「誕生日くらい祝ってくれてもよくない?」1万5000円の財布を頼んだ私が思い出した去年の贈り物
軽いつもりで送ったお願い
もうすぐ自分の誕生日で、前から目をつけていた財布がありました。1人で買うには高いけれど、仲のいい2人が分けてくれたら現実的な金額になる。そう考えて「この財布が欲しいの」「みんなで割れば安いよね」と続けて送信しました。共通の友人も賛成してくれるだろうと、相手の予算を聞く前から決めつけていました。
動き出したグループチャットと短い返信
共通の友人が乗ってくれて、3人のグループチャットには「1人7,500円でどうかな」と届きました。ところがグループチャットでの反応はなく、友人から個別に「ごめん、2人で3,000円くらいにしたいな」と届きました。その言葉を、私は自分の誕生日を軽く扱われたように受け取りました。そして勢いのまま、「誕生日くらい祝ってくれてもよくない?」と送ってしまいました。
返ってこない返事と去年の記憶
送ってしまってから、今度は友人からの返信が止まりました。既読の表示だけが残る画面を見ながら、思い出したのは去年の友人の誕生日です。あのとき私は、お金に余裕がないことを理由に、雑貨店で選んだ500円のハンドタオルを渡していました。渡したあとも、簡単な贈り物で済ませてしまったことは気になっていました。ただ、自分は無理のない金額を選んだのに、友人には高い負担を求めている。その矛盾に気づいたのは、メッセージを送ったあとでした。謝罪を書いてみても、自分の事情を説明する言葉ばかりが増えました。文章を消し、通話で話すことにしました。
そして...
数日たって、私は通話をかけました。「自分は去年、無理のないものを選んだのに、今回は予算も聞かなくてごめんね」。電話の向こうの友人も、言いにくかった気持ちを話してくれました。プレゼントについては3人で話し直し、友人と共通の友人が1,500円ずつ出して、3,000円の小物入れを贈ってもらうことになりました。今は欲しいものを伝える前に、相手の予算を聞くようにしています。
(20代女性・販売職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
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