1対1の交換で先に送った私に「ものには相場があるので」と後出し要求→推し活7年で一番冷めた私の返信
1対1で、と決めた交換
この作品を追いかけて、もう7年になります。同じ熱量で語れるフォロワーは貴重で、そのうちの一人と交換の話が持ち上がりました。私が交換の募集を投稿すると、すぐにダイレクトメッセージが届いたのです。
「はじめまして。私のアクスタと1対1で交換してもらえませんか」
丁寧な文面だったので、こちらも気持ちよく「はい、それでお願いします」と返しました。
お互いの推しは違いますが、ずっと探していたものを持っている相手でした。発送はどちらが先かという話になり、私が先に送ることになりました。
疑う理由もありません。きれいに梱包して、ひとこと添えて送り出したのです。
「届きました」のあとに続いた要求
二日後、相手から通知が届きました。無事に着いたお礼だと思って開くと、文面の空気が変わっていました。
「届きました。でもこれ、再販されたものですよね」
たしかに私のアクスタは、少し前に再販がありました。けれど交換を決めたとき、レートの話は一度も出ていません。続けて届いたメッセージを見て、言葉の意味をのみ込むのに時間がかかりました。
「もう1個付けてもらえませんか」
私のぶんは、もう相手の手元にあります。先に送ったほうが、こうして条件を上書きされるのか。納得のいかなさが、じわじわと広がっていきました。
相場の話を持ち出されて
少し考えて、私は事実だけを返すことにしました。
「1対1って、最初に約束しましたよね」
追加するつもりはありません。後出しで価値の話を持ち出されて応じてしまえば、約束そのものが意味をなくしてしまう気がしたからです。返ってきたのは、こんな一言でした。
「ものには相場があるので」
約束よりも相場が上に来る。その考え方に、ついていけませんでした。それでも攻撃的にならないように、私はもう一度だけ打ちました。
「相場が気になるなら、送る前に言うべきでしたよね」
そのあと、こちらのメッセージは届かなくなりました。アカウントを見にいくと、私はブロックされていました。
そして...
送ったアクスタは戻ってきませんでしたが、不思議と惜しくはありませんでした。あの程度の損で、約束を平気で覆す人と縁を切れたのなら、むしろ安いものです。
あの「ものには相場があるので」という一言が、どんなつもりだったのかは今でもわかりません。けれど、もう考える気にもなりませんでした。私は約束を守っただけだったから。
それからは、募集の文面に条件を全部書いてから取引するようにしました。たったそれだけで、その後の交換はどれも気持ちのいいものばかりです。あの人と縁が切れて、私の推し活はようやく軽やかになりました。
(20代女性・会社員)
本記事は、ハウコレ読者への独自アンケートに寄せられた実体験をもとに制作していますが、個人が特定されないよう、一部設定を変更しています。
(ハウコレ編集部)
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