「エアコン、全然掃除してないでしょう」ダメ出ししかしてこない義母→私の本音があふれ出た結果
「終わった」と言えない掃除
義母と同居を始めて2年、私はリビングの掃除を手伝うようになりました。床を乾拭きして、テーブルを片付けて、ひと通り終えたつもりでも、義母の確認が入ると話は変わります。
「乾拭きだけじゃなくて、水拭きもしてちょうだい」
続けて、「エアコン、全然掃除してないでしょう」と。指摘はいつも、できていない場所から始まります。やった部分をねぎらう言葉は、一度も返ってきたことがありません。
認められない頑張り
換気扇も、サッシの溝も、気づいたところはやっているつもりでした。それでも義母の目には、いつも足りない場所ばかりが映っているようでした。
手伝うほどに指摘は増え、私の掃除はまるで毎回不合格のようでした。完璧にできないなら、いっそ何もしないほうがいいのかもしれない。そんな考えがよぎるほど、自信は少しずつ削られていきました。
良かれと思って始めたことが、いつのまにか気の重い役目に変わっていたのです。
こぼれてしまった本音
ある休日、いつものように足りない場所を並べ始めた義母に、私はとうとう言ってしまいました。
「私なりに、ちゃんとやっているつもりです」
声が思ったより尖っていて、自分でも驚きました。義母は口をつぐみ、しばらく黙っていました。そして、ぽつりとこう言ったのです。
「やってくれたところを、ちゃんと見てなかったわね」
足りない場所ばかり探して、できている場所を見ようとしていなかった。義母がそう認めるのを、私は初めて聞きました。
そして...
それでも義母は、「次からは、水拭きも一緒にやりましょう」と続けました。エアコンの掃除には段取りがあるからと、今度教えてくれるそうです。
私はといえば、見えるところだけを片付けて、面倒な場所を後回しにしていたのも事実でした。義母の指摘は、きつくはあっても的外れではなかったのです。
「これからは、わからないところは聞きます」
そう伝えると、義母は小さくうなずきました。完璧に分かり合えたわけではありません。それでも、足りない場所を一緒に埋めていけたらと思います。
(30代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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