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ディズニー実写版「美女と野獣」日本語吹替版キャスト11人発表 ベルはミュージカル界注目の“新世代の歌姫”<全キャストコメント>

2017.01.31 15:08

主人公・ベルをエマ・ワトソンが演じるディズニー実写映画『美女と野獣』(4月21日公開)の「プレミアム吹替版」キャスト発表会が31日、都内にて行われた。


11人のキャストが集結

珠玉のドラマはもちろんミュージカル・シーンにも期待が集まる映画であることから、かねてよりファンの間で「演技力だけでなく歌唱力も兼ね備えたキャスト」が切望されていた本作。その期待に応えるように、本作の吹替版には、映画、TVやミュージカル、舞台など日本のエンターテインメント界で活躍を見せる11名の豪華キャストが集結した。

ヒロインのベル役は、ミュージカル界の“新世代の歌姫”として支持される若手注目株の昆夏美に決定。舞台女優としてはもちろん歌手活動でも高い評価を受け、さらなる飛躍が期待されるなか、この度世界の女性が憧れる「ベル」役に抜擢された。

そんなベルと心を通わせ優しさを取り戻していく「野獣」役に選ばれたのは、舞台だけでなくドラマやバラエティなど幅広い活躍を見せる山崎育三郎。話題作への出演が続きお茶の間でも人気急上昇中の山崎が、ミュージカル俳優として培ってきた抜群の演技力・表現力で、繊細な野獣の声を演じている。

このほか岩崎宏美、村井國夫、吉原光夫、藤井隆、成河、小倉久寛、濱田めぐみ、島田歌穂、池田優斗という若手からベテランまで豪華キャストたちが脇を固める。

最初で最後のステージ

さらに同日行われた発表会では、総勢11名のキャストたちが、本作を代表する名曲「美女と野獣」の生歌パフォーマンスを披露。11名そろっての生歌披露は今回が最初で最後となり、空前のスケールで贈るエンターテインメントの幕開けにふさわしい、スペシャルかつ貴重な機会となった。

また、ビル・コンドン監督からは「本作はエマ・ワトソンやダン・スティーヴンスら豪華キャストが出演しますが、引けをとらないプレミアム吹替版キャストの声を聞いてとても興奮しています。特別な吹替版になると確信しています。私も楽しみにしています」とコメントが寄せられた。

以下、キャストコメント&プロフィール。

ベル役/昆夏美

確かな演技力はもちろんのこと、歌手としても活躍するほどの圧倒的な歌唱力で“ミュージカル界の歌姫”と称される若手ホープ。「ロミオ&ジュリエット」のジュリエット役でプロデビューし、その後も「ハムレット」「レ・ミゼラブル」「ミス・サイゴン」など、多数のミュージカル作品に出演中。本作では、世界中の女性が憧れるヒロイン・ベル役の吹替に大抜擢された。

<本人コメント>
幼い頃から『美女と野獣』の大ファンで、本作の実写版の上映が決まってエマ・ワトソンがベル役を演じるときいたときから、いちファンとして早く観たいと思っていました。今私がこの作品にたずさわれることが大変光栄です。ベルはディズニーのヒロインの中でも自立した強いキャラクターなので、そういう部分も考えながら収録に臨みたいです。世界中の女性にとって、本作の音楽やベルの黄色いドレスは憧れの象徴だと思います。その世界観が実写映画としてどう描かれるのか私も楽しみにしつつ、「プレミアム吹替版キャスト」11人みなさんとがんばっていきたいです。

野獣役/山崎育三郎

舞台・ミュージカル・シーンを牽引してきた実力派で、甘く気品溢れる歌声や表現力が絶賛される“ミュージカル界のプリンス”。現在は「下町ロケット」「突然ですが、明日結婚します」など話題のドラマやバラエティ、音楽ユニット「StarS」など幅広いフィールドで活躍中。本作では、ベルと心を通わせ優しさを取り戻していく野獣役を繊細に演じている。

<本人コメント>
この作品は単なる実写映画ではありません。今後100年語り継がれるエンターテインメントになります。そして本作の野獣は、今まで語られることのなかった悲しい生い立ちや繊細な部分などが描かれており、男性にも注目していただきたいです。このステージにいるミュージカル界のスーパースター11名で、『美女と野獣』をつくれることに感動しています。2017年最高のエンターテインメントをみなさん楽しみしていてください!

ポット夫人/岩崎宏美

「ロマンス」「聖母たちのララバイ」ほか多数のヒット曲で知られる人気歌手。デビュー時から抜群の歌唱力には定評があり、日本レコード大賞最優秀歌唱賞、日本歌謡大賞ほか数々の賞を受賞。「レ・ミゼラブル」などミュージカルでの活躍も高く評価されている。本作では、ベルたちを優しく見守る、ティーポットに姿を変えられたポット夫人の吹替を担当。

<本人コメント>
ディズニーの作品に参加させていただくのは夢の一つでした。ポット夫人は私の年齢にも近いですし、とても楽しみながらできる役だと思いあす。この年齢になってまだ勉強するんだという自分を見つけた時には、意欲も湧いて、素晴らしい仕事に出会えたと思います。可愛らしいベルにあたたかい気持ちを送りながら、ポット夫人役をがんばりたいです。

モーリス役/村井國夫

映画や舞台、ドラマやバラエティ番組など多方面で活躍するベテラン俳優。本作で吹替を担当するのは、ヒロイン・ベルの父にして発明家のモーリス。熟練の演技で娘思いなやさしい父親像を体現し、作品に温かみをもたらしている。

<本人コメント>
ディズニー作品は「ダンボ」や「バンビ」など白黒の頃から見てきたので、そんなディズニーの『美女と野獣』に参加できて、大好きな俳優ケヴィン・クライン(モーリス役)の役の吹替を担当できて光栄です。これからがんばって、父親役としてベルをたくさん愛して演じたいと思います。

ガストン役/吉原光夫

「劇団四季」時代から数々の話題作に出演、その確かな演技力で舞台を中心に俳優・演出家として活躍中。帝国劇場開場100周年記念公演『レ・ミゼラブル』では、日本公演の歴代最年少となる32歳で主演ジャン・バルジャン役を演じたことでも知られる。本作では人気キャラクターのひとり、乱暴でうぬぼれやながらどこか憎めないガストン役の吹替を担当。

<本人コメント>
劇団四季で『美女と野獣』のガストン役をやっていたので、本作はすごく思い出深い作品です。今回のガストン役では、人間らしさや欲深いものを出して演じていきたいと思います。

ル・フウ役/藤井隆

お笑い芸人として人気を誇る一方、ミュージシャンや俳優としても高い評価を得て活躍中。最近では、NHK大河「真田丸」(佐助役)や、TBS「逃げるは恥だが役に立つ」に出演し話題に。本作では、ガストンを慕う子分のル・フウ役の吹替に選ばれている。

<本人コメント>
この素晴らしいメンバーに入れていただいて光栄ですし、自分でも「なぜなんだろう」と思っています。ディズニーの作品は愛している方がたくさんいらっしゃるので、粗相のないように精一杯、いろんな方に教えていただいて、ガストンを盛り上げていきたいです!

ルミエール役/成河(そんは)

「ショーシャンクの空に」「アドルフに告ぐ」「100万回生きたねこ」など舞台を中心に活躍し、ブレイクがささやかれる若手注目株。連続テレビ小説「マッサン」、映画「脳内ポイズンベリー」など、映像作品にも多数出演している。本作では、燭台に姿を変えられたルミエールの吹替を担当。

<本人コメント>
ルミエールはディズニー映画に欠かせない、見ているひとすべてに愛していただけるような大好きな役なので、大切に演じていきたいです。時計に変わってしまったコグスワースの小倉さんと一緒に、素晴らしい作品を盛り上げていけるようにがんばります。

コグスワース役/小倉久寛

三宅裕司主宰「劇団スーパー・エキセントリック・シアター」の旗揚げに参加、以降数多くの作品に出演し、独特の風貌とコミカルな演技で人気を博す。現在も映画やドラマ、ナレーターや声優など幅広い活躍を見せている。本作では、時計に姿を変えられたコグスワース役の吹替を担当。

<本人コメント>
わたくしごとながら、結婚式の披露宴の入場曲が『美女と野獣』のテーマでした。この作品には並々ならぬ思いがあり、20年間頭から離れたことがないぐらいなので、今回かかわらせていただけて光栄です。こんな豪華なメンバーの中に入れていただいて感動しています。20年間の思いを込めて演じさせていただきますので、できるだけたくさんのみなさんに観ていただきたいです。

マダム・ド・ガルドローブ役/濱田めぐみ

劇団四季に入団し「美女と野獣」のベル役でデビュー。伸びのある歌唱力と高い演技力が評価され、同劇団では「ライオンキング」「アイーダ」「ウィキッド」などでヒロインを演じ、15年間看板女優として活躍。現在も舞台を中心に話題作への出演が続いている。本作では、タンスに姿を変えられたマダム・ド・ガルドローブの吹替を担当。

<本人コメント>
私は劇団四季で『美女と野獣』のベル役でデビューさせていただき、そのときからずっとこの作品は、私の中で切っても切り離せない、自分が帰るべき場所、思い出の宝箱の中に入っているひとつの宝石のような作品でした。今回ご縁があってマダム・ド・ガルドローブ役を演じさせていただきます。素敵なキャストのみなさんとともに、素敵な魔法をかけられるようにがんばりたいと思います。

プリュメット役/島田歌穂

子役デビューから舞台を中心に活躍。代表作「レ・ミゼラブル」では出演回数1,000回以上を誇り、賞の受賞や同作の世界ベストキャストに選ばれるなど、実力派女優として有名。音楽活動にも精力的で、ミュージカルはもちろんジャズからポップス、民謡まで幅広く歌いこなす。本作では、羽根ボウキに姿を変えられたプリュメットの吹替を担当。

<本人コメント>
『美女と野獣』の歴史的な実写映画に、素晴らしいキャストのみなさんと参加させていただいて胸がいっぱいです。プリュメットは羽ぼうきに姿を変えられた女性の役ですが、羽のように軽やかに、奔放に、ちょっとセクシーに、精一杯演じさせていただきます。

チップ役/池田優斗

NHK大河ドラマ「平清盛」、ミュージカル「エリザベート」、アニメーション映画「リトルプリンス 星の王子さまと私」の星の王子役など、話題作への出演で注目を集める子役俳優。本作では、ティーカップに姿を変えられたチップ役の吹替に抜擢されている。

<本人コメント>
やんちゃなチップのイメージを大切にして演じたいです。よろしくお願いします!!

(modelpress編集部)

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