山崎賢人(提供写真)

山崎賢人“日本人初”の授賞に喜び ニューヨークのセレモニー出席・英語で堂々スピーチ【キングダム 大将軍の帰還】

2024.07.22 05:00

映画「キングダム 大将軍の帰還」(7月12日より公開)で主演を務める俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が、ニューヨーク・アジアン映画祭で日本人初となる「The Best from the East Award」を受賞。現地での授賞式に出席し、英語でスピーチを行った。


山崎賢人、ニューヨークの観光名所へ

山崎賢人/観光の様子(提供写真)
山崎賢人/観光の様子(提供写真)
授賞式の登壇に先駆け、主人公・信を演じた山崎が現地時間7月19日に現地入り。ニューヨークを代表する観光名所巡りを行った。最初に訪れたのは、世界三大美術館の1つ「メトロポリタン美術館」。観光客が溢れる入り口前の階段に到着すると「ニューヨークに来ました!(ニューヨーク渡航は)初めてです!街がかっこいいですね!」とまさかの“自身初ニューヨーク”となる今回の訪問に、高揚気味の様子を見せた。

山崎賢人/観光の様子(提供写真)
山崎賢人/観光の様子(提供写真)
その後、緑あふれる「セントラルパーク」に場所を移し、今回のニューヨーク・アジアン映画祭での受賞について、「日本だけじゃなく、ニューヨークでも『キングダム』が話題になっているんだ!という嬉しさと驚きを感じます」と本作が海を越えて盛り上がっていることへの喜びを露わにしつつ、翌日『キングダム』が現地で初上映されることについて「(現地の方々は)どんな反応をするんだろう?って、すごく楽しみですね!(きっと)『キングダム』の良さは国に関係なく伝わるんだろうな」と期待を口にした。

山崎賢人/観光の様子(提供写真)
山崎賢人/観光の様子(提供写真)
最後に訪れたのは、“世界の交差点”とも言われる「タイムズスクエア」。さまざまな人とエンタメが集まり交差する圧巻の光景を目にした山崎は「エンタメの1番の街で、『キングダム』が上映されるって、すごいテンションが上がりますね!ここで“ドカン!”と盛り上がってくれたら最高だなって」と率直な想いを露わに。控える授賞式について聞かれると「『キングダム』の魅力を改めて自分の口から現地の皆さんに届けて伝わればいいなと思うし、スタッフ・キャストみんなで作り上げたものなので、代表して賞をいただいて“キングダム、ニューヨークに来たぞ!!”ということを残して帰りたいと思います!」と熱い意気込みを見せた。

山崎賢人、レッドカーペットセレモニーで笑顔

山崎賢人(提供写真)
山崎賢人(提供写真)
現地時間7月20日、レッドカーペットセレモニー直前の山崎は「この(映画祭の)ためにここまで来たので、すごく楽しみです!賞をありがたく頂いてこれからの糧にできるように、『キングダム』チームを代表して受け取りに行きたいです!」と気合十分。実は、本映画祭で上映される『キングダム』のチケットは、発売後、即SOLD OUTという人気ぶり。場内にすでにたくさんの観客が集まっていることを聞いた山崎は「(このあと間もなく)『キングダム』がアメリカで初めて上映となることに、自分自身とてもワクワクしているんですけれど、お客さんに楽しんでもらえるように、スピーチも頑張りたいと思います!」と改めてその意気込みを語った。

山崎賢人(提供写真)
山崎賢人(提供写真)
20日12時、リンカーン・センターで行われたレッドカーペットセレモニーに参加。多くの海外メディアが集まる中、黒のフォーマルな衣装に身を包んだ山﨑が登場するやいなや、フラッシュの嵐。沢山のカメラに「Thank you!」と声をかけながら笑顔を向け、最後には『キングダム』ポーズを決めながらレッドカーペットセレモニーを終えた。

山崎賢人、日本人初の賞を受賞

山崎賢人(提供写真)
山崎賢人(提供写真)
上映前に行われた授賞式では、『キングダム』シリーズを牽引してきた山崎が「The Best from the East Award」という、日本映画とアジア映画全般における優れた功績を評価する世界の映画とエンターテインメントの展望に多大な貢献をしたアーティストを称える栄誉ある賞を日本人で初めて受賞。

サミュエル・ジャミエ氏、山崎賢人(提供写真)
サミュエル・ジャミエ氏、山崎賢人(提供写真)
この賞の受賞理由をMCでありNYAFFディレクターであるSamuel Jamier(サミュエル・ジャミエ)氏は、「多くの映画やドラマを通じて日本だけでなくアジア全体、そして世界中に数多くのファンを持っていて愛されています。特に『キングダム 大将軍の帰還』は、これまでのシリーズ3作で大ヒットを続け、多くの優れた俳優たちの演技が胸躍る興奮と感動を提供しています。山崎さんは、このシリーズの主役として魅力的な熱演と感動的な演技を披露し、爽快なアクションシーンでも見事なパフォーマンスを見せてくれました」とコメントを寄せ、ステージ上で「童信、素質がありますよ」と『キングダム』らしく王騎将軍の言葉にのせてトロフィーを渡した。

山崎賢人(提供写真)
山崎賢人(提供写真)
これを受け、山崎は「Hello everyone. My name is Kento Yamazaki. It’s great honor to be here today.」(皆さんこんにちは、山崎賢人です。ここに来れてとても光栄です)と、英語で堂々としたスピーチを披露し、会場は大いに盛り上がりを見せた。そして「今回このような賞をいただけて本当に嬉しく思います。『キングダム』という作品は自分にとってもすごく大切な作品の1つです。20代の7年間を『キングダム』という作品、信という役と共にもう1つの人生のように生きてきました。1人では、このような賞をいただくこともできなかったと思うので、『キングダム』を愛していただいている皆さんにこの場を借りて感謝を伝えたいです。ありがとうございます!」と、緊張しながらも観客に向かって丁寧に感謝の言葉を述べた。

山崎賢人(提供写真)
山崎賢人(提供写真)
その後「日本の最高のスタッフ・キャスト、みんなで作り上げたからこそ、この賞をいただけたと思うので、チームを代表してこの賞をいただきたいと思います。(トロフィーが)すごく重いです!今回初めてニューヨークの皆さんに大スクリーンで『キングダム』を観てもらえること、本当に嬉しく思います。これを機に海を越えて『キングダム』が皆さんに愛してもらえたら嬉しいです」「Thank you, New York!Enjoy Kingdom!」と、飛信隊の隊長さながらに堂々としたスピーチで会場を大いに沸かせ、トロフィーを高らかに掲げた。

山崎賢人、司会&現地観客からの質問に回答

山崎賢人(提供写真)
山崎賢人(提供写真)
授賞式後は、マスコミ向けのフォトセッション会場へと移動。先ほど受け取ったトロフィーを手に、その重みを感じながらカメラの前に立つ山崎の姿が。1つ1つのカメラに丁寧にポーズを向け、撮影に応じた。本編上映では、終わった瞬間に観客から割れんばかりの拍手が。感動と熱気に包まれている場内に、主演・信役を務めた山崎と本作のプロデューサーである松橋真三氏が登壇すると会場内のボルテージは最高潮に。

キャレン・セバンズ氏、山崎賢人(提供写真)
キャレン・セバンズ氏、山崎賢人(提供写真)
そのまま司会のKaren Severns(キャレン・セバンズ/NYAFFプログラマー)と現地の観客からのQ&Aを実施。「世界中で愛される信の魅力は何だと思いますか?」とMCからの質問に、山崎は「まっすぐで嘘がない、気持ちのいい人間だからかなと思います。信からまっすぐな部分や気持ちに影響を受けて自分もそうでありたいと思っていたので、観ていただいた皆さんも信のまっすぐさに心動かされているのかなと思います」と、7年間信を演じてきた山崎ならではの回答をした。

その後も「王騎将軍の矛と、「ベスト・フロム・ザ・イースト賞」のトロフィーどちらが重いですか?」という観客からの質問には、「王騎将軍の矛の方が重いです!」と、笑いながらも多くの観客からの質問に応え、朗らかにQ&Aが終了した。

山崎賢人、7年間駆け抜けた「キングダム」への思い語る

山崎賢人(提供写真)
山崎賢人(提供写真)
最後に、イベントの感想を聞かれた山崎は「ニューヨークの皆さんが温かく迎えてくれたので、すごく楽しかったです。日本ではなかなか聞かれないような角度の質問も多くて、また違った角度で自分の中でも『キングダム』の魅力を伝えられたかなと思います。ニューヨークの皆さんに観てもらえて凄く嬉しかったです」と話し、ここまで約7年駆け抜けた『キングダム』への熱い想いを想起させながら、初めてのニューヨークの思い出となった本イベントを振り返った。

そして、「『キングダム』は最高に面白いのでニューヨークの皆さんに今日観ていただいて、もっともっと『キングダム』の面白さが広がっていったらいいなと思います」と今後もアジアやニューヨークをはじめとして世界各国で愛されていくことを願いながら、「これだけ心震わされて熱くなれる作品なのでぜひ映画館の大スクリーンで観てほしいし、日本のエンターテインメントの最高峰だと思うので、シンプルに映画館に楽しみに来ていただけたらいいなと思います!」と話し、さらなる大ヒットへ向けての溢れる想いを意気込んだ。(modelpress編集部)

山崎賢人、イベント後の感想コメント

ニューヨークの皆さんが温かく迎えてくれたので、すごく楽しかったです。日本ではなかなか聞かれないような角度の質問も多くて、また違った角度で自分の中でも『キングダム』の魅力を伝えられたかなと思います。改めて今回、ニューヨークの皆さんに観てもらえて凄く嬉しかったです。ニューヨークの皆さんに今日観ていただいて、もっともっとキングダムの面白さが広がっていったらいいなと思います。これだけ心震わされて熱くなれる作品なのでぜひ映画館の大スクリーンで観てほしいし、日本のエンターテインメントの最高峰だと思うので、シンプルに映画館に楽しみにきていただけたらいいなと思います!
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