歩くor走るどっちがダイエットに効果的?選ぶ上でのポイント
2017.01.12 07:00
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ウォーキングやランニングといえば、代表的なダイエット方法のひとつですよね。どちらも同じようなフォルムで、スピードが違うだけのようにも感じますが、実は大きな違いがあるのです。そこで今回は、「歩く」「走る」はどっちが痩せるのか、それぞれの特徴をご紹介します。
●ウォーキングのダイエット効果
ウォーキングはその名の通り「歩く」有酸素運動です。しかし、ただダラダラと散歩するだけではあまり効果はありません。ダイエットが目的の場合は正しい姿勢で行いましょう。
まずは背筋を伸ばして少し顎を引いた状態をキープします。このとき無闇に胸を張るのではなく、肩の力を抜いたまま体幹がまっすぐになるよう意識してくださいね。
足はつま先から離し、かかとから着地するようにします。歩幅は大きく、のびのびとしたイメージで歩くのがポイントです。
歩行スピードは心持ち早めで構いません。はじめは時速4~5km程度がオススメです。
消費カロリーは時速5kmの速さで1時間行うと230kcal程度になります。
曲を聴いたり景色を眺めたりしながら、腕を振ってリズミカルに歩を進めましょう。
またウォーキングを行うなら通勤・通学や買い物に行く道中がオススメです。これなら毎日何気無く取り入れることができますね。
●ランニングのダイエット効果
ランニングもウォーキングと同じく有酸素運動の一種です。消費カロリーは時速10kmを1時間で450kcal程度になります。
走り方に関しては、ウォーキングと同じくまっすぐな姿勢で行うようにしましょう。重心に傾きがあると姿勢を悪くするほか、膝や腰に大きな負担がかかってしまいます。
速さは時速8~10km程度が良いでしょう。息が上がってしまうとあまり効果が得られなくなるので、口角を上げて話せる程度の速度にするのがポイントです。
慣れてきてさらに速度を上げられそう、という場合は心拍数を目安にします。
ランニングのあとに首筋か手首に人差し指と中指を当てて脈を数えてください。20代の人であれば1分間に150~160程度になっていればそれが適切な速度です。
また走り終わりは急に立ち止まらず、ゆっくり速度を下げて、50m~100m程度歩いてからストレッチを行うようにしましょう。
●ウォーキングはこんな人にオススメ
ランニングとウォーキングを比べてみると意外とたくさんの違いがあります。ウォーキングは時間毎の消費カロリーこそランニングには劣るものの、リラックス効果や高血圧の防止など、体調を整える効果が期待できます。
一般的に身体に大きな負荷がかからないのはウォーキングの方です。筋肉や関節を傷める危険性がグンと下がります。
関節に問題を持っていたり、体質の問題で運動制限がある人はウォーキングがおすすめです。
●ランニングはこんな人にオススメ
ランニングはなんといってもウォーキングの約半分の時間でカロリーを消費することができます。忙しくてあまり時間を作れない、という人はランニングの方が継続しやすいかもしれませんね。
また、負荷をかける分心肺機能や筋肉が発達しやすく、脂肪を燃焼しやすい身体を早く作ることができますよ。
健康である程度体力のある人はランニングにチャレンジしてみてください。
ただし、筋肉痛などのトラブルもつきものなので必ずケアを行うようにしましょう。
いかがでしたか?
ウォーキングにもランニングにもそれぞれメリット・デメリットが存在します。自分の身体と相談して、よりスムーズに継続できる方を選びましょう。(modelpress編集部)
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