「俺は、お前のシモベじゃない」妻に頼まれたものをわざわざ買わなかった俺、話し合いで認めたこと
「了解」と返したあとで
届いていたのは、
「200円くらいの牛乳と、いつものヨーグルトだけお願い」
という内容でした。俺は「了解」と返しました。ところが牛乳売り場へ行くと、200円ほどの商品より、少し高い牛乳のほうがおいしそうに見えました。ヨーグルトも、妻が指定したいつものものではなく、新しく並んでいた商品が気になりました。娘が決まったものしか食べないことは聞いていました。それでも、「たまには違うものでも食べるだろう」と、自分の判断を優先しました。ただ、それだけではありません。妻に指定されたものを、そのままかごへ入れることに抵抗がありました。
妻から届いた質問
次の日、妻からメッセージが届きました。
「どうして頼んだものを買ってこないの?理由をちゃんと知りたい」
責められているように受け取った俺は、
「こっちの方がおいしそうだったから」
と返しました。続いて、牛乳の価格は家計を考えて決めていること、娘はいつものヨーグルトしか食べないことが書かれたメッセージが届きました。言っていることは分かります。それでも、妻の説明をそのまま認めることが、自分を否定されることのように思えました。気づけば、こう送っていました。
「お前のためにやってあげてるのに!」
送ってしまった本音
そのまま、
「頼まれたものをそのまま買うのって、パシリみたいで嫌なんだよね」
「俺は、お前のシモベじゃない」
と送りました。後から自分のメッセージを読むと、妻は最初から家計と娘の話をしています。それなのに俺が気にしていたのは、自分が指示された側に見えるかどうかでした。ただ、本当は妻の言う通りに買うことを「負け」のように考えていたのだと思います。
そして...
週末、俺から話す時間を作りました。最初に、
「頼まれた通りに買うのを、負けたみたいに考えてた。ごめん」
と伝えました。妻から返ってきたのは、
「勝ち負けの話じゃなくて、家族が必要なものの話だよ」
という言葉でした。その通りでした。買い物を誰が指示したかではなく、家族に何が必要なのかを確認する話だったのです。売り場で別の商品が気になったときも、勝手に変更せず、写真を送って聞くようになりました。指定された商品を買うことと、誰かの言いなりになることは別です。その区別をつけられていなかったのは、俺のほうでした。
(30代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
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