水嶋ヒロに女優陣から絶賛の嵐 涙の舞台挨拶
2014.01.19 08:30
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俳優の水嶋ヒロを、共演した女優陣が手放しで褒め称えた。
水嶋ヒロ、男泣き
18日、水嶋ヒロが3年ぶりに俳優復帰する主演映画「黒執事」がついに公開初日を迎えた。その日、都内で行われた舞台挨拶には水嶋をはじめ、剛力彩芽、優香、山本美月ら豪華キャストが集結。水嶋は大谷健太郎監督から「先日のジャパン・プレミアの時に(水嶋さんが映画をヒットさせて)『僕はこの勝負に勝ちたい』とおっしゃっていました。僕も勝たせてあげたいなと思います」と熱いメッセージを受けると、「(涙をこらえるのが)無理だ」と目を潤ませ「監督の言葉が嬉しいです。やってきたことは間違っていなかった」と男泣きした。作品への想い
水嶋はプロデューサーとしても同作に関わり、約2年半にわたる制作期間を費やした。「とにかくいい作品を作りたい、その一心で頑張ってきました。原作に対するリスペクトがないんじゃないかという声もありますが、原作があってファンの支えがあって、こうして実写化を実現できました。そこに対する皆さんへの感謝の気持ちは、一瞬たりとも忘れたことはありません。キャストもスタッフも一丸となって、そのことを胸にとどめながら、自分たちがその時にできる最高の仕事をしようという想いで頑張ってきたのが『黒執事』です」と作品への想いを力強く語った。剛力彩芽ももらい泣き
この日の舞台挨拶では剛力、優香、山本ら女優陣が、順番に水嶋に花束を渡して言葉を贈った。水嶋演じる執事・セバスチャンの主人で男装の令嬢・幻蜂清玄(汐璃)役でコンビを組んだ剛力は、男泣きする水嶋からもらい泣きし「感謝の言葉を伝えても伝えきれないくらい撮影中はお世話になりました。この作品のお話を聞いたとき、水嶋さんの復帰作になるということも知っていたので、その相手役で出演するにはどうしたらいいのかなっていう不安もありました。でも水嶋さんにお会いしたらそういう不安も一切なくなり、お芝居を一生懸命やって楽しむことはすごく大切なんだなっていうのを改めて感じさせていただきました。俳優さんとしても人としても、とても勉強させていただきました」と想いを伝え、水嶋と抱擁を交わした。優香「世の中すべての男性が水嶋さんだったらと思うくらい素晴らしかった」
清玄の叔母役・優香も、瞳を潤ませ「水嶋さんの持っている繊細さとか、目の奥の澄んだ純粋さとか、そういうものはテレビでも伝わってきていましたけど、お会いしたらよりそれを感じて『この人のために頑張りたいな』と思いました。この気持ちはきっと誰もが思っていたことだと思います。そういう思いをみんながするくらい、水嶋ヒロさんの存在は人としても役者さんとしても大きかった。世の中すべての男性が水嶋さんだったらと思うくらい素晴らしくて尊敬できました」と絶賛。プロデューサーとしての顔が随所で見られたことも明かし「私たちが不安がっているときに一言声をかけてくださるんですよね。周りを見ているし、主演としてもみんなを引っ張ってくれて、水嶋さんが包み込んでくれる現場でした。私は年上なのに、いっぱい学ぶところがありました。これから水嶋ヒロという人がもっともっと輝いていくのが本当に楽しみです」と賛辞を最後まで惜しまなかった。泣きっぱなしの山本美月
清玄に仕える使用人・リン役の山本は、最初の挨拶から号泣し、水嶋に言葉を贈る場面でも涙がとまらず。それでも「泣いてばっかりでごめんなさい」と切り出し「今回、原作が好きでいたからこそ、プレッシャーが大きくて、現場に入る前は不安でいっぱいでした。初日からとても重たいシーンでさらに不安だったんですけど、それを撮り終わったら水嶋さんがすごく褒めてくださって…現場の父親のような存在でした。普通の褒め方ではなくて、同じ立場に立って褒めてくださる、それがすごく心地よくて、とても大好きな現場になりました。感謝の気持ちが大きすぎてどう伝えればいいのかわからないんですけど、本当にありがとうございました」と涙と笑顔を織り交ぜながら、水嶋に想いの丈を打ち明けた。続編で水嶋との再タッグを熱望
大谷監督は「水嶋さんが生半可な気持ちではなかった。自分の人生の全てを懸けて一本の映画に情熱を注ぐ姿勢は僕自身も見習わないといけないくらい本当に素晴らしかったです。いま改めて彼の素晴らしさ、存在の大切さを感じます。水嶋さんはスクリーンのど真ん中で輝いていなければいけない人。僕はもう1回彼と一緒に仕事がしたいです。きっとそれは黒執事の続編でありたいと思っております」と期待を込めた。水嶋ヒロ「自分がこの地球上で一番幸せ」
それぞれの想いを受け取った水嶋は「感謝の気持ちで胸がいっぱいです。もともと僕は皆さんが出演してくださるというだけでも嬉しかったですし光栄でした。こうして一緒にお仕事をして、さらにこんな言葉までいただけて、いま自分がこの地球上で一番幸せな人なんじゃないかって思ってしまうぐらい、頭の中が幸福の色でいっぱいです」と感無量。「絶対に頼りない主役だったと思います。でも僕は皆さんに支えられたと思っているんです。こうしてこの場に立っていられるのも絶対に自分ひとりではどうしようもできなかった」と周りの支えあって今であることを強調し「この感謝の気持ちを忘れずに、できることなら皆さんにこの現場がより一層記憶に残るようなものになってほしいので、僕は微力ながらこの映画がもっともっと大きな広がりを見せられるように努めていきたいと思います」と力強く意気込み、会場から大歓声を浴びた。
復帰作で多くの人を虜にした水嶋の次なる挑戦に、早くも大きな関心が寄せられそうだ。(モデルプレス)
【Not Sponsored 記事】
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