「猫飼ってます」の本当の意味を、相手へ伝えた結果
商品ではなく、猫の話
フリマサイトのプロフィールに「猫飼ってます」と載せています。出品した物品にどんなに気をつけていても、猫の毛がつくかもしれないので、猫アレルギーの方への配慮として書いたものでした。購入前に判断してもらえればと思って足した一言で、載せてから半年、誰かに触れられたことは1度もありませんでした。
「プロフィールに猫飼ってますって書いてあったので、思わずメッセージしちゃいました」
商品と関係のないメッセージは初めてで、少し迷いながら「ありがとうございます、猫お好きなんですね」と返しました。
メッセージ欄が猫アルバムに
「何歳の子ですか?」と聞かれ、「もうすぐ3歳のキジトラです」と返しました。「キジトラ、かわいいですよね。実家でも飼ってたんです」と続いて、そこから猫の話が止まらなくなりました。
日向ぼっこの定位置、爪とぎの好み、鳴き声のクセ。こちらが写真を送ると、相手も実家の猫の写真を送ってくれました。気づけばメッセージ欄が猫の写真で埋まっていて、出品した商品のことはお互い忘れていました。
あの一言の本当の意味
話が続くほど、1つ気になることがありました。この方はきっと、「猫飼ってます」を猫好きのアピールだと思っている。猫が好きな人とこうして話せるのはうれしい。ただ、あの一言の意図が伝わっていないまま終わるのは申し訳なくて、写真を送り合ったあとで伝えることにしました。
「あのプロフィール、猫アレルギーの方への注意書きで載せてるんですよ」
送信して、相手の返信を待ちました。
そして...
返信が届いたのは数分後でした。
「え、そういう意味だったんですか」
続けてもう1通、「でも教えてもらえてよかったです」
そのあとに猫の肉球のスタンプが1つ届いて、画面の前で少し笑いました。プロフィール欄の「猫飼ってます」はそのままです。ただその下に、窓辺で丸くなるキジトラの写真を1枚足しました。
(20代女性・事務職)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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