綾野剛「父性がわいた」新人女優からの“サプライズセリフ”明かす【星と月は天の穴】
2025.12.19 21:49
俳優の綾野剛が12月19日、都内にて開催された主演映画『星と月は天の穴』(公開中)の公開記念舞台挨拶に共演の咲耶、田中麗奈、荒井晴彦監督と共に登壇。撮影現場で「父性がわいた」瞬間を振り返った。
綾野剛「父性がわいた」新人女優明かす
同作は、荒井監督の長年の念願だった吉行淳之介による芸術選奨文部大臣受賞作品を映画化。過去の離婚経験から女を愛することを恐れる一方、愛されたい願望をこじらせる40代小説家の日常を、エロティシズムとペーソスを織り交ぜながら綴る。綾野が主人公・矢添克二、咲耶が矢添と出会う大学生・紀子、田中が矢添のなじみの娼婦・千枝子を演じる。撮影現場のエピソードの話題で、綾野は矢添と紀子が医師から検査の結果を知らされる場面をあげた。矢添の頭のレントゲン検査の結果、異状がなかったことが描かれ、医師は矢添を「お父さん」、紀子を「娘さん」と呼び、紀子と矢添は親子ではないのだが、紀子が医師の言葉に乗っかって「お父さん、よかったね」と矢添に声を掛けるというやり取りが展開される。
綾野は「お父さん」と呼ばれることは「実は台本にはないのですが」と告白。すると、上映後の舞台挨拶に立つのはこの日が初めてという期待の新星・咲耶は、監督から現場で事前に医師役の俳優と共に矢添を「お父さん」と呼ぶようにリクエストされており、さらにそのことを綾野には伝えていなかったことを明かした。綾野は「『よかったね、お父さん』とナチュラルに咲耶さんに言われて父性がわいたといいますか(笑)」と声を弾ませた。「何てリアクションしているのか覚えてないんですよね」とも付け加えた。
綾野剛、2026年の抱負
2026年の抱負については、綾野は「健康第一といいますか」と告げ「役に体を預けるのでそのための土台としてのいい状態や鮮度の高さは改めて向き合っていかないと、といいますか。感覚などではもう押し切れない。だからこそ、今まで培ってきた経験や出会いの中で形成されてきたものできちんと補っていくといいますか、そういうことをすごく考えています」と心境を言葉にした。(modelpress編集部)
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