生田斗真「無償の愛を与え続けていました」
2015.06.29 18:18
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俳優の生田斗真が、無償の愛を与えた相手を明かした。
29日、都内にて行われた主演映画『予告犯』の大ヒット御礼舞台挨拶に出席。この日は、物語のカギを握るハーフの少年・ヒョロを演じた福山康平が舞台挨拶に初参加。同作が演技初挑戦となった福山は、舞台挨拶に登壇するのも今回が初めてとあって、終始緊張気味の様子ながら、「初めての作品でこんなに素晴らしい共演者の方と一緒にやることができて、本当に感謝しています」と伝えた。
そんな様子を優しく見守っていた生田は、芝居を始めた頃の自分を福山に重ねあわせていたといい、「僕らはみんな福山くんに“無償の愛”を与え続けていました(笑)」と撮影を回顧。「福山くんがもっともっと売れたら、いろんなとこで言ってほしいね」と笑顔でジョークを飛ばした。
仲睦まじいやり取りで会場沸かす
最後に、主演として引っ張ってきた生田へそれぞれ感謝の気持ちを伝えることに。ここでも、福山が緊張のあまり「本当に今までありがとうございました」とまるで別れの挨拶かのようにコメントし、生田が大笑いしながら「すっげー嬉しかったんだけど、それじゃあ“サヨナラ”じゃん(笑)!」とツッコむ一幕も。続いて挨拶した濱田岳、鈴木亮平も「生田くん、安らかに…、あ!間違えちゃった」などと茶化しながらも、口々に「生田くんが主演でよかった」と絶賛した。
相次ぐあたたかい言葉に、生田は「なんかソワソワする!なにこれー!」と照れ笑いを浮かべ、「支えられているのはいつも僕ですから。こんな何もできない主役で申し訳ないなといつも思っているんですけど、ありがたいです。こんな仲間たちに囲まれて」と改めて感謝を述べた。
同作は2011年から2013年まで「ジャンプ改」(集英社刊)にて連載された筒井哲也氏の同名漫画が原作。突如ネット動画上に降臨し、警察や法律では罰を与えられない人間たちの罪を暴露して彼らへの制裁を“予告”のもとに実行していく新聞紙製のマスクで顔を隠した男、通称“シンブンシ”と警視庁サイバー犯罪対策課の間でスリリングな頭脳戦が繰り広げられる物語。
また、この日は生田をはじめ中村義洋監督ら登壇者も客席で同作を鑑賞。上映後、サプライズで客席後方にスポットライトが当たると、会場は割れんばかりの大歓声に包まれた。(modelpress編集部)
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