「久しぶり!」3年ぶりの同級生から届いた連絡→私が返した一言のあと、グループが動きました
3年ぶりに届いた「久しぶり!」
高校の同級生5人で作ったグループチャットは、卒業後も近況を伝える程度には続いていました。
ただ、彼女がそこへ書き込まなくなってから、もう3年ほどたっています。
そんな彼女から、突然個別に連絡が来ました。
「久しぶり!元気にしてる?」
続けて、
「私、今すごくいい仕事を始めたんだ」
そして間を置かず、
「絶対に損はさせないから、一度だけ話を聞いてほしい」
と届きました。
最初の「久しぶり!」を見たときは、懐かしくてそのまま返事をしようとしました。
でも、最後まで読むと、すぐには返信する気になれませんでした。
私の呼び名が、どこにもなかったからです。
高校時代の彼女は、いつも私をあだ名で呼んでいました。
それなのに、3年ぶりの連絡は、誰に送っても成立するような内容でした。
「元気だよ」と返す時間さえないまま、仕事の話まで届いています。
久しぶりに話したかったのではなく、仕事の話をする相手として連絡されたのかもしれない。
そう思いました。
返したのは、断りの説明ではありませんでした
最初は、きちんと断ろうと思いました。
今は興味がないこと。
詳しく聞くつもりもないこと。
久しぶりに連絡をもらったのに、こういう形なのは少し残念だったこと。
いくつも書いては消しました。
長く説明すれば、その内容への返事がまた来る気がしました。
結局、送ったのはこれだけです。
「久しぶり、だけなら返してた」
送ると、すぐに既読がつきました。
でも、返信はありませんでした。
少し冷たかったかもしれないと思いました。
それでも、「今度会って話そう」と続けられるよりは、自分の気持ちをそのまま伝えたかったのです。
私は個別の画面を閉じました。
動いたのはグループチャットでした
しばらくして通知が鳴りました。
今度は、5人のグループチャットです。
書き込んだのは彼女でした。
「このグループのみんなに、同じ文を送りました。ごめん。この話はもうしません」
それを読んでいるうちに、別の同級生からも返事が入りました。
「私にも来てた。言ってくれてよかった」
私だけに送ったものではなかったことが、そこで初めて分かりました。
だからといって嫌だった気持ちがなくなったわけではありません。
ただ、彼女が少なくとも自分からグループへ書き、同じ話を続けないと伝えたことは分かりました。
私は少し迷ってから書きました。
「仕事の話じゃない近況なら、また聞かせて」
彼女から返ってきたのは、
「うん。今度は自分の言葉で書く」
という短い返事でした。
そして...
彼女との個別の画面は、今も「久しぶり、だけなら返してた」で止まっています。
昔と同じ関係に戻ったわけではありません。
彼女が今の仕事を続けているのかどうかも、その後は聞いていません。
ただ先日、久しぶりにグループチャットへ彼女から写真が上がりました。
近所に咲いていた花の写真でした。
仕事の説明も、誰かへの誘いもありません。
私はその写真に、
「これどこで撮ったの?」
と、高校時代と同じあだ名を使って返しました。
彼女から、
「駅の裏。久しぶりに通ったら咲いてた」
と返事が来ました。
3年前までなら、それだけで終わっていたようなやり取りです。
今は、その普通のやり取りが少し懐かしく感じます。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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