映画「かくしごと」完成披露舞台挨拶に登壇した杏(C)モデルプレス

杏「泣けてきます」共演者のサプライズに思わずハグ【かくしごと】

2024.05.07 20:24

女優のが7日、都内で行われた映画『かくしごと』完成披露舞台挨拶に、中須翔真、佐津川愛美、安藤政信、奥田瑛二、関根光才監督とともに出席。中須のサプライズに感激する場面があった。


杏「かくしごと」

本作は、一つの<嘘>をきっかけに、それぞれの<かくしごと>が明らかになっていく、心揺さぶるヒューマン・ミステリー。原作はミステリー作家・北國浩二による「嘘」(※正式には「嘘」は正字)。

中須翔真、杏の差し入れで印象強いのは“お酒”?

ある日、事故で記憶を失った少年を助ける主人公・千紗子を演じるは、本作への出演について「子どもから大人になって、大人になってからも少し年月を重ねた今だからできるのかなと思った」とコメント。さらに「やはり年月を重ねていくにつれて、涙もろくなったり、悲しいニュースだったり子どもが巻き込まれるようなことに対して、得も言われぬどうしようもない怒りとか悲しみを覚えるようになってきて、それを思い切り体現できるのがこの映画なのかなというふうに感じました」と続けた。

記憶を失い、千紗子と“疑似親子”となる少年を演じた中須は、との思い出を聞かれると「撮影する場所が山奥で、コンビニとかスーパーとかも何もなくて、食べ物とか、ちょっとあれだなと思っていたところに、いろいろ差し入れしてもらって、すごく助かりました(笑)」と笑顔で感謝。

どんな差し入れがあったのかと聞かれた中須が「1番残っているのがお酒ですね」と答えて周囲を驚かせると、は慌てて「違う違う!お母さんに」と補足。は「こういう現場に来ているとお母さんもあまりそういうものを買っちゃいけないのかと思われるかなと思って、あえてのおつまみとお酒を『ホテルで飲んでくださいね』って」と説明した上で、「それ以外にもいっぱい渡したよね(笑)!」と中須に話しかけていた。

また、舞台挨拶の終わりには、母の日が近いことから中須がにカーネーションの花束をプレゼントするサプライズも。中須が「僕のお母さんになってくれてありがとう」と笑顔で花束を手渡すと、は中須を抱き寄せて感激し、「映画を観た後、ダブルの意味で泣けてきますね、これは。あとで噛み締めたいけど、本当に嬉しいです」と喜んだ。

安藤政信、杏の役を羨む

一方、安藤は「最後まで(台本を)読むまでに何度涙が出たか分からない」と告白。そして「脚本も素晴らしかったし、この主人公を自分も演じてみたいなと思うくらい、主人公の素敵な感じというか。それが本当に羨ましかったですね。衣装合わせの時に『自分演じたいっす』っていうくらい。演じられないですけどね。さん、とてつもない良い役を掴み取ったなというか、そういう感じがしました」との演じた役柄を羨んだという。

の役である千紗子を演じたがる安藤について、関根監督は「超一流のギャグかなと思ったら、衣装合わせの時に『いやぁ、でもやりたいんですよ』って、本気だった」と明かす。安藤は「本当に素晴らしい役だなと思ったんです。まじで」と語っていた。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 杏、直筆イラストが「ほっこり」と話題 “今年の抱負”描く
    杏、直筆イラストが「ほっこり」と話題 “今年の抱負”描く
    モデルプレス
  2. 杏、虐待された少年を助ける“母親”役挑戦「今の自分だったらできる」<かくしごと>
    杏、虐待された少年を助ける“母親”役挑戦「今の自分だったらできる」<かくしごと>
    モデルプレス
  3. 杏、パリでのオーディションに合格 メトロミュージシャンデビューで美声披露
    杏、パリでのオーディションに合格 メトロミュージシャンデビューで美声披露
    モデルプレス
  4. 杏、出産直後に黒柳徹子が病院に駆けつけていた「たまたま連絡をとっていたら」<窓ぎわのトットちゃん>
    杏、出産直後に黒柳徹子が病院に駆けつけていた「たまたま連絡をとっていたら」<窓ぎわのトットちゃん>
    モデルプレス
  5. 杏、スタイル際立つ全身ショットが話題「脚長すぎる」「ラインが美しい」の声続々
    杏、スタイル際立つ全身ショットが話題「脚長すぎる」「ラインが美しい」の声続々
    モデルプレス
  6. 役所広司・小栗旬・杏・滝沢カレン「窓ぎわのトットちゃん」声優キャストに決定
    役所広司・小栗旬・杏・滝沢カレン「窓ぎわのトットちゃん」声優キャストに決定
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. 映画初主演の大地真央「(15歳を演じたことは)楽しかった」 完成披露上映会に登壇<ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~>
    映画初主演の大地真央「(15歳を演じたことは)楽しかった」 完成披露上映会に登壇<ゴッドマザー~コシノアヤコの生涯~>
    WEBザテレビジョン
  2. 伊丹十三監督映画の“三要素”を一作目「お葬式」から紐解く 全10作が日本映画専門CHにて放送
    伊丹十三監督映画の“三要素”を一作目「お葬式」から紐解く 全10作が日本映画専門CHにて放送
    WEBザテレビジョン
  3. 「七人の侍」を西部劇にリメーク、「荒野の七人」シリーズ5作をBS12「土曜洋画劇場」で連続放送
    「七人の侍」を西部劇にリメーク、「荒野の七人」シリーズ5作をBS12「土曜洋画劇場」で連続放送
    WEBザテレビジョン
  4. 眞栄田郷敦、映画「カラダ探し」続投決定 雰囲気ガラリの特報映像解禁
    眞栄田郷敦、映画「カラダ探し」続投決定 雰囲気ガラリの特報映像解禁
    モデルプレス
  5. 大泉洋、映画『探偵はBARにいる』シリーズの続編に意欲「明日から子役のオーディションに入ろうと思います」
    大泉洋、映画『探偵はBARにいる』シリーズの続編に意欲「明日から子役のオーディションに入ろうと思います」
    WEBザテレビジョン
  6. 大泉洋&松田龍平「探偵はBARにいる」続編に言及「毎日プロデューサーのお尻を蹴り…」
    大泉洋&松田龍平「探偵はBARにいる」続編に言及「毎日プロデューサーのお尻を蹴り…」
    モデルプレス
  7. 大泉洋、8年ぶり「探偵はBARにいる」舞台挨拶で永野芽郁との共演作アピール「探偵の舞台挨拶している場合じゃない」
    大泉洋、8年ぶり「探偵はBARにいる」舞台挨拶で永野芽郁との共演作アピール「探偵の舞台挨拶している場合じゃない」
    モデルプレス
  8. “ニュー・アベンジャーズ”に反響「“サンダーボルツ*”って呼び続けたい」愛あふれるファンの声も
    “ニュー・アベンジャーズ”に反響「“サンダーボルツ*”って呼び続けたい」愛あふれるファンの声も
    WEBザテレビジョン
  9. 三ツ矢雄二が実写版でもプリークリーの声を担当「自分によく似たキャラクターで大好き」<リロ&スティッチ>
    三ツ矢雄二が実写版でもプリークリーの声を担当「自分によく似たキャラクターで大好き」<リロ&スティッチ>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事