山崎賢人、“バディ役”染谷将太から羨望の眼差し「いつも難しいことをこなされる」<陰陽師0>
2024.04.05 11:57
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俳優の山崎賢人(※「崎」は正式には「たつさき」)が4日、都内で行われた映画「陰陽師0」(4月19日公開)のジャパンプレミアに、共演の染谷将太、奈緒、板垣李光人、國村隼、北村一輝、小林薫、メガホンをとった佐藤嗣麻子監督とともに登壇。撮影時のエピソードについて明かした。
夢枕獏の小説「陰陽師」は、平安時代に実在した“最強の呪術師”安倍晴明の活躍を描いたベストセラーシリーズで、1988年の刊行から35年たった現在でも新刊が発行されている。本作では安倍晴明が陰陽師になる前の知られざる学生時代を描いた完全オリジナルストーリーとして描く。
そんな2人は、佐藤を加えて3人でワークショップを行ったそうで、山崎は「博雅と晴明を入れ替えたりしたんですけど、それがすごく楽しくて、染谷くん晴明のよさを盗みました」とコメントすると、染谷も「賢人くん博雅を盗みました」と仲睦まじいやりとりを見せた。
2人のバディ感について奈緒は「ちょっと羨ましいなと思うくらい、2人の息がぴったりで、素敵だなと思っていましたし、晴明のクールさと、博雅様のチャーミングさがお二人が一緒にいることでより際立って見えるような気がして、すごく素敵なバディだなと思いました」と回顧し、「撮影のときよりも、今番宣で3人でいることが増えたんですけど、長いお知り合いなのかなと一目でわかる空気感が漂っていました」と明かした。
一方、染谷は「いつも難しいことをひょうひょうとこなされるんですよね。本当に羨ましいなと思って、自分はすごく悩むと内に入っていくタイプなんですけど、(山崎は)悩んだとしてもひょうひょうとこなす姿がかっこいいなと思って、すべてが羨ましいです」と羨望の眼差しを向けた。
板垣が演じる帝が、奈緒が演じる皇族の徽子女王を見初めるストーリーも展開されるそうで、帝をどういう思いで演じたか尋ねられた板垣は「まず帝から徽子女王に送る文(ふみ)は絶対的なので、顔を見ずにごあいさつもしないままあのような手紙を送ってしまい申し訳ないなという思いもありました」と謝罪して奈緒を爆笑させつつ、「それゆえ、帝は孤独というか、憂いみたいなものを出せたらいいなと思いながら、動きだったり瞬きだったりを意識して演じていましたね」とコメント。帝の衣装を着てしまうと自由に動くことができなかったそうで「帝と同じような孤独感を僕も現場で味わっていましたね」と嘆いて笑いを誘った。
そして、奈緒は「お芝居をしているときは寂しい気持ちとか孤独感はあったんですけど、やってみて思ったのは、最初から“さだめ”が決まっているというのは悪いことじゃないんだと私自身感じることができました」といい、「その中で、どういう風に自分の視点を変えていくだとか、自分でどう幸せな道を選んでいくのかというのは、現代だと選択がたくさんあって自由なので、自由すぎて不自由になってしまうときもありますし、自分次第なんだなっていうのは、この作品を通して感じました」としみじみ。加えて、奈緒は「私も衣装を着たら動けなくてめっちゃ(板垣の)気持ちがわかります(笑)」と板垣に共感していた。(modelpress編集部)
山崎賢人&染谷将太、“バディ役”に安心感
呪術の天才と呼ばれる若き日の安倍晴明を演じる山崎は、晴明と衝突しながらもバディになっていく貴族・源博雅を演じる染谷と“バティ”を組んだ感想を求められると「普段は博雅と晴明と同じ感じではないんですけど、2人とも空気感がいい感じにゆっくりとリラックスしているので、ゆるーく楽しく撮影できていい時間だったなと思っています」と笑顔を見せ、染谷は「最高でした。賢人くんはリラックスして現場にいてくださるので、自分もリラックスできて、自然とそこからお芝居に入っていくといいますか、変に力が入ることなくリラックスした状態を賢人くんが作ってくださったので、楽しかったし、居心地がよかったし、3ヶ月くらいの撮影があっという間でした」と吐露した。そんな2人は、佐藤を加えて3人でワークショップを行ったそうで、山崎は「博雅と晴明を入れ替えたりしたんですけど、それがすごく楽しくて、染谷くん晴明のよさを盗みました」とコメントすると、染谷も「賢人くん博雅を盗みました」と仲睦まじいやりとりを見せた。
2人のバディ感について奈緒は「ちょっと羨ましいなと思うくらい、2人の息がぴったりで、素敵だなと思っていましたし、晴明のクールさと、博雅様のチャーミングさがお二人が一緒にいることでより際立って見えるような気がして、すごく素敵なバディだなと思いました」と回顧し、「撮影のときよりも、今番宣で3人でいることが増えたんですけど、長いお知り合いなのかなと一目でわかる空気感が漂っていました」と明かした。
山崎賢人、染谷将太との“本格共演”に「最高だな」
また、山崎と染谷は今回で3度目の共演だったそうだが、本格的に共演をするのは今回が初めてだったそうで、今回の共演でお互いに改めて知った点を聞かれると、山崎は「デビュー作で染谷くんとご一緒して、そのときの染谷くんはすでに何年もこの世界にいて、すごく落ち着きがあって“完璧な人だ!”ってイメージだったんですけど、(今回の共演で)ちょっと抜けているところがある感じとか、おっちょこちょいなところがある感じとか(を知って)、でも、おっちょこちょいすらも冷静にいなしている感じがかわいいなと思って(笑)、染谷くん最高だなって思いました」とにっこり。一方、染谷は「いつも難しいことをひょうひょうとこなされるんですよね。本当に羨ましいなと思って、自分はすごく悩むと内に入っていくタイプなんですけど、(山崎は)悩んだとしてもひょうひょうとこなす姿がかっこいいなと思って、すべてが羨ましいです」と羨望の眼差しを向けた。
板垣李光人、現場では「孤独感」笑い誘う
さらに、本作では身分の差で揺れ動く恋愛模様も描かれているそうで、同シーンについて染谷は「禁じられた恋ってやつですよね。いやー、エモかったです」と吐露して笑わせ、「仕上がりを見て、切なくもあるんですけど、この世界観の中で見る恋愛模様はグッとくるし、陰陽師という世界観に深く関わってくるので、唯一無二のシーンだったんじゃないかなと思いますね」と絶賛。板垣が演じる帝が、奈緒が演じる皇族の徽子女王を見初めるストーリーも展開されるそうで、帝をどういう思いで演じたか尋ねられた板垣は「まず帝から徽子女王に送る文(ふみ)は絶対的なので、顔を見ずにごあいさつもしないままあのような手紙を送ってしまい申し訳ないなという思いもありました」と謝罪して奈緒を爆笑させつつ、「それゆえ、帝は孤独というか、憂いみたいなものを出せたらいいなと思いながら、動きだったり瞬きだったりを意識して演じていましたね」とコメント。帝の衣装を着てしまうと自由に動くことができなかったそうで「帝と同じような孤独感を僕も現場で味わっていましたね」と嘆いて笑いを誘った。
そして、奈緒は「お芝居をしているときは寂しい気持ちとか孤独感はあったんですけど、やってみて思ったのは、最初から“さだめ”が決まっているというのは悪いことじゃないんだと私自身感じることができました」といい、「その中で、どういう風に自分の視点を変えていくだとか、自分でどう幸せな道を選んでいくのかというのは、現代だと選択がたくさんあって自由なので、自由すぎて不自由になってしまうときもありますし、自分次第なんだなっていうのは、この作品を通して感じました」としみじみ。加えて、奈緒は「私も衣装を着たら動けなくてめっちゃ(板垣の)気持ちがわかります(笑)」と板垣に共感していた。(modelpress編集部)
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