(左から)金城碧海、川西拓実、瀬口黎弥、中島颯太、木全翔也、佐藤大樹「逃走中 THE MOVIE」メイキングカット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社

JO1&FANTASTICS、チームワーク発揮の撮影裏側 映画「逃走中 THE MOVIE」新規場面&メイキングカット解禁<現場レポート>

2024.04.30 20:00

グローバルボーイズグループのJO1(ジェイオーワン)の川西拓実木全翔也金城碧海FANTASTICS佐藤大樹中島颯太瀬口黎弥がメインキャストを務める映画『逃走中 THE MOVIE』(7月19日公開)より、新規場面写真が解禁。併せて現場レポートとメイキングカットも公開された。


JO1&FANTASTICS競演「逃走中 THE MOVIE」

2004年から放送が開始され、今年で20周年を迎える、フジテレビ系列のバラエティ番組『逃走中』をドラマ映画化した本作。賞金総額1億円超、参加総数1000人の史上最大級かつ命懸けのゲームを描く。

6人が演じるのは、高校時代の陸上部仲間として熱い友情で結ばれていたが、とある理由によりバラバラになってしまった若者たち。メインキャストとして参加するに当たって、6人それぞれが喜びや驚き、心躍る感情に包まれながら、撮影にも挑んだようだ。

「逃走中 THE MOVIE」川西拓実&佐藤大樹の再会シーンのこだわり明らかに

2024年2月、春のような暖かさに包まれた快晴の中、本作がクランクイン。撮影は6人が高校生の陸上部時代のシーンからスタートし、その翌日からは早速、大規模に開催される「逃走中」へそれぞれが参加する撮影へと移っていく。

そんな中でもやはり、JO1FANTASTICS、両グループメンバーの競演シーンは、本作ならではの要素であり、最大の見どころの1つ。互いが競演に心躍らせ、リスペクトを寄せ合う中で撮影が進んでいったが、実際には緊迫感溢れるシーンも多くなっていた。

佐藤大樹、川西拓実「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
佐藤大樹、川西拓実「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
その代表的なシーンとして大和(川西)と譲司(佐藤)が再会するシーン。互いに過去の出来事を引きずり、わだかまりのある中での突然の再会の場面とあって、西浦正記監督からもハイレベルな要求が。川西から佐藤へ「なんでここに!?」と言うセリフでは、「怒りだけでなく、悲しみも含めた表情を出してほしい」ということに加えて、「『無視かよ』のセリフでは逆に乱暴な感じを出して欲しい」と細やかなオーダーが入る。川西は何度も自身の芝居を映像でチェックするなど、試行錯誤を繰り返しながら真摯に取り組む姿勢がとても印象的だった。それに対して、とある出来事が原因で突然姿を消した元部活仲間という訳ありな役柄を演じる佐藤も、「立ち姿を少し猫背にしたり、喋り方を工夫したりなど、過去と現在で別人のようになってしまった譲司を表現しようと、監督とも事前にたくさん話して取り組んだ」と語る通り、変わり果ててしまった譲司を表現すべく、細部までにこだわりをもって取り組んでいた。

「逃走中 THE MOVIE」中島颯太、涙流すシーンに苦悩

川西拓実、佐藤大樹「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
川西拓実、佐藤大樹「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
またスケールの大きさも本作の注目ポイントの1つ。東京23区全域を舞台にした参加総数1000人の史上最大規模の「逃走中」ということもあり、東京ドームでの撮影を敢行。川西と佐藤はとある場面で東京ドームの端から端までおよそ約130mを全力疾走。2人の走りを見ていた監督・スタッフ・トレーナーからは絶賛の声が。果たしてどんな壮観な画になっているのか。

そのほかにも東京ドーム内・外を使用し、様々な撮影を実施。撮影を終えた瀬口が「何より東京ドームっていうシチュエーションがやっぱりすごいと思いましたし、あの場を貸し切って撮影したっていうのが今後の人生でなかなかないような体験になったと思います」と語る通り、キャスト陣にとっても貴重な経験となったようだ。

(左から)中島颯太、川西拓実、西浦正記監督、川原瑛都、田鍋梨々花「逃走中 THE MOVIE」メイキングカット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
(左から)中島颯太、川西拓実、西浦正記監督、川原瑛都、田鍋梨々花「逃走中 THE MOVIE」メイキングカット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
その後各シーンの撮影においても、各々が試行錯誤を繰り返しながら粘り強く取り組んできたようで、瑛次郎(中島)が涙を流すシーンで中島が感情のもっていき方に苦悩していると、監督から「考える時間をあげるから気持ちの部分をまず作ったほうがよい」とアドバイスが。監督と入念に相談しつつ、10分ほどかけて気持ちを作り撮影に挑んでいた。

瀬口黎弥、金城碧海、木全翔也「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
瀬口黎弥、金城碧海、木全翔也「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
「逃走中」が命がけのゲームと化したあと「生贄ゲーム」を行う緊迫感あるシーンでは、キャストスタッフ一同張り詰めた空気の中での撮影に。中でも木全は、そういった緊張感あるシーンの撮影経験がなかったこともあり、監督へ積極的に質問しては教わったポイントを台本へメモして、インプットする姿勢がとても印象的だった。さらには自主的にセリフの掛け合いを練習するなど、人一倍ベストな芝居を模索しながら取り組んでいた。

「逃走中 THE MOVIE」JO1&FANTASTICS、チームワークの良さ発揮

西浦正記監督「逃走中 THE MOVIE」メイキングカット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
西浦正記監督「逃走中 THE MOVIE」メイキングカット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
撮影を通して西浦監督は、セリフの表現の仕方や体の動かし方、お芝居のタイミングなどをキャストたちに事細かに説明しながら撮影を進めていた。たとえキャストが疑問に思うことがあっても、まずは本人たち自身に考えさせ答えを導き出させるための道筋を作りだしていた姿が印象的だった。そんな監督に対してキャスト陣も、「アドバイスがすごい的確でしたし、時々一緒にふざけてくれたりすることもあって、どこか優しいお父さんのような存在だった」(木全)、「良いところはちゃんとほめてくれますし、本当に寄り添ってくれる人だと思う」(金城)「素直に監督の意見を言ってくれるし、逆に自分の希望もしっかり受け止めてくれて、お互い高めあってやらせてくれた」(瀬口)と語っており、撮影を通して強固な信頼関係が築きあげられていったようだ。

各々が役に向き合い撮影に取り組む真摯な姿勢が見られる中、JO1FANTASTICSメンバー間の雰囲気は非常に良く、空き時間には「写ルンです」を使用して互いの写真を撮り合うなど、仲良しの様子も目撃されていた。撮影中に監督から「どんだけ仲良しなんだよ(笑)」とツッコミが入れられていたというエピソードからも、充実した撮影ぶりが伺える。

(左から)木全翔也、金城碧海、瀬口黎弥、田鍋梨々花、川原瑛都「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
(左から)木全翔也、金城碧海、瀬口黎弥、田鍋梨々花、川原瑛都「逃走中 THE MOVIE」場面カット(C)2024 フジテレビジョン 東映 FNS27社
それぞれに異なる魅力を放ち第一線で活躍を続けるボーイズグループ、JO1FANTASTICSのメンバーたち。夢の競演が実現し、彼らは一体どのような活躍と化学反応を魅せてくれるのか。「逃走中ファンの方も、逃走中をまだ知らないという方も楽しめる、スリルを味わえる作品になっています」(川西)、「観て後悔はさせません!ぜひ、逃走中の映画を楽しんでいただければと思います」(佐藤)とメンバーたちもそれぞれ自信をみなぎらせている。(modelpress編集部)
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