美 少年・浮所飛貴、お姫様抱っこシーン秘話に赤面「ちょっと恥ずかしい」

累計発行部数250万部を突破する名作コミック『胸が鳴るのは君のせい』(小学館「ベツコミ フラワーコミックス」刊)を原作に実写映画化した同作は、すべての恋する女子の共感ポイントにあふれた、親友のように仲が良い友達への“片思い”を描いた青春ラブストーリー。主人公の有馬隼人を浮所が、ヒロイン・篠原つかさを白石が、有馬とつかさのクラスメイト・長谷部泰広を板垣が、有馬の元カノ・長谷部麻友を原が演じる。

浮所飛貴、観客を前に安堵

緊張のあまりに冒頭の挨拶で役名を噛んしまい笑いを誘った浮所は、同作のイベントでは初となる有観客に「こうしてお客様を前にしてイベントができたことが本当に本当に嬉しくて、できるかできないかわからないという状況がずっと続いていたので、こうやってみなさんの前に元気な姿を見せられたことが、すごくすごく嬉しいです。ホッとしています」と胸をなで下ろしてコメント。MCから「泣いている観客もいます」と声をかけられると、「僕もここに来たときにちょっとヤバかったです。めっちゃ我慢しました（笑）。この姿を見て“うわー嬉しい！”と思って、今までは誰もいない中でやっていたので、危なかったですねぇ」と声を弾ませた。

また、白石は「こういった時期にお客様を迎え入れて、こういう場を設けていただいて、私も感動しています。この作品を無事に届けることができて、本当によかったなとホッとしています」と吐露。冒頭の挨拶で自身を“デビットボウイ”と名乗って若干スベった板垣は「本当に感動しているというか、あの（挨拶の）流れで入っちゃったので“本当かよ！”って思うかもしれないんですけど、本当に素敵なキャストの方ばかりだったので、それをみなさんに見てもらったというのはすごく嬉しいし、いろんな人に『素敵だったよ』って言ってもらえたらいいなと思っています」と笑顔を見せた。

浮所飛貴、板垣瑞生にキュンキュン

作品の内容にちなみ、最近ドキドキしたことを聞かれると、浮所は「今日の朝、瑞生に“今日よろしくね”とメールをしたんです。そうしたら、すごく意味のわからない改行の仕方で『楽 しんで い こう』って打ってくれたんですけど、その“楽しんでいこう”もすごく爽やかで、心強くしてくれたという意味では、朝からキュンキュンさせられましたね」と回答。変な改行をした意味を尋ねられた板垣は「特にないです。でも、まっすぐ『楽しんでいこうぜ』ってちょっと恥ずかしくて、改行してスルスルっと言わせてもらいました」と照れ笑いを浮かべた。

加えて、浮所は「僕の母親の弟の子どもが、まだ幼稚園生くらいで、もう1人が2～3歳なんですけど、2人で『今日頑張ってね』って動画を送ってくれたんです。すごくかわいくてキュンキュンしましたね」と頬を緩めた。

白井聖＆板垣瑞生が「ドキドキしたこと」

同じ質問に、白石は「1番はこの日を迎えられたことが嬉しくて胸が鳴っているんですけど、私、かき氷がすごく好きで、お仕事で1日に4つ食べられることがあって、最近でいうとそれが1番胸がなりました（笑）」と嬉しそうに紹介。板垣は「この前と似たり寄ったりになっちゃうんですけど、また美味しいハンバーガーを見つけてしまいまして、パテが入っていなくて、肉の塊が入っているハンバーガーだったんですけど、そこの店員さんが海外の方で、日本語が喋れない方だったんですけど、お話をさせてもらったら、一緒にいた小さい子どもがパパのお腹をさすりながら会話をしてくれて、“いいなあ”“親子って素敵だな”って思いましたね」と回顧した。

浮所飛貴は“リアル王子”

さらに、浮所にキュンキュン、ドキドキしたポイントはあるか質問されると、白石は「私が学校の撮影で、現場に台本とか自前に靴を置いてきてしまったことがあって、それを届けてくれました」と答え、板垣から「イケメン」と声が飛ぶと、浮所は「ありがとうございます。知っています！…ウソです。ウソです」と茶目っ気たっぷりににっこり。

板垣は「ご飯を食べるときに『一緒にお昼ご飯食べよう』って言ってくれたんですよね。それってなかなか言えないので、男として惚れちゃうって思いましたね」と目を輝かせ、原は「お姫様抱っこのシーンのときに、持った状態のまま数分キープしないといけなくて、腕とかしんどいはずなのに『首とか体勢キツくない？大丈夫？』って言ってくださって、私なんて動かないだけなので、リアル王子様、リアル有馬くんだなと思いました」と撮影エピソードを披露。これに浮所は「恥ずかしいですね、このコーナー。めちゃくちゃ嬉しいですけど、今ちょっと恥ずかしいです」と赤面していた。

浮所飛貴「ニコニコできるような映画になっていれば」

そして、作品のテーマである“不意打ち”にちなみ、イベントではサプライズとして、ファンと、登壇していない共演者からのメッセージのお披露目と、監督からの花束贈呈が行われる一幕もあり、浮所は「嬉しい！ありがとう」と大喜び。

「初めて主演でやらせていただく映画を、高橋監督とご一緒させていただけたことがとても嬉しいです。そして素敵なキャストのみんな、エキストラのみんな、スタッフのみなさん全員のおかげで今日、ここに立てているということを実感しております。みなさんにも拍手をお送りしてください」と感謝して拍手を浴び、「この世の中、ちょっと暗いニュースが流れていますが、今日見ていただいた『胸が鳴るのは君のせい』によって、日本が、そして世界が明るくなるような、ニコニコできるような映画になっていればなと思っていますし、見終わったあとに何とも言えない幸せ感とか、こんなことしたいなと思っていただけるような作品になっているんじゃないかと思いますし、みなさんがそう思っていただければと、心の底から思っております」と語った。（modelpress編集部）