山崎賢人、『キングダム』チームは「最強です！」吉沢亮は「最終章と呼ぶにふさわしいすてきな作品ができた」と自信

2024.06.13 20:59

俳優の山崎賢人と吉沢亮が6月13日、都内で行われた映画「キングダム大将軍の帰還」(7月12日[金]公開)のワールドプレミアレッドカーペットイベントに、共演の大沢たかお、清野菜名、新木優子、岡山天音、三浦貴大、要潤、高嶋政宏、山田裕貴、佐藤浩市、玉木宏、メガホンをとった佐藤信介監督とともに出席した。

最終章を描いた4作目に「ものすごい映画ができあがった」

本作は、原泰久による同名のコミックの映画版で、中国春秋戦国時代を舞台に、天下の大将軍になるという夢を抱く戦災孤児の少年・信と、中華統一を目指す若き王・えい政の物語を描くシリーズの4作目。最新作では、前作「キングダム運命の炎」(2023年)から続く隣国・趙(ちょう)との国の存亡をかけた総力戦「馬陽の戦い」のクライマックスが描かれる。

天下の大将軍を目指す主人公・信を演じる山崎は、レッドカーペットを闊歩後、報道陣の前に立つと「信を演じて“きました” 山崎賢人です。新宿のど真ん中で、こんな豪華なイベントをやれて、たくさんの人が見に来てくださってうれしく思います」とあいさつし、「7年前に(撮影が)始まって、信と一緒に成長してきたので、スタッフ、キャストみんなで熱い思いを持って始まったものが、いろんな人の思いを背負いながら今回“最終章”を迎えられてうれしく思います」としみじみ。「ものすごい映画ができあがったので、ぜひ楽しんで見てもらいたいなと思います」とアピールした。

中華統一に挑む若き秦国王・えい政を演じる吉沢は「1が公開されたのが5年前とかで、それからたくさんの方に愛し続けてもらえて、今回ようやく最終章をお送りできるということで、あっという間だったなと思いますし、最終章と呼ぶに相応しいすてきな作品ができたと思っております」と自信を覗かせ、秦国・総大将として戦地に舞い戻った大将軍・王騎を演じる大沢は「このプロジェクトは準備を含めると8年くらいやっていまして、4作目の『大将軍の帰還』を目指して、スタッフ、キャストずっと頑張ってきました。そして今日、ようやくお披露目の舞台に来ることができました。1、2、3とは次元の違う世界まで行こうということで、山崎くんをはじめ、全員が一つひとつ魂を込めて撮影してきました。ぜひ1人でも多くのみなさんに劇場に足を運んでいただきたいです」と力強く語った。

改めて、『キングダム』チームはどんなチームか尋ねられた山崎は「最強です！」と答え、大沢は「チームというよりも家族みたいなもので、自分にとっては宝物だし、人生の誇りだし、それは最初からやっている吉沢くんや山崎くんだけじゃなくて、2や3から入ってくれた方や、今回参加してくれた新木さんも含めて、自分にとっては家族以上の存在なので、こんな機会をいただけたことに感謝しているし、自分の俳優としての人生にとっても誇りだなと思います」と目を輝かせた。

※山崎賢人の崎は正しくは「たつさき」

※高嶋政宏の高は正しくは「はしごだか」

◆取材・文＝風間直人