報告は毎回「既読だけ」、会議室の前で聞いた上司の言葉に動揺してしまった
返事のない報告
事務職として働く私は、業務の締めに上司へ進捗報告を送っていました。ミスを減らすために変えた手順や、締め切りより早く納品できた案件も、その報告へ記載しています。しかし、上司から返ってくるのは既読の表示だけでした。隣の席の同僚には、上司から雑談を交えた返信が届いています。
私の報告には、返すほどの内容がないのだろうか。既読だけが残る画面を見るたび、工夫した点まで書く必要はないのかもしれないと考えるようになりました。
会議室の前で聞いた評価
資料を届けるため会議室へ向かうと、扉が少し開いていました。中から聞こえたのは、他部署の担当者の声です。
「この報告書、見やすいですね」
続いて、上司が答えました。
「うちの部下がまとめた形式なんです」
私が毎日送っている報告の形式を、上司は他部署へ説明していました。読んでいないと思っていたため、会議室へ入るタイミングを逃し、資料を持ったまま廊下で会話が終わるのを待ちました。
評価されていたことへのうれしさよりも、なぜ本人には何も伝えてくれなかったのかという疑問が残りました。
「読んでいますか」と聞いた日
終業後、私は上司の席へ行きました。
「私の報告、読んでいただけていますか」
上司はパソコンに報告の一覧を表示し、画面をこちらへ向けました。
「全部読んでる。直すところがないから、返してなかった」
読まれていたことには安心しました。それでも、褒められたとは受け取れませんでした。返事がない間、私は自分の報告に価値がないと思っていたからです。
上司は私の説明を聞き、「何も返さないと、そう見えるのか」と答えました。読んでいることと、それを本人へ伝えることは別だと、初めて考えたようでした。
そして...
次に送った報告には、「確認した。ありがとう」と返信が届きました。長い評価がほしかったわけではありません。読んだことが分かるだけで、報告へ工夫した点まで書く意味は変わりました。今も、もっと早く自分から聞けばよかったとは思います。
ただ、私が聞く前に、上司から伝えてほしかったという気持ちも残っています。それ以降、報告の横に既読だけが並ぶことはなくなりました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
役所の窓口で【離婚届】を提出するが「え…」次の瞬間⇒まさかの現実を告げられ…背筋が凍りつく!?愛カツ -
妻の出産立ち会い中…「早く帰りたい」スマホゲームをする夫!?しかし直後⇒夫が真っ赤に染まった話Grapps -
エリートと結婚した妹を甘やかして姉を家政婦扱いの両親!だが姉が婚約者を連れてきた結果…妹夫「なんであなたが…」愛カツ -
「少しくらい詰められる」優先エレベーターに割り込んだ女性と鳴り続けるブザーハウコレ -
【誕生月別】「無言でも気まずくならない」沈黙が心地いい女性ランキング<最下位~第10位>ハウコレ -
男性の誕生月でわかる!買い出しデートでの「役割分担」<1月〜6月>ハウコレ -
【血液型別】遠距離恋愛で発揮される「あなたの強み」<A型・AB型>ハウコレ -
「あの日に言われたから、OKした」男性が告白を受け入れやすい最高の瞬間とはハウコレ -
共働きで、残業だった妻に「飯は19時までに作れ!」次の瞬間⇒妻が“ゾッとする行動”に出て「お、おい?やめろよ…?」Grapps