「最寄りどこ?」同い年のネッ友から届いた誤送信、私がブロックした理由
趣味の話だけだった数か月
SNSの趣味アカウントで知り合った相手と、数か月メッセージを続けていました。好きな作品の話が合い、プロフィールには私と同じ画材の写真が載っていました。
年齢を聞くと、相手は「同い年だよ」と答えました。顔も本名も知らないまま、投稿したイラストの感想を送り合う関係が心地よかったのです。
ただ、私がどの時間帯に送っても返事はすぐに届きました。同い年だと言うわりに、年齢について話を広げると別の話題へ移ることもありました。その頃は、話したくないこともあるのだろうと考えていました。
駅名まで並べた誘い
ある日、作品の話をしている途中で「最寄りどこ?」と届きました。続けて「画材屋、一緒に巡ろうよ」と誘われます。
私は会ったことのない相手へ住んでいる場所の見当を伝えたくなくて、「機会があれば」と返しました。すると相手は、待ち合わせに使えそうな駅名をいくつも並べ始めました。
話題を作品へ戻しても、誘いは数日おきに届きます。はっきり断ればよかったのですが、趣味のつながりまで切れるのが惜しく、曖昧な返事を続けていました。
取り消された誤送信
チャットに「今回の子は慎重だね。ゆっくりでいい」と届いたのは、その後です。メッセージはすぐに取り消され、「ごめん、別の友だちに送るやつだった」と続きました。
「今回の子」という言い方が引っかかり、私は履歴をさかのぼりました。年齢の話を避けたこと、私が送る時間にかかわらず返信が届いたこと、断っても駅名を並べたこと。それまで別々に見えていた違和感がつながりました。
相手がほかの人にも同じ接し方をしているのか、実際には何歳なのか、確かめる方法はありませんでした。それ以上やり取りを続ける理由も見つかりませんでした。
そして...
「別の友だちに送った」という説明には返さず、私は「もう大丈夫です」とだけ送りました。そのあと、相手のアカウントをブロックしました。
作品の感想が本心だったのかは、今も分かりません。ただ、趣味が合うことと、住んでいる場所を教えてよいことは別でした。
新しく知り合った相手から住んでいる場所を聞かれたときは、曖昧に濁さず断るようにしています。「今回の子」という言葉を見たときの違和感を、無視しないためです。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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