「いてもいなくても同じ」と妻に言われた俺が、日曜だけの逢瀬で埋めようとしたもの
家の中で名前を呼ばれなくなった俺
娘が生まれてから、我が家の空気は完全に変わりました。妻は育児で疲れきり、俺が話しかけても目を合わせる余裕はなく、俺の帰宅を待たずに寝てしまう日が続きました。ある会話で「明日も帰り遅くなる」と俺が伝えると、妻は「いてもいなくても同じ」と返しました。
俺は反論もせず飲み込みましたが、その一言だけが心に残り、その週のうちに俺はマッチングアプリを入れていました。
日曜日だけの、もう1つの居場所
アプリで出会った彼女は、俺より若く、笑顔がきれいな人でした。最初は連絡先だけを交換してすぐ切るつもりでした。それでもいざ会うと、結婚指輪を外すのが習慣になりました。
会えるのは毎週日曜日だけ、平日のやりとりも短めに。「仕事が忙しい」という言い訳は、家の中では妻の顔を見ないための言葉に、外では彼女に嘘をつくための言葉になっていきました。彼女が笑うと、家では消えかけていた自分の輪郭が、少しだけ戻ってきた気がしました。
妻がテーブルに並べた、スクリーンショット
3か月が過ぎたころ、彼女は俺と会うのをやめました。同じ時期、妻から短い連絡が届きました。
「話がある。早く帰ってきて」
家に着くと、テーブルの上には俺と彼女のメッセージのスクリーンショットが並んでいました。妻は俺を責めるかわりに、ただ「どうするか、自分で決めて」と俺の目を見て言いました。俺は「本当にごめん。生まれたばかりの子どもとは離れたくないんだ」と、この3か月ずっと妻に言えずにいた言葉を、頭を下げながら繰り返していました。
そして...
娘のためだと自分に言い聞かせて、俺は家に残ることを選びました。妻もそれを受け入れたかたちですが、あれ以来、俺の名前を呼ぶ声は家から消えました。夕食も別、寝室も別、休日の予定も別。玄関を出るとき、俺は自分の靴を自分で並べます。娘が「パパ」と呼んでくれる声だけを頼りに、俺は今日も家を出ています。
(30代男性・営業職)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
関連記事
「コラム」カテゴリーの最新記事
-
結婚式の二次会で…夫「お前と離婚する」⇒だが妻「その言葉を待ってたわ」不敵な笑みを浮かべるワケ愛カツ -
夫「飽きたから離婚しよ」妻「別にいいけど」⇒だが離婚手続きが完了した瞬間に夫がフリーズしたワケ愛カツ -
親友の結婚を喜べなかった私が、「おめでとう」より先に送った本音ハウコレ -
倒れた嫁に…義母「病人のフリするな!」しかし⇒「名前言える?この子…」救助者が告げた事実に、血の気が引く!?愛カツ -
チャラ男が腕をつかみ「俺と遊ぼうぜ」⇒だが「早く逃げて!」女性が青ざめ出した理由愛カツ -
浮気した元夫が5年後…娘に【父親面】!?しかし次の瞬間⇒娘「なにこれ…」“元夫の様子”に違和感を覚えた話愛カツ -
【星座別】ハンカチを必ず持ってる♡身だしなみ意識が高い女性ランキング<第1位〜第3位>ハウコレ -
【星座×血液型別】「覚えててくれたの?」記念より日常を大切にする女性ランキング<第1位〜第3位>ハウコレ -
【星座別】8月下旬、秋の恋を先取りする女性ランキング<第1位~第3位>ハウコレ