“高橋一生が演じた中で好きな役”ランキングを発表<1位~20位>
2021.02.21 16:00
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日曜劇場「天国と地獄 ~サイコな2人~」(毎週日曜よる9時~/TBS系)での綾瀬はるかとの入れ替わり演技が話題となっている俳優の高橋一生(40)。モデルプレスでは「高橋一生が演じた中で一番好きな役は?」をテーマにWEBアンケートを実施。トップ20を発表する。
目次
モデルプレス読者が選ぶ「高橋一生が演じた中で好きな役」トップ20
1位:ドラマ「おんな城主 直虎」小野但馬守政次役(386票)2位:ドラマ「カルテット」家森諭高役(310票)
3位:ドラマ「民王」シリーズ 貝原茂平役(295票)
4位:ドラマ「凪のお暇」我聞慎二役(198票)
5位:ドラマ「岸辺露伴は動かない」岸辺露伴役(141票)
6位:ドラマ「僕らは奇跡でできている」相河一輝役(116票)
7位:ドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」黒川壮一郎役(64票)
8位:ドラマ「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズ 外山誠二役(51票)
9位:ドラマ「僕のヤバイ妻」鯨井和樹役(40票)
10位:映画「シン・ゴジラ」安田龍彦役(36票)
11位:ドラマ「信長協奏曲」浅井長政役(35票)
12位:ドラマ「いつかこの恋を思い出してきっと泣いてしまう」佐引穣次役(34票)
13位:ドラマ「天国と地獄~サイコな2人~」日高陽斗役(33票)
14位:映画「THE LIMIT OF SLEEPING BEAUTY-リミット・オブ・スリーピング ビューティ-」カイト役(31票)
15位:ドラマ「Woman」澤村友吾役(25票)
16位:映画「引っ越し大名!」鷹村源右衛門役(23票)
17位:ドラマ「軍師官兵衛」井上九郎右衛門役(13票)
17位:ドラマ「東京独身男子」石橋太郎役(13票)
19位:ドラマ「モザイクジャパン」九井良明役(12票)
19位:ドラマ「わろてんか」伊能栞役(12票)
回答数:2,035件
調査期間:2021年1月24日~2月3日
1位:壮絶な最期に”ロス”続出
接戦を制し1位に輝いたのは、NHK大河ドラマ「おんな城主 直虎」(2017)の小野但馬守政次役(386票)。戦国時代に愛を貫き自らの運命を切り開いた井伊直虎(柴咲コウ)の生涯を描いた本作で、直虎の幼馴染である井伊家筆頭家老の小野政次。井伊のために命を投げ出す覚悟をし、自ら捕えられ処刑される道を選び、直虎の手で処刑されるという壮絶な最期は「最高のラブシーン」として“政次ロス”を日本中に巻き起こした。
1年を通して憑依したかと思えるほどの演技力で政次を生き抜いた今作には「めちゃくちゃ悩みましたが一つ選べと言われたらこの役です」「政次の最後は大河史に残る、一世一代の散り際だった」とファンからの熱いコメントが集まった。
<読者コメント>
・「めちゃくちゃ悩みましたが一つ選べと言われたらこの役です」
・「圧巻の死に際の演技。また、そこに至るまでの各回の素晴らしさ」
・「小野政次としてみられて、作品に、役に引き込まれたからです。勿論他の役もそうですが、この大河ドラマは個人的に一生忘れないくらいの経験でした。この役をみてから一生さんの魅力に惹き込まれ出演されるドラマは全て見るようになりました」
・「政次の最後は大河史に残る、一世一代の散り際だったから。敵も味方も欺き、本心を押し隠しつつ。視聴者には僅かな表情の変化、声音、眼差しで本意を悟らせるお芝居が素晴らしかった」
・「不憫もえ、という新ジャンル確立」
2位:今でも語り継がれる“唐揚げレモン論争”
2位に続いたのが同年放送のドラマ「カルテット」(2017)の家森諭高役(310票)。チャラいけど妙に理屈っぽくて、めんどくさく、器が小さいこだわり満載の男・家森がハマり役となり、放送当時じわじわと高まっていた高橋の人気が爆発した作品。とりわけ家森が唐揚げにレモンをかけるかどうかについて熱弁した“唐揚げレモン論争”は印象的な名場面で、高橋は今年1月放送のバラエティー番組「A-Studio+」に出演した際にも、今でも誰かと食事をするときに唐揚げがあると「言い出すかなって目線を感じる」と影響力の大きさを明かしていた。
読者の中には「ともすれば『何だこいつ』となりそうなキャラクターなのに、めちゃくちゃ愛せるキャラクターになってたのは一生さんのお芝居力の賜物だと思います」とねちねちと理屈っぽいところが人間らしい魅力につながる演技で高橋の魅力に落ちた人が多数。「一番素の高橋一生さんに近い役だと思っている」と実際の高橋に重ね合わせる人もいた。
<読者コメント>
・「この頃のビジュアルとお芝居、アドリブのようなセリフ回しテンポなど全てが良いからです」
・「唐揚げレモン行間論争を巻き起こした家森さんは一生さんだったからこそ、あのこじらせ感が最高でした!」
・「面倒くさい、報われない男性を演じたらピカイチだなぁと思っていた中での最高の配役でした」
・「一番素の高橋一生さんに近い役だと思っているからです!」
・「ともすれば『何だこいつ』となりそうなキャラクターなのに、めちゃくちゃ愛せるキャラクターになってたのは一生さんのお芝居力の賜物だと思います」
3位:ブレイクのきっかけとなった名脇役
3位は、ドラマ「民王」シリーズ(2015)の貝原茂平役(295票)。無表情でクール、毒舌で辛辣なツッコミを連発する総理大臣の秘書をコミカルに演じきり、「第1回コンフィデンスアワード」ドラマ賞・助演男優賞、「第86回ザテレビジョンドラマアカデミー賞」助演男優賞を受賞。視聴者人気を集め、翌年には貝原主演のスピンオフも制作された。
10歳からデビューし「耳をすませば」天沢聖司役の声優を始め、数々の作品で名バイプレイヤーとして存在感を光らせていた高橋は同作をきっかけにブレイクし、主演級の役者へと階段を駆け上がっていった。
「初めて高橋一生さんというすごい役者さんがいると認識した作品」とファンになったきっかけの作品として選ぶ人が多く、「一生さんに沼入りしそうな人には必ずオススメしている作品で、とてもハマり役。これを観て高橋一生に落ちない人はいない」と代表作として太鼓判を押す声もあった。
<読者コメント>
・「貝原は完璧な秘書で有能なのに、可愛さもあって、一生さんのコミカルな演技の上手さがとても光っていたと思うからです」
・「ドS秘書という役がツボでしかありませんでした。一見裏切り者のように見えて山よりも高い忠誠心を持つ彼がとても素敵でした」
・「本当にキャラがハマっていると思うし、菅田将暉と遠藤憲一に囲まれても一際目立ってしまう芝居が本当にすごい!アドリブも効いていて貝原のシーンではたくさん笑いました!」
・「初めて高橋一生さんというすごい役者さんがいると認識した作品」
・「一生さんに沼入りしそうな人には必ずオススメしている作品で、とてもハマり役。これを観て高橋一生に落ちない人はいない」
4位:不器用すぎる”こじらせ男子”
4位はドラマ「凪のお暇」(2019)の我聞慎二役(198票)。慎二は主人公・凪の元カレで営業部のエース、表で見せる顔はすぐに人の心を掴む人たらしなのに、凪に対しては愛情とは裏腹にモラハラな態度を取ってしまうという恐ろしく不器用な男で、ゾクゾクするような目つきと笑顔で見せた初回の怪演っぷりから、回を増すごとに誰よりも不器用な素顔をさらけ出して変わっていく姿を繊細な演技で熱演。
号泣するシーンも話題となり、癖の強い“こじらせ男子”っぷりを発揮し、支持を集めた。
<読者コメント>
・「喜怒哀楽の範囲に収まらない複雑な感情を細かく演じ切っていて、高橋一生の凄さをこれでもか!と見せつけられました」
・「素直になれない所が愛おしかった」
・「こじらせ男子最高でした!」
・「初めは凄く嫌な奴だったのに途中から憎めない不器用な男の感じが堪らなかった」
・「すごく癖の強い男性で誰でもできるものじゃない!」
5位:原作ファンも納得の実写化
そして、5位は2020年末に3夜連続で放送されたスペシャルドラマ「岸辺露伴は動かない」の主演・岸辺露伴役(141票)。荒木飛呂彦氏原作の漫画「ジョジョの奇妙な冒険」から派生した「岸辺露伴は動かない」シリーズを実写化。相手を「本」にしてその生い立ちや秘密を知り、更に書き込みを行って指示を与える特殊能力を持つ漫画家の主人公を、癖のある話し方や色気のあるビジュアルで見事3次元に落とし込み、原作ファンも絶賛する仕上がりに。
最近の作品かつスペシャルドラマでありながら、5位にランクインし、役の人気の高さを証明した。
<読者コメント>
・「アニメからの実写版であそこまでの世界観を出せる役者としての実力に脱帽」
・「NHKの年末恒例ドラマとして定着してほしいと思われる傑作でした。岸辺露伴がそこにいるかのような人物造形と作品そのものの雰囲気が絶妙にマッチしていました」
・「自身も好きなキャラというだけあってトレースも完璧。原作を知っていても、知らなくても楽しめる作品になってました」
・「ビジュアルが最高にカッコいい!クセのある話し方も良い!」
・「これまで培ってきた高橋一生という役者の底力で魅せるに足る集大成の様な役だったから」
ほかにもこんな意見が…
6位:ドラマ「僕らは奇跡でできている」相河一輝役(116票)<読者コメント>
「人の生き方の多様性を肯定するすばらしい役でした。相河先生は今も別の世界で生きつづけていて、ひょっこりまた会えそうな『生きている』キャラクターでした」
・「毎回癒されてたし、ハッと気付かされる台詞に涙が止まりませんでした」
・「ご本人も自分自身に一番近いとの発言もありましたし、何より相河一輝自身がとても魅力的でした。成果や名誉ではなく、純粋に自分の好奇心を大事にして行動する姿が素敵でした」
7位:ドラマ「わたしに運命の恋なんてありえないって思ってた」黒川壮一郎役(64票)
<読者コメント>
・「高橋一生さんの王道ラブストーリーが新鮮だった!多部ちゃんが羨ましかった!」
・「ラブコメとしての要素全てが惜しみ無く詰め込まれてる」
・「ハイスペックなSさがすごいお似合いだったのと、恋愛が下手なお茶目な所も本当にリアルで黒川さんにほんとにキュンキュンしました!」
8位:ドラマ「医龍-Team Medical Dragon-」シリーズ 外山誠二役(51票)
<読者コメント>
・「まだ人気絶頂でない時期の高橋一生さんの良さが存分に楽しめる役なので選びました。」
・「ツンデレ飴ちゃんが堪りません。イセクラになったキッカケの役です」
・「兄弟へのコンプレックスゆえのプライドとそれが打ち砕かれたときのお芝居が最高だった!」
9位:ドラマ「僕のヤバイ妻」鯨井和樹役(40票)
<読者コメント>
・「あの笑顔でサイコ役が最高すぎる」
・「掴みどころのない感じや、言い表せない不穏さ、ミステリアスさがすごく合ってて素敵でした。
・「髪の毛の丸みのあるふわっとしたビジュアルが大好き!」
10位:映画「シン・ゴジラ」安田龍彦役(36票)
<読者コメント>
・「あの有能だけど人と意思疎通が苦手なオタクのような空気をコミカルかつ格好良く演じられた高橋一生さんに心奪われました!」
・「本当にああいう人がいそうだなって思ったから」
後記
今回、出演作品数が多く、選択肢も近年の作品を中心に絞ったが、もちろん「その他」への投票も多く、主演ドラマ「怪奇大家族」(2004)忌野清四役、ドラマ「池袋ウエストゲートパーク」(2000)森永和範役、「相棒」(2005、2006)ゲストの安斉直太郎役、「世にも奇妙な物語 '16春の特別編『クイズのおっさん』」(2016)古賀三郎役(松重豊とW主演)などにも複数の投票が。これだけキャリアが長いにも関わらず、直近作品の「岸辺露伴は動かない」が5位にランクインしたのも驚きで、常にハマり役を更新し、視聴者の記憶に残る演技をしているからだろう。
現在放送中の「天国と地獄 ~サイコな2人~」では、女性刑事・望月彩子と魂が入れ替わったサイコパスな殺人鬼・日高陽斗を好演しており、中身が女性になった複雑な演技で毎回視聴者を唸らせている高橋。これからも癖の強い役柄で視聴者を魅了し続けてくれるだろう。(modelpress編集部)
【Not Sponsored 記事】
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