竹内結子&大竹しのぶ、ディズニーアニメ声優に初抜擢 本人コメント到着(C)2015 Disney/Pixar.All Rights Reserved.【モデルプレス】

竹内結子&大竹しのぶ、ディズニーアニメ声優に初抜擢 本人コメント到着

2015.04.27 04:00

ディズニー/ピクサー長編アニメーション20周年記念作品となる最新作「インサイド・ヘッド」(7月18日公開)で竹内結子と大竹しのぶがディズニー初声優&初共演することが27日発表された。

「モンスターズ・インク」のピート・ドクター監督6年ぶりの最新作は、誰の中にもあるのに誰も見たことがない“感情”を主人公に、無限に広がる“頭の中”の世界を描いた感動の冒険ファンタジー。

今回、本作で登場するヨロコビ役を竹内が、カナシミ役を大竹がそれぞれ日本語吹替版の声優を務める。

ヨロコビ役竹内結子からコメント

竹内はオファーに対し、「まさか私がディズニーアニメーションの声を任されるとは思っていなかったんですね。でもいつも見ているのが好きだったので、その世界に自分の声が入っていると思った時にすごく嬉しかったです」と喜びを表現。

また、「(ヨロコビは)いつもポジティブに物事に向き合っているキャラなので、私が悩んじゃいけないと思って。自分自身が楽しいとか喜んでいる気持ちの何割増しか、かなりハイテンションでやってます」と役作りを明かした。

本編にはヨロコビ、カナシミのほか、ムカムカ、ビビリ、カナシミが登場するが、「その5つの感情のうち自分の中心にいるものは?」と聞かれると、「私はどっちかというとムカムカとビビリとカナシミが前方にきやすいと思います。でも子どもの頃は確かに私もヨロコビがメインでした」とコメント。

そして、もっと強かったらいいのにと思う感情については、「もっとビビリが前に出てきてくれないかなって今なら思います。イタズラ心を抑える、そんなことしたらこうなっちゃうよって注意してくれる誰かが自分にもほしかった」と茶目っ気たっぷりに答えた。

カナシミ役大竹しのぶからコメント

一方、大竹はオファーについて、「今度の新しいので頭の中の感情についての映画ができるというのは知っていたんですよ。すごい面白いと思って、感情たちが主人公になるというどんな映画なんだろうと思って、私は映画館ではなくてテレビで見たんですけれども、まさか自分が“どんな映画になるんだろう”という映画に出るなんて思ってもいなかったからすごく嬉しかったですね」と歓喜。

また、ディズニーの声優に対する印象については、「室井滋さんとお仕事をしていて、ニモに出てすごく楽しかったというお話は聞いていたのでのキャラクターの中のひとつを演じることができるのはすごく嬉しいなと思いますね」とコメントしつつも、「ただどこかで映画としてみたときに私の顔がわからないほうがいいんじゃないかな、顔が邪魔しちゃいけないというか思い浮かんじゃいけないというのがあるからそこがすごく難しいところでもあります」と不安を露わにした。

さらに、「自身の中でのカナシミの存在はどのようなもの?」という問いに対しては、「このカナシミちゃんは“悲しみ“でもかわいらしいし、でも悲しむということは実は甘えん坊な感じもするので悲しみに浸るというのは悲しみがあるからそこを抜けたときに喜びがあるという映画のテーマのひとつでもあるんですけれども、映画の中で悲しみを喜んでいる自分がいます」と持論を展開し、自身がカナシミに似ているかと聞かれると、「実際にそんなにカナシミちゃんではないです。どっちかというと、性格的にはヨロコビの方ですね」と述べた。

声優抜擢をした担当者は

2人を抜擢したディズニー担当者は、「ヨロコビは、どんな時も弾むように明るく前向きで、みんなをハッピーへと誘う感情です。カナシミはヨロコビとは対照的でマイナスな感情と思われがちですが、その存在理由に驚くべき秘密がある、ミステリアスな感情。どちらも、人間の中にある感情そのものを演じる非常に難しい役です」とコメント。

また2人ついては、「それぞれの感情を最大に引き出す高い演技力と、その感情にぴったりなイメージを兼ね備えた方にお願いしたいと考えました。映画やドラマ、舞台で活躍され様々な感情の役を演じられている竹内さん、大竹さんは、11才の少女ライリーと一緒に成長していくヨロコビ、カナシミという感情の機微や人生の深さをセリフで表現してもらえる唯一無二の女優だと感じています」と絶賛した。

長編CGアニメーション第一作目の「トイ・ストーリー」から昨今の「アナと雪の女王」など、日本語吹替版のクオリティの高さに定評があるディズニー/ピクサーの吹替版とあって、2人の声の演技に注目が集まりそうだ。(modelpress編集部)

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