作品発表から何年も経って、ドラマ化のお話を頂戴するとは夢にも思いませんでした。企画が進みやりとりをする中で、いかに愛情を持って作ろうとしているかを伝えてくださり、信頼してお任せすることができました。素晴らしいキャストの皆さま、監督はじめスタッフの皆さまによって再構築された、若い彼らの等身大のさまを、友人の話のように思っていただけたら幸いです。

監督・橋爪駿輝コメント

思い返したくもない後悔。二度と経験したくない痛み。けど、過ぎ去ってしまえば、案外そういう時間こそかけがえなかったりする。青春という言葉で呼べたら、救いになる。生きている「いま」に繋がる。美枝子、槙雄、永慈、朝人。四人が過ごした大切な日々を、みんなで大切に紡ぎました。だから何度でも観て欲しいです。そしてこの作品が、観て頂けるあなたにとってすこしでも救いになっていますように。
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