森田剛(C)2023 Disney

森田剛、実写&アニメ両パートで「ワンダーハッチ」出演決定 異世界の元英雄に

2023.10.10 15:00

俳優の森田剛が、ディズニー公式動画配信サービス「Disney+(ディズニープラス)」にて12月20日より独占配信される日本発オリジナルシリーズ『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』の実写&アニメ両パートに出演することが決定した。


「ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-」

数々のファンタジー作品を生み出し、世界中を魅了してきたディズニーが、実写とアニメで2つの世界を描く映像表現を取り入れ、これまで誰も観たことのない全く新しい物語を日本から世界へ発信する、日本発のオリジナルファンタジー・アドベンチャー超大作『ワンダーハッチ -空飛ぶ竜の島-』。

本作では、実写で描く<私たちが住む現実世界>と、アニメで描く<ドラゴンが棲む異世界>の2つの世界が描かれる。現実世界・横須賀でどこか周囲の同級生たちに馴染めなさを感じながら生きる主人公・女子高生のナギ(中島セナ)は、ある日もう一人の主人公で、異世界・ウーパナンタからやってきたという、落ちこぼれのドラゴン乗りの少年・タイム(奥平大兼)と出逢う。タイムはドラゴン乗りとして最も重要な“ドラゴンたちの声”を聴くことができない。現実世界・横須賀と異世界・ウーパナンタという別々の地で、周りと少し違う自分に生きづらさを感じて生きていた、似た者同士の2人が出逢う時、2つの世界を巡る壮大な物語が始まる。

森田剛、実写&アニメ両パートで出演決定

この度、かつて異世界・ウーパナンタで英雄として知られていた謎の男・スペース/柴田役で、森田が出演することが解禁となった。

森田演じるスぺ―スは、ウーパナンタの世界で伝説のドラゴン乗りとして知られていた元英雄。しかし、あることがきっかけで10年前に現実世界に来ることになり、今はコンビニでアルバイトする男・柴田として生活している。現実世界でなんとか生きるため、懸命にコンビニで働く一方、伸ばしっぱなしの長髪に無精髭を蓄え、どこかうつろな表情で周囲を見る彼は、ただのコンビニ店員とは思えぬ不気味な雰囲気を漂わせる謎の存在だ。アニメのキャラクター設定画では、整えられた黒髪とグリーンの瞳、シックなカラーの民族衣装に身を包み、真紅のマントを羽織っている堂々とした出で立ちのスペース。そんな英雄の面影を感じさせない柴田のビジュアルとのギャップに、彼の過去にある深い物語を予感させる。

そんな2つの世界で全く異なる立場と出で立ちを見せるスペース/柴田を演じるのは、数多くの映画やドラマ舞台などで独特の存在感を放ち、ストイックに突き詰めた演技が絶賛されている森田。本作の最大の特徴である2つの世界の融合について、森田は「新しいチャレンジだと思うので、そういう意味でワクワクしました。自分の心が動いたので是非参加したいなと思いましたね」と、本作の出演を決めた理由を明かした。

また、スペース/柴田の魅力について「(柴田は)普段はコンビニで働いているんです。でも、変わるきっかけをずっと待っている。本当に諦めが悪いというか、それぐらい真っ直ぐで他の人から見たら『違うんじゃないの?』と思うところも、自分を信じる強さがある。そこはすごく感じていて、その温度を出せたら、いいスパイスになるのかなとは考えていました」と振り返る。今回実写パートでを演じるだけでなく、アニメパートでは同キャラの声優も担当するにあたり行われたアフレコについて、「めちゃくちゃ大変でした。改めて映像を観てすごいことをやっていたなと思います。戦いのシーンがメインだったので一生懸命大きい声を出して頑張りました」と実写とアニメで同じキャラクターを演じる苦労を明かした。

本作の配信を待ち望む方へ向けて「世界共通で相手を思うことや、相手の声を聞くことは今の時代に必要だなと思います。それは子供だろうが大人だろうが関係ないと思うんですよね。しっかり相手の言葉を聞いて、それを自分の中で噛み砕いて、また返すというキャッチボールを、最近はすっ飛ばして違うコミュニケーションになっている気がします。相手があってこその自分というのはいいテーマだと思う。それを感じてもらって、この世界にのめり込んでもらえたら何か変わる気がしますし、感じてもらえるのではないかと思っています」とメッセージを送り、壮大でファンタジックな世界の中で描かれる、繊細で普遍的なテーマを持つ作品に自信を覗かせた。

かつてウーパナンタで英雄として知られていたドラゴン乗りのスペースが、一体なぜ現実世界でコンビニ店員・柴田として生活することになったのか。そして不気味な雰囲気を漂わせる柴田の目的とは何なのか。2人の若い主人公・ナギとタイムにどのように関わってくるか。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】

関連リンク

関連記事

  1. 森田剛、なりすましアカウントに注意喚起
    森田剛、なりすましアカウントに注意喚起
    モデルプレス
  2. 仲里依紗・森田剛ら、池松壮亮主演「白鍵と黒鍵の間に」11人のキャスト解禁 劇中の演奏シーンも公開
    仲里依紗・森田剛ら、池松壮亮主演「白鍵と黒鍵の間に」11人のキャスト解禁 劇中の演奏シーンも公開
    モデルプレス
  3. 森田剛、三浦透子&演出・栗山民也と舞台初競演 イプセンの傑作に挑戦<ロスメルスホルム>
    森田剛、三浦透子&演出・栗山民也と舞台初競演 イプセンの傑作に挑戦<ロスメルスホルム>
    モデルプレス
  4. GENERATIONS佐野玲於、森田剛とプライベートで3回遭遇「運命を感じていて」<インフォーマ>
    GENERATIONS佐野玲於、森田剛とプライベートで3回遭遇「運命を感じていて」<インフォーマ>
    モデルプレス
  5. 桐谷健太、森田剛と20年ぶり共演に感慨「今回は一緒に切磋琢磨」<インフォーマ>
    桐谷健太、森田剛と20年ぶり共演に感慨「今回は一緒に切磋琢磨」<インフォーマ>
    モデルプレス
  6. 森田剛、事務所移籍後初ドラマ出演決定 桐谷健太と「ランチの女王」以来20年ぶり共演<インフォーマ>
    森田剛、事務所移籍後初ドラマ出演決定 桐谷健太と「ランチの女王」以来20年ぶり共演<インフォーマ>
    モデルプレス

「映画」カテゴリーの最新記事

  1. Mrs. GREEN APPLE、受賞曲「Dear」生演奏 主題歌制作は「最大のラブレターを贈るつもりで」【第48回日本アカデミー賞】
    Mrs. GREEN APPLE、受賞曲「Dear」生演奏 主題歌制作は「最大のラブレターを贈るつもりで」【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  2. Mrs. GREEN APPLE、アルマーニタキシード着用 新設「主題歌賞」受賞でレッドカーペット登場【第48回日本アカデミー賞】
    Mrs. GREEN APPLE、アルマーニタキシード着用 新設「主題歌賞」受賞でレッドカーペット登場【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  3. 野木亜紀子氏「ラストマイル」で最優秀脚本賞受賞 塚原あゆ子監督への想い語る「相棒として非常に信頼をしております」【第48回日本アカデミー賞】
    野木亜紀子氏「ラストマイル」で最優秀脚本賞受賞 塚原あゆ子監督への想い語る「相棒として非常に信頼をしております」【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  4. 最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」自主映画・1館からの快挙に涙【第48回日本アカデミー賞】
    最優秀作品賞は「侍タイムスリッパー」自主映画・1館からの快挙に涙【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  5. 最優秀アニメーション作品賞は「ルックバック」河合優実が歓喜&祝福「関わられた皆さんに敬意を表したい」【第48回日本アカデミー賞】
    最優秀アニメーション作品賞は「ルックバック」河合優実が歓喜&祝福「関わられた皆さんに敬意を表したい」【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  6. 山田裕貴、舘ひろし&柴田恭兵「あぶ刑事」コンビに緊張「大先輩にどのような言葉を…」話題賞プレゼンターで登場【第48回日本アカデミー賞】
    山田裕貴、舘ひろし&柴田恭兵「あぶ刑事」コンビに緊張「大先輩にどのような言葉を…」話題賞プレゼンターで登場【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  7. 山田裕貴「GTO」共演・SixTONES森本慎太郎へ熱い祝福「大きくなりましたね」【第48回日本アカデミー賞】
    山田裕貴「GTO」共演・SixTONES森本慎太郎へ熱い祝福「大きくなりましたね」【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  8. 満島ひかり、休憩時間に「アンナチュラル」撮影陰ながら見学 同世代・石原さとみとの共演に喜び【第48回日本アカデミー賞】
    満島ひかり、休憩時間に「アンナチュラル」撮影陰ながら見学 同世代・石原さとみとの共演に喜び【第48回日本アカデミー賞】
    モデルプレス
  9. 河合優実が最優秀主演女優賞に「映画という世界に足を踏み入れて本当に良かった」<第48回日本アカデミー賞>
    河合優実が最優秀主演女優賞に「映画という世界に足を踏み入れて本当に良かった」<第48回日本アカデミー賞>
    WEBザテレビジョン

あなたにおすすめの記事