山田孝之、顔半分覆うヒゲ姿で登場 “読み合わせ禁止”ムロツヨシ&佐藤二朗との撮影秘話明かす「すごい緊張感でした」【新解釈・幕末伝】
2025.11.04 15:37
俳優の山田孝之が11月4日、都内で開催された映画「新解釈・幕末伝」(12月19日公開)新解釈決起会見に、ムロツヨシ、佐藤二朗、広瀬アリスと共に出席。W主演を務めたムロと佐藤との撮影秘話を明かした。
山田孝之、ムロツヨシ&佐藤二朗は「真面目な先輩」
この日、顔半分を覆うほどのヒゲを生やした姿で登場した山田。記者から「髭は今日のために生やしてきたんですか?」と聞かれると「もちろん役作りのために。普段めんどくさいなって思いながら我慢しております。今日のためのわけがありません」とキッパリ。佐藤が「今日のためって言ってもいいじゃん!」と反応すると、山田は「今日は僕の人生の中でそんなに大事な日じゃない」と口にし、会場の笑いを誘った。佐藤は「やめろよ!いい加減にしろよ!」とツッコんでいた。桂小五郎を演じた山田は、W主演を務めたムロと佐藤について「すごい真面目な先輩2人です」と告白。ムロは「今回は、ページ数でいうと38ページ、分数にすると35分くらい、ずっと3人(ムロ、佐藤、山田)で基本座って会話をするシーンがあります」とあるシーンを挙げ、山田は「あれはすごい緊張感でした」と振り返った。
山田は「やっていることは結構くだらなくも見えるんですけど、すごい集中してすごいピリピリしていました」と回想。長いシーンではあるが、福田監督からは「読み合わせ禁止」と言われていたそうで、山田は「別に読み合わせをしようとしなくても、普段待機しているときは、誰か俳優がせりふの確認をしだすと相手の人も来て、自然と掛け合いが起きるものなんです。それが禁止されていた」と説明し「みんな席を離れて座っていました」と語った。
ムロツヨシ&佐藤二朗W主演「新解釈・幕末伝」
本作は、“みんなが知っているようで知らない幕末”を、映画「銀魂」シリーズ(17・18)や映画「新解釈・三國志」(20)、「今日から俺は!!劇場版」(20)、「アンダーニンジャ」(25)など、さまざまなヒット映画を繰り出すコメディ界屈指のヒットメーカーでおなじみの福田監督によって実写映画化。革命の志士・坂本龍馬を演じるのは、喜劇役者としても悲劇役者としても存在感を放ち続けるムロ。そして幕末の英雄・西郷隆盛を演じるのは、コメディもシリアスも多岐に渡るジャンルでの怪演が観る者全員の心を掴んで離さない佐藤。「役者」という言葉を体現し続け、これまで16年間に渡り福田コメディの歴史を共に歩んできた両雄:ムロと佐藤が、初のダブル主演として、福田監督作品の記念すべき劇場公開映画20本目となる幕末コメディ大作の旗を振る。(modelpress編集部)
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