今恋愛を刺激する“エロ切ない”究極のギャップとは

ギャップで惹かれる理由とは

恋とはするものではなく、落ちるもの。男女ともに「ギャップのある人に惹かれる」とよく言われていますが、人は予想外の出来事に直面したり普段とは違う意外な一面を見ると、より鮮烈な印象が残ってしまうから。そこから「もっと知りたい！」「自分だけに見せてほしい！」と駆り立てられ、徐々に恋愛感情が生まれていくとのこと。

なかでも特に恋に落ちやすいと言われているのは“エロさ”に隠されたギャップ。普段はおとなしそうで純粋なのに、なんだか妙にエロい。妖艶で危険な香りがあるのに、実際は誠実で一途。このように純粋さがあるからエロさが際立ち、妖艶な色気があるからこそ、時に誠実な面が輝きより切なく印象づける…といったように“エロさ”のギャップには相互の魅力をより輝かせる効果も。また本能と理性の両面から強く惹かれるので虜になりやすく、中毒のようにゾッコンになりやすいとも言われている。

壮絶さの中に感じる愛、ピュアな魅力とは

ストレートに打ち出すエロティックな魅力と、相反するピュアなギャップを垣間見せ誘惑するのは人気アーティスト「Acid Black Cherry」。そのAcid Black Cherryが、4枚目となる最新アルバム「L－エル－」（2月25日発売）をリリースした。編集部は、発売に先駆けて行われた先行試聴会に参加しつつ、早速そのアルバムを入手。同作は波乱の人生を送った一人の女性“エル”の愛をテーマに、その人生を綴った壮絶なストーリーと楽曲が絡み合うコンセプトアルバム。ラストには思いもよらなかった衝撃の展開も。

女性目線で描かれた歌詞はとにかく感情移入しやすく、「傷つきたくないから愛さない」、「こんなにも幸せすぎるのに こんなに怖いのはなぜ？」（「眠れぬ夜」より）「愛って思ってた以上に痛い それなのに なぜ求めてしまうの？」（「liar or LIAR?」より）など、さまざまなシチュエーションで起こる恋愛の葛藤や切なさに優しく寄り添う。また本能のままに「sexと踊り 脳を貫いて 夜をまとえば またエストエムが 絡まり合い 快楽の先 迷路」、「あなたを今 私の中で 生かせて 仕舞いたい」（「エストエム」より）と美しくも過激なフレーズにドキドキしてしまうことも。透明感あふれるボーカルyasuの唄声は時に切なく、愛しく変化し独自の世界観を鮮やかに彩っていく。

アルバム全体を通して、どことなく危険な香りや妖艶でエロティックな雰囲気が漂うものの、美しい愛が見え隠れし深みにハマっていく。また何度傷つけられどんなに深く傷つけられても再び愛を求める“エル”の儚げな姿には、切なさを抱きながらも希望へと変わりどこか癒され翻弄されてしまう。

ファンの間では早くも中毒者が続出

14日、都内にて行われた先行試聴会イベントでは多くのファンが殺到。一足先に新作アルバムの世界観にどっぷりと浸かったファンは「始まった瞬間から鳥肌が止まらなくてもうなんか感情がやばい 色々書きたいけど伝える言葉が出てこない とにかくすごいとしか言えない」という大興奮の声や、「愛する人がいる誰もが思う感情を　言葉にして音にのせて心に響く音楽になって涙がとまりませんでした」、「“一度でも誰かを本気で愛したことがある”のなら、どこかで必ず共感できるアルバムになっています」と感動と絶賛の渦に包まれ、発売前から早くも中毒者が続出。愛知、福岡、広島、札幌、大阪と6ヵ所で開催された。

最新アルバム「L－エル－」（2月25日発売）では、すでにリリースされた楽曲「Greed Greed Greed」、「黒猫 ～Adult Black Cat～」、「君がいない、あの日から…」、「INCUBUS」などヒットシングル4曲を含む全13曲、14トラックを収録。

付属のDVDには、2013年8月から10ヶ月間をかけて全都道府県を廻ったProject『Shangri-la』のEncore Seasonに行なわれた日本武道館公演の全17曲のライブ映像を完全収録した「Project 『Shangri-la』LIVE盤」と、Project「Shangri-la」全都道府県ツアー中のyasu に完全密着したドキュメントムービーに加え、全61公演分のMCを集めたMCベストセレクション、またシングル4曲のMUSIC CLIPを収録した「Project 『Shangri-la』ドキュメント盤」の2形態を発売。またCD＋DVD 盤には「L－エル－」コンセプトストーリーを同梱。CD ONLYの初回盤では、yasuの最新撮りおろしビジュアル画像満載、Acid Black Cherry44 ページフォトブックレット付きとなっている。

求める愛に、待ち続ける愛。忘れられない恋を抱えている人も、愛を育んでいる途中の人も優しく包みこんでくれ、新たな感情が生まれてきそうだ。（modelpress編集部）