関ジャニ∞大倉忠義&成田凌「窮鼠はチーズの夢を見る」キャスティング秘話&メイキング写真解禁
2020.08.15 08:00
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関ジャニ∞の大倉忠義が主演を務め、俳優の成田凌が出演する映画『窮鼠はチーズの夢を見る』(9月11日公開)のキャスティング秘話とメイキング写真が解禁された。
大倉忠義&成田凌「窮鼠はチーズの夢を見る」
原作は、人を好きになることの喜びや痛みをどこまでも純粋に描き、圧倒的な共感を呼ぶ心理描写から、多くの女性から支持を得た水城せとな氏の傑作コミック「窮鼠はチーズの夢を見る」「俎上の鯉は二度跳ねる」。主人公・大伴恭一を演じるのは、映画では『100回泣くこと』(2013)に続き、単独主演を務める大倉。そして恭一への想いを募らせ葛藤する姿に誰もが共感せずにはいられない今ヶ瀬渉を、『愛がなんだ』(2019)、『カツベン!』(2019)など話題作への出演が絶えない成田が務める。
メガホンを取るのは、ベルリン国際映画祭で国際批評家連盟賞を2度も受賞するなど、日本を代表する映画監督・行定勲。その繊細な表現力と確かな演出力で、様々な愛のかたちを写し取った『ナラタージュ』(2017)、『リバーズ・エッジ』(2018)に続き、今作では、揺れ動くふたりの狂おしくも切ない恋を、時に繊細に時に大胆に描き出す。
大倉忠義&成田凌、キャスティングした理由を行定勲が明かす
今回、新たに解禁されたのは撮影時のメイキング写真。大倉、成田が、行定監督とともに撮影に臨む真剣な表情を切り取っている。2人のキャスティングの経緯について、行定監督は「恭一は、もともと脚本家が大倉くんをイメージして書いていたんです。彼の人柄、雰囲気、クールに見えて笑顔がファニーという“わからなさ”が恭一に重なると。成田くんはどの作品でもひとつひとつテイストが違う役者だという印象です。彼は脚本を読んで、恭一と今ヶ瀬、どちらの役でもいいからこの映画に参加したいと表明してくれました。原作で、恭一の成長を表す大事なセリフがあるのですが、それを生かすためには恭一を若い設定にしては生きないと考え、成田くんには今ヶ瀬を演じてもらうことにしました」と語った。また、行定監督の演出について大倉は、「細かい仕草やポイントとなるシーンは行定監督に委ねていました。基本的に、僕は細かいお芝居を作り込んでいかないんです。でも現場でしか見えないものもありましたし、成田くんを目の前にして初めて生まれる感情もあるので、フラットなスタンスを心がけていた気がします」と振り返る。成田も、「行定監督は、何かをして欲しいとは言わず、“こういう気持ちだよね”って一緒に考えてくれるというか、寄り添ってくださる方でした」と撮影時の様子を明かした。
行定監督は2人に演出した印象として、「過去の出演作を観ていたので2人とも演技ができることはわかっていたけれど、大倉くんは予想以上に素晴らしかったです。引き出しをたくさん持っていて、表現に無駄がない。感情表現が難しい恭一という役を、彼はさりげない色気で伝えることができる。成田くんは比較的キャラクターを作り込んでくる良さがありました。成田くんが演じる今ヶ瀬はとにかく可愛らしかったですね。しなやかで、繊細で」と語り、大倉、成田を称賛した。(modelpress編集部)
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