未読のまま3日→別れを覚悟した4日目、知らないアカウントから届いた1枚の写真に私は目を疑った
口げんかのあとに
彼とは付き合って1年、半年前から遠距離になりました。会えるのは月に一度で、普段はメッセージと通話でつながっています。
その日の通話で、私は次に会う日の予定をめぐって、つい強い口調になってしまいました。彼が少し黙ったところで通話を終え、しばらくしてから謝るメッセージを送ったのです。
「さっきはごめんね。言いすぎた」
彼はいつもならすぐに返事をくれる人です。ところが、その一通には未読の表示がついたまま。次の日になっても変わりませんでした。
つかない既読の文字
2日目、私はもう一通送りました。
「怒ってる?」
やはり、開かれた形跡はありません。彼のアイコンをタップしては、閉じる。それを何度も繰り返しました。
電話をかけようかとも考えました。けれど、もし出てもらえなかったら、それが答えになってしまう気がして、どうしても発信ボタンを押せません。
3日目、仕事の合間に長い文章を打っては消し、最後に残ったのはこれだけでした。
「もう終わりにしたいなら、はっきり言ってほしい」
送信して、スマホを伏せました。遠く離れた街で、彼はこの通知をどんな気持ちで眺めているのだろう。あるいは、もう見ることもないのかもしれません。
その日、部屋に戻ってから、2人で撮った写真のフォルダを開きました。消すかどうか決められないまま、画面を閉じたのです。
4日目の通知
4日目、出勤前に身支度をしていると、スマホが鳴りました。
画面に表示されたのは、アイコンも設定されていない、知らないアカウントからのメッセージです。
名前の欄には、ひらがなで彼の名前が並んでいました。
彼のいつものアカウントは、今もやりとりの一覧にあります。
開いてみると、私の3通には相変わらず未読の表示がついたままでした。知らないアカウントからの通知には、「写真を送信しました」とだけ表示されています。続けて、もう一通。
「見てほしい」
そして...
写真を開くと、聞いたことのない店の名前が印字された受付票でした。日付は、通話をした次の日です。
同じ名前の、2つのアカウント。いつものほうは3日間沈黙したまま、見覚えのないほうからは受付票が届いている。私は玄関に立ったまま、目を疑いながら2つの画面を見比べました。
「本当に、あなた?」
見覚えのないアカウントから届くまでの3日間、彼はどこで何をしていたのでしょうか。
(20代女性・美容師)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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