紺野彩夏&久保田紗友、W主演で「叩き壊すほどに君へ」映画化発表
2019.11.25 12:00
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女優の紺野彩夏、久保田紗友をW主演に迎え、映画「叩き壊すほどに君へ-WADAIKO†GIRLS-」が2020年秋に公開されることがわかった。
紺野彩夏&久保田紗友W主演「叩き壊すほどに君へ」
今作は、すたひろ氏原作の漫画「和太鼓†ガールズ」(双葉社刊)を映画化。裕福な家庭に育った松沢環(紺野)はお嬢様女子校でヒエラルキーのトップだったが、父の会社が倒産し生活が一変。事情を誰にも言えなく行き場のない環は、交通事故での声帯損傷で言葉が話せない同級生の新島マリア(久保田)が叩く和太鼓の音に魅了される。和太鼓に惹かれ、少しずつ心を開いていく環がマリアや和太鼓部員たちとともに葛藤し成長。人とうまく繋がることのできない不器用な人間たちが「音」によって繋がる瞬間を描く。
紺野彩夏「強い音霊を表現できた」
今作で映画初主演となる紺野は「太鼓に触れたことも生演奏を聞いたこともなかった私が太鼓で伝えられるのかという不安もありましたが、触れる度、音やその振動に吸い込まれる不思議な感覚を味わいました」とコメント。「クランクインの3ヶ月前から太鼓の練習を重ね、実際にキャスト全員で音をぶつけあえたことで演技ではなく自然と強い音霊を表現できたと思っています」と撮影を振り返った。
久保田紗友「紺野彩夏ちゃんと本気でぶつかり合って…」
一方の久保田は「今回、新島マリアという役を頂いた時、嬉しかったのと同時に役への責任も強く感じました」と率直な心境を告白。自身の役柄を演じる難しさを明かしたうえで、「劇中でマリアと環が出会うことで、お互いが初めて自分自身に向き合うことができるので、私も環役の紺野彩夏ちゃんと本気でぶつかり合って刺激し合っていければ良いなと思っています」と意気込みを語った。
なお、撮影は11月中旬にクランクインした。(modelpress編集部)
紺野彩夏コメント
2020年という今の時代にぴったりで、この映画で新たに日本の良さを海外に発信したいと強く思いました。太鼓に触れたことも生演奏を聞いたこともなかった私が太鼓で伝えられるのかという不安もありましたが、触れる度、音やその振動に吸い込まれる不思議な感覚を味わいました。クランクインの3ヶ月前から太鼓の練習を重ね、実際にキャスト全員で音をぶつけあえたことで演技ではなく自然と強い音霊を表現できたと思っています。そして芯が強く自分しか信じることができない環がマリアに出会って周りとの関わり方が変わっていく心情の移り変わりも見て欲しいです。
久保田紗友コメント
今回、新島マリアという役を頂いた時、嬉しかったのと同時に役への責任も強く感じました。マリアは言葉を話せないため、自分の感情を事細かに相手に伝えることが難しい時があるのですが、幼いころから太鼓を通して自分の感情表現をしてきたということもあり、マリアの太鼓に対する想いは特別で、太鼓の持つ力を私自身も撮影をしながら日々実感しています。劇中でマリアと環が出会うことで、お互いが初めて自分自身に向き合うことができるので、私も環役の紺野彩夏ちゃんと本気でぶつかり合って刺激し合っていければ良いなと思っています。たくさんの方に受け入れて頂ける作品になりますよう、キャスト&スタッフの皆さんと力を合わせてこの映画を作っていきたいと思うので、公開を楽しみにしていてください。
すたひろ(原作)コメント
青天の霹靂とはこのことです。6年前に完結した「和太鼓†ガールズ」は自分でも思い入れの深い作品でした。そんな作品にもう一度日の目を見る機会を与えてくださった奧秋監督には本当に感謝しています。映画には私のやりたかったことも沢山詰まっています。和太鼓の音(振動)には人の心に直接響く力があるんです。この映画も多くの観客の心に響く作品になってくれると期待しています。奧秋泰男(監督)コメント
原作者すたひろ氏が描くミッション系女子高生と和太鼓という全く世界観の違う組み合わせを自分が描きたい世界とどうやってオーバーラップさせるか?という作業からこの映画づくりが始まりました。まず1つが日本の伝統文化とも言える和太鼓の世界をよりリアリティーをもって描くこと、そしてもう1つが17歳というジェネレーションの純真でありながらもこの世の中に存在する不条理な事象と対峙しながらも懸命に生きる姿。その2つの素材を組み合わせ「信じる」という意味、「生きる」という意味の答えを探す主人公の2人。和太鼓が持つ『音』の魂にその純真な生き様をまるで叩き壊す如く同期させて作品づくりは進んできました。数多あるキラキラ学園物語ではない新しい青春映画として多くの世代を超え、お楽しみいただければ幸いです。
【Not Sponsored 記事】
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