下見のつもりで取った一名の席→彼女をいちばん不安にさせたのは俺の沈黙だった
伝えたかったのは店のこと
彼女とは付き合って2年になります。最近は仕事に追われて、会う約束を後回しにすることが増えていました。彼女が気を使ってくれているのも分かっていました。
このままでいいのかと考えることが増え、1回落ち着いて自分の気持ちを整理したいと思いました。その場所として、前から気になっていた店のカウンターを1名で予約しました。
下見も兼ねていました。雰囲気が良ければ、次は彼女を連れて行きたい。そう思って、店のリンクと「今度ここ行ってみない?」というメッセージを送りました。自分の予約確認画面まで送っていることに、そのときは気づいていませんでした。
返事を止めた理由
彼女からは「いいね、いつにする?」と返ってきました。喜んでくれたのが分かりました。けれど俺は、日付を決める前に、自分の迷いを整理したいと思ってしまいました。
別れたいわけではありません。ほかに会う人がいたわけでもありません。ただ、忙しさを理由に彼女を後回しにしている自分が、このまま誘っていいのか分からなくなっていました。
その結果、「ごめん、ちょっと考えたいことがあって」と返しました。店のことも、1名分の予約のことも説明しないままです。彼女がどう受け取るかより、自分の迷いを隠すことを優先していました。
カフェで聞いた彼女の不安
翌日、カフェで会うと、彼女は「1人で行くつもりなのかと思った」と言いました。予約の人数を見て、自分が外されているように感じていたのだと分かりました。
俺はそこで、あの店は彼女と行く前に1回下見をしておきたかったこと、予約確認のリンクを送ったのは手違いだったことを話しました。言えばすぐに済むことでした。
でも、彼女を不安にさせたのは席の数だけではありませんでした。俺が迷いを抱えたまま説明を止めたことが、彼女に余計な想像をさせていました。下見の予約より、そのあとの沈黙が問題だったのだと思います。
そして...
俺は「最近、自分のことで余裕がなくて悪かった」と伝えました。彼女は責めませんでした。でも、だからこそ自分が省いた説明の重さが分かりました。
その場で、次は2人の名前で予約を取り直しました。下見をしてから連れて行くより、最初から一緒に選ぶほうがよかったのかもしれません。
気持ちを整理したいときほど、相手には何も伝わりません。次に迷うことがあったら、予約画面を隠すより先に、自分が何に迷っているのかを彼女に話したいと思います。
(20代男性・会社員)
本記事は、読者アンケートに寄せられた実体験をもとにした本人視点の記事を参考に、相手側の心情を想定して制作しています。実際の相手本人への取材ではなく、編集部による解釈を含みます。
(ハウコレ編集部)
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