山本舞香、サプライズに感涙「世界で一番幸せ」
2016.03.05 17:47
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女優の山本舞香が5日、都内で行われた映画「桜ノ雨」の初日舞台挨拶に、ウエダアツシ監督らとともに登壇。舞台挨拶では、無事に初日を迎えたことを祝して、サプライズで“山本の初主演卒業式”が行われることになり、山本が瞳を潤ませる場面があった。
監督が山本を絶賛「あなたが引っ張ってくれた」
サプライズの演出に山本が「聞いてない!聞いてない!」と驚く中、ウエダ監督が山本のために書いた手紙を朗読することに。ウエダ監督は、「出会った頃のあなたは、ことがあるたびに『私、大丈夫ですか?』と申し訳なさそうな顔をよくしていました」と振り返り、「しかし、いざ現場に入ると、堂々としたお芝居と、立ち振る舞いで、スタッフ、キャストをあなたが引っ張ってくれました。本当に感謝しています」など、心のこもった言葉が読み上げられた。山本の女優として魅力、人としての魅力を称え、前途を祝福した。
山本舞香が感涙「世界で一番幸せ」
山本は「監督の口からこんなに褒められるなんて思っていなかったので、もう、序盤でうるっときました」と目に涙を溜めながら心境を告白。「今、たぶん世界で一番幸せだと思います、私」といい、「それしか言葉にできないです」と感無量の様子だった。
「プレッシャーがあった」映画初主演を振り返る
同作は、2008年に発表後、延べ1000校の中学、高校の卒業式などで合唱された、音声合成ソフト・初音ミクが歌う人気ボーカロイド楽曲「桜ノ雨」をもとにしたベストセラー小説を実写映画化した青春群像劇。主人公の未来役を演じた山本は、「この日をずっと待っていましたので、無事に迎えられてすごく嬉しいです」と初日を迎えた心境を笑顔で語った。「プレッシャーがすごくありました」と初主演の重圧を吐露する一幕があったものの、現場では共演者たちと意気投合し、「すごくお芝居のしやすい現場だったなと思います」と回顧。
そんな山本は、仕事のため、自身の中学校の卒業式に間に合わなかったそうだ。「みんなと一緒に卒業できていなくて」と寂しそうに振り返り、「だから今回、一緒に合唱を歌うというのが、一緒にいる時間は短いのですが、いい思い出ができたなと思いました」と笑顔を弾けさせた。
舞台挨拶には、久松郁実、浅香航大、広田亮平も出席した。(modelpress編集部)
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