「返事はいらないから、読んだかだけ教えて」。夫に送った日も、既読は夜でした
既読は、いつも1日の終わりに
結婚して3年になる夫は、帰りが遅く、私が寝たあとに戻ってきます。出るのも早いので、平日に顔を合わせて話すことはほとんどありません。だから家のことはメッセージで伝えるしかないのに、夫は日中それを開きません。「換気扇の業者さん、来てくれたよ」と報告しても、反応はありません。まとめて既読がついたあとに返ってくるのは、決まって「了解」だけ。この短い返事を見るたび、私の連絡は後回しでいい荷物なのだと言われている気がしました。
都合を聞いた日も、返事は「了解」でした
掃除機をかけ終えたころ、「土曜、母がうちに寄りたいって。都合どう?」と送りました。答えがなければ母に返事ができません。何度か画面を開いても、未読の印は動かないままでした。夕方を待たずに母へ電話をかけ、日を改めてもらってから、私は「母には、別の日にしてもらったよ」と続けて送りました。その晩、他に送ったメッセージとまとめて既読になり、届いたのはやはり「了解」でした。予定を動かしたのは私なのに、そのことには一言も触れられていませんでした。
最後に送った、短い1通
この日を境に、都合を聞くのはやめました。ただ、日中何を送っても既読にならないのは堪えました。深夜のまとめ読みは、私の3通を1つの作業として片づけた印にしか見えません。だから数日おいて送ったのが「返事はいらないから、読んだかだけ教えて」でした。せめて届いたメッセージを、1通ずつ読んでほしかったのです。その晩、夕飯を食べ終えたころ、いつもよりずっと早い既読に続いて届いたのは、「本当は通知で読んでた。ためて返すのが楽で、家のことは後でいいって、どこかで順番を決めてた。ごめん」という、彼にしては見たことのない長さの返事でした。読み返しながら、私も既読までの時間を測って、夫の気持ちを決めつけていたのだと気づきました。
そして...
数日後、買い物の途中で「お義母さん、駅まで俺が迎えに行く」と届きました。日のあるうちに返事が来たのは、初めてのことでした。優先順位を決めていたのは夫ですが、既読の速さで愛情を測っていたのは私です。今は送ったあとに画面を伏せて、夕飯の支度に取りかかるようにしています。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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