菅田将暉、初の主演男優賞受賞 見据える先は?「何を言われようと…」
2017.04.13 22:59
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13日、都内で「第26回日本映画プロフェッショナル大賞」授賞式が行われ、俳優の菅田将暉らが登壇した。
菅田将暉が初の主演男優賞
映画「セトウツミ」、映画「溺れるナイフ」での演技が評価され、主演男優賞を受賞した菅田。花束プレゼンターとして登壇した「セトウツミ」の大森立嗣監督は、菅田の魅力について聞かれると「とにかく勘がいいんですね。最初にちょっとセリフをやったら『これ違いますね』って言って自分で全部修正する能力があるんですね。なかなかですね」と絶賛し、「主演男優賞にピッタリだと思います」と祝福した。そして、受賞をした喜びのコメントを求められた菅田は「初めて主演男優賞をいただいたんですけど、その作品が『溺れるナイフ』という金髪の高校生と、『セトウツミ』という黒髪の高校生、両極端な高校生で、もうそろそろ高校生役ができなくなってきそうな僕ですけど、今のうちにちゃんと学生服を着て、こういう賞をいただけてすごく嬉しいです」と笑顔。「ワンカットワンカット丁寧にやってよかったなと思います。2つともたくさんの出会いがあった作品だったので、最後にこういう賞をいただけて感無量です」と感慨深げに語った。
菅田将暉の今後は?
また、初の主演男優賞に「別格に重いといいますか、単純に数で言えば主役以外全員助演になるので助演男優賞のほうが難しいですが、主演をまず張るというか、真ん中にいてお客さんの前に立てるというのはすごいことで、本当にありがたいこと」とコメント。「その中でもこうやって賞をいただけるというのは、想像していなかったです。それくらい驚きの喜びです」としみじみ言葉にした。さらに、今後どういう俳優になっていこうと思っているかを尋ねられた際には、「どうなっていくんですかねえ」と遠くを見つめて笑いを誘った菅田。「先のことは分からないですけど、変らず朝起きて現場に行って、着替えてメイクをして、1日のお芝居をやってという日々は変わらないと思います。外からいろんな人に何を言われようと、僕の仕事は俳優として何をするかということだと思うので、そこさえブレなければどうなっても面白いなと思います」と胸の内を明かした。
「日本映画プロフェッショナル大賞」とは
1992年に創立された同賞は、既成の映画賞とは一線を画しつつ、高い評価を得た作品や個人を中心に、映画関係者30名による選考委員の投票および、実行委員会の独自の評価で贈賞を決定。このほか、真利子哲也監督(作品賞/「ディストラクション・ベイビーズ」)、森達也監督(監督賞/「FAKE」)、小路紘史監督(新人監督賞/「ケンとカズ」)、黒木華(主演女優賞・授賞式欠席/「リップヴァンウィンクルの花嫁」)、上白石萌音(新進女優賞/「溺れるナイフ」、「ちはやふる-上の句-」、「ちはやふる-下の句-」)、間宮夕貴(新進女優賞/「風に濡れた女」)、佐野和宏監督(特別賞/「バッド・オンリー・ラブ」)、故 荒戸源次郎監督(特別功労賞・阪本順治監督が登壇)がそれぞれ受賞した。(modelpress編集部)
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