今田美桜、目黒蓮「わたしの幸せな結婚」スーパーティザービジュアル(C)2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会

Snow Man目黒蓮、映画単独初主演 ヒロイン今田美桜と「わたしの幸せな結婚」実写化

2022.04.25 07:40

Snow Man目黒蓮が2023年春に公開される映画『わたしの幸せな結婚』で映画単独初主演を務めることがわかった。ヒロインは女優の今田美桜が務める。


目黒蓮&今田美桜「わたしの幸せな結婚」実写映画化

「わたしの幸せな結婚」(C)2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
「わたしの幸せな結婚」(C)2023映画『わたしの幸せな結婚』製作委員会
小説投稿サイト「小説家になろう」で連載がスタートし、2019年に小説とコミックが刊行されると、瞬く間に注目を集め、シリーズ累計発行部数が400万部(2022年4月時点)を突破した「わたしの幸せな結婚」。

明治・大正期の雰囲気をまとった架空の時代を舞台に、ある宿命をもつ家系に生まれ、能力のなさや生い立ちゆえに家族から虐げられてきたヒロインが、自分を信じて愛してくれる男性と出会い、その人を愛することで、新たな運命を切り開いていく。その“和製シンデレラ”ともいえるストーリーが絶大な人気を博し、アニメ化も決定するなど、まさに飛ぶ鳥を落とす勢いの原作を実写映画化する。

目黒蓮「わたしの幸せな結婚」で映画単独初主演

男性とは思えないほどの美貌の持ち主だが、冷酷無慈悲と言われている主人公・久堂清霞(くどう きよか)を演じるのは、本作が映画単独初主演となる目黒。2020年Snow ManとしてCDデビューを果たし、第35回日本ゴールドディスク大賞では計7冠を受賞するなど、グループとして圧巻の人気を見せる傍ら、2021年に放送された「教場Ⅱ」では難しい役どころを見事に演じきり、同年放送の「消えた初恋」でも細かな表情の変化で役を表現する演技力の高さが大きな話題となった。さらに、先月公開された映画『おそ松さん』では、振り切ったコメディにも挑戦するなど、俳優としての活動も目覚ましい目黒。

本作では、心を閉ざした冷酷な名家の当主という役に挑戦。目黒は「純愛でありながらも、アクションやファンタジー要素があり、本当にこの作品でしか味わえないようなモノが詰まっている作品です。久堂清霞を演じる中で真剣に、気持ちを込めて演じさせて頂いたので、是非皆さんに観て頂けたら嬉しいです」と語るなど、思い入れのある役を全力で演じた。


今田美桜、悲劇的なヒロインに挑戦

さらに、名家に生まれながらも、家族に虐げられてきたがゆえに自信のないヒロイン・斎森美世(さいもり みよ)を演じるのは、多方面で活躍の場を広げる女優・今田。「3年A組 ‐今から皆さんは、人質です‐」(19年)、「半沢直樹」(20年)、連続テレビ小説「おかえりモネ」(21年)など、出演するドラマ一つ一つで存在感を遺憾なく発揮し、映画『東京リベンジャーズ』(21年)で第45回日本アカデミー賞新人俳優賞を受賞、さらに、4月スタートの日本テレビ系ドラマ「悪女(わる)~働くのがカッコ悪いなんて誰が言った?~」では、連続ドラマ初主演も務めるなど、今注目を集める実力派女優。

これまで演じてきたような気丈で笑顔溢れる快活なイメージから一転、本作で儚く憂いを帯びた悲劇的なヒロインという初めての役どころに挑む今田は、「美世は虐げられてきたがゆえに感情を表に出せなくなってしまった子なのですが、そのような役を演じたことがなかったので、正直不安でした。ですが、それと同時に内に秘めた芯のあるところが魅力的な女性だったので演じてみたいと思いましたし、オファーをいただけたことがすごく嬉しかったです」と、自身の新境地となる役への想いを語った。

監督は「アンナチュラル」「MIU404」などの塚原あゆ子

そんな本作のメガホンをとるのは、「アンナチュラル」(18年)や「MIU404」(20年)、「最愛」(21年)などの数々の名作ドラマを手掛けてきた塚原あゆ子監督。

丁寧な演出と巧妙な伏線が毎週話題となり、多くの視聴者の心を鷲掴みにしてきた塚原監督が今回、映画監督デビュー作となった『コーヒーが冷めないうちに』(18年)以来、2作目の映画作品を手掛ける。近作で演出を手掛けた「最愛」では、「TVerアワード2021」でドラマ部門大賞を受賞したほか、「デジタル・コンテンツ・オブ・ジ・イヤー21/第27回AMDアワード」でも総務大臣賞を受賞するなど、その手腕が高く評価されている。新作が最も期待される監督の一人である塚原監督が明治・大正期をイメージした舞台のラブストーリーを、どう描くのか。

目黒蓮&今田美桜「わたしの幸せな結婚」ティザービジュアル初解禁

さらに、スーパーティザービジュアルも初解禁となった。透き通るような瞳に色素の薄い髪色、凛々しい表情でこちらを見据える清霞(目黒)とその隣に佇む黒を基調として明るい花が散りばめられた着物を纏う美世(今田)。

春をほのかに感じるような温かさはありつつも、どこか遠くを見ているような儚げな表情から、この先の二人の運命、そしてそこに果たして「幸せ」はあるのか、を想像させるようなビジュアルとなっている。(modelpress編集部)

目黒蓮(久堂清霞役)コメント

オファーをいただいた時、(単独主演ということが)少し前の自分じゃ考えられないようなことでしたので、すごく嬉しかったです。(Snow Manの)メンバーに報告したらみんなもすごく喜んでくれました。

原作を読ませて頂きましたが、2人の関係性の行方など時代背景も個人的には新鮮ですごくハマってしまいました。実際に演じる時には、清霞がどうやって心を開いていくのか、という事をすごく大切にしながら演じました。

今作は、明治・大正期をイメージした設定ですので、昔からの日本の歴史を感じるような場所で撮影できたことも大変趣深かったです。衣装も軍服や和装でなかなか着る機会がないので、和服の着こなし方などもたくさん教えて頂き、本当にいい経験をさせて頂きました。

美世役の今田さんとは、この作品ではじめてお会いしたのですが、お会いした時に、原作の美世の雰囲気そのままの方だ…と感じました。『わたしの幸せな結婚』は、純愛でありながらも、アクションやファンタジー要素があり、本当にこの作品でしか、味わえないようなモノが詰まっている作品です。久堂清霞を演じる中で真剣に、気持ちを込めて演じさせて頂いたので、是非皆さんに観て頂けたら嬉しいです。

今田美桜(斎森美世役)コメント

美世は虐げられてきたがゆえに感情を表に出せなくなってしまった子なのですが、そのような役を演じたことがなかったので、正直不安でした。ですが、それと同時に内に秘めた芯のあるところが魅力的な女性だったので演じてみたいと思いましたし、オファーをいただけたことがすごく嬉しかったです。

原作も読ませて頂いたのですが、面白くて止まりませんでした!台本を読んだ時には美世の心情に共感して号泣してしまいました。美世が徐々に心を開いて幸せになっていく姿が格好良くもあり、自分も幸せな気分になりました。

衣装は、終始お着物なんですが、心情の変化と共にその装いも変わっていくので、そこにも注目して頂けたらと思います。お着物を着てお芝居すること自体初めてだったのですが、最初はしゃがんだり立ったりすることにも慣れず、変なところに力が入って筋肉痛になりました(笑)

目黒さんにはじめてお会いした時は、髪型も雰囲気も清霞そのもので「本物だ…」と思いました!清霞と美世は、2人とも性格上、奥手なところがあって言葉を多く交わさない仲なのですが、撮影中は目黒さんが役での関係性をそのままに現場でも空気感を作ってくださり、とてもありがたかったです。清霞と美世の2人の行く末を、ぜひ皆様に楽しんで頂けたらと思います。

塚原あゆ子(監督)コメント

素敵な挑戦をさせていただけることを、大変光栄に思っています。壮大な原作の世界を、丁寧に切り取れたらと思います。現在、撮影は終わり、スタッフ一同全力で仕上げています。実写だからこその、目黒さんや今田さんの生きた表情と葛藤があふれた映像になっていますので、どうぞおたのしみに。

顎木あくみ(原作著者)コメント

この度、大変ありがたいことに『わたしの幸せな結婚』が実写映画化となります。正直なところ、まさかスクリーン!? と未だに信じられない気持ちでいっぱいです。しかも、メインの清霞と美世を演じてくださるのが、今を時めく目黒さんと今田さん。それだけで豪華すぎて感動しきりなのに、お二人の魅力とキャラクターの合わさった、格好いい清霞と可愛らしい美世、そして『わたしの幸せな結婚』の世界を見ていただけることになって、本当にうれしいです。新たな作品の形で皆さまにも楽しんでいただけたら、こんなにも幸せなことはありません。ぜひ、ご期待ください。

ストーリー

名家に生まれるも実母が早くに亡くなり、継母と義理の妹に虐げられ、使用人同然の扱いを受けて育ってきた斎森美世(さいもり みよ)は、ある日、名家の当主・久堂清霞(くどう きよか)の元に嫁入りを命じられる。清霞はその美貌とは裏腹に、性格は冷酷無慈悲、それまでも数多の婚約者候補たちが三日と経たずに逃げ出したという悪評の主で、初対面の美世は清霞に辛く当たられてしまう。しかし、ここで生きていくしか術がない美世は辛抱強く接するうちに、清霞が噂のような冷酷な人物ではないことに気付いていく。一方、清霞もまた、美世がこれまでの美貌や家柄ゆえに言い寄ってきた他の女性たちとは違うと感じ、二人は次第に心を通わせていくが、そんな二人の前に、越えがたい障壁が現れる—。
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