松村北斗、共演女優2人が驚いたSixTONES冠番組での姿「映画の余韻を壊したくない人は観ないでください」【秒速5センチメートル】
2025.10.10 21:04
SixTONESの松村北斗、女優の高畑充希、宮崎あおい(※崎は正式には「たつさき」)が10日、都内で行われた映画『秒速5センチメートル』初日舞台挨拶に、共演の森七菜、青木柚、木竜麻生、上田悠斗、白山乃愛、メガホンをとった奥山由之監督とともに登壇。高畑と宮崎が驚いた松村の姿を明かした。
松村北斗主演「秒速5センチメートル」
「君の名は。」(2016年)、「天気の子」(2019年)、「すずめの戸締まり」(2022年)など、記録的なヒット作を生み出してきた新海監督の劇場アニメーション「秒速5センチメートル」(2007年)。新海監督の初実写化公開作品となる本作は、主人公・遠野貴樹(松村)の18年間にわたる人生の旅を、幼少期、高校生、社会人の3つの時代で描く。映画単独初主演となる松村は、鑑賞直後の観客の前に登壇すると「いよいよ公開したんだなという興奮もありますけど、やっぱり不安な気持ちはあります」と吐露し、「これだけキャストがたくさんいて、それを束ねた奥山さんがどれだけすごかったかということをずっと現場で感じていて、さっき1人ずつ登壇していく中で、監督が入られたときに一段と拍手が大きくなったのを聞いて、僕の感触ですけどこの映画の届き方としては1番正解の届き方をしているんだなと思って、安心して劇場でたくさん流れていってくれることを祈るばかりですね」と期待を寄せた。
高畑充希、今「1番テンションが高い」理由
一方、ヒロイン・篠原明里を演じた高畑は「まだ実感がない感じがありますね。ほかのお仕事だったり、いろんな場所に行くと、新海さんの秒速のファンの方もたくさんいらっしゃって、日本の方だけではなくて違う国の方も『映画楽しみにしているんです』って言ってくださる方が多いなというのが体感としてあるので、公開してこんなにたくさんの方に見ていただけて、どんどん広がっていったら嬉しい映画だなと思います」と笑顔で語った。また、本作に関するこれまでの活動の中で、1番印象に残っていることを聞かれると、高畑は「今回は不思議な体験だったなという感じがあって、撮影はわりかし孤独な感じで、1人で窓の外を見ているシーンが多くて、監督に相談したりしながら静かーに淡々と進んでいって、そこから宣伝までにかけて別のパートの方と会えたり、話が聞けたり、スタッフさんたちとお話しできたりして、公開に向けてどんどんチーム感がギュッてなっていく感じがして、チームの一員として参加させてもらえている感じが強くなったので、今が1番テンションが高いです(笑)」とにっこり。松村は「釜山国際映画祭に行くということで、奥山さんと2人でオープンシネマっていう三千何百人いる劇場で、しかもでっかいスクリーンで上映が終わったら、おもむろに観客のみなさんが立ち上がってこっちに寄ってきて、囲まれて拍手を浴びたときに“この光景は一生忘れないだろうな”と思いましたね」と目を輝かせた。
宮崎あおい&高畑充希、松村北斗のバラエティの姿に驚き
そして、宮崎は宣伝で高畑とともにSixTONESの冠番組「Golden SixTONES」(日本テレビ系/毎週日曜21時~)に出演したことが思い出に残っているそうで「すごく仲良しですてきだったんですけど、みなさんの番組に出させていただいて、それがすごく楽しくて、私たちは役者さんとしての松村さんしか知らなかったから、“こんなに違うお顔を持っていらっしゃるんだ”て思って(笑)、でも、そこもキラキラしていて、みなさんがチームで何があってもみんなでフォローし合ったり、盛り上げ合ったりという空気感がすごくすてきだなと思って、いい時間を過ごされているんだなというのがとても嬉しくなって、そんな違う一面が見られたことが嬉しかったです」と声を弾ませ、俳優とアイドルの松村について聞かれた高畑は「2人いるのかなって思うくらい違って(笑)、現場は静かーに、遠―くにいて、松村くんは今何を考えているんだろうって思っていたんですけど、(番組では)弾けている姿が最高にすてきでした。どっちもすてきですけど、いい仲間といられて羨ましいなって(笑)」と語ると、松村は「お母さん?」と声をかけて会場の笑いを誘った。そんな中、人差し指を口に前に持っていき、観客に向かって“しーっ”のポーズをしていた松村は「みんながクスクス笑うから、(普段、同番組で)ダサいことやってるのバレるので静かにしてください」とお願いし、高畑は「俳優さんたちってグループとかないから、あんな信頼できる人たちとか、心許せる仲間がずっと横にいてくれるっていいなって」と羨望の眼差しで松村を見つめた。なお、同番組のオンエアは10月5日に終わったことを受け、松村は「この映画の余韻を壊したくない人は観ないでください。壊したい人は観てください」とコメントして観客を笑わせた。
松村北斗、残したい言葉は「やめない」
さらに、本作に出てくるセリフにちなみ、これまで出会った言葉の中で一言残すなら、どんな言葉を残したいか質問されると、高畑は「私は何かをするときに“なんとかなるか”と思うので、なんとかなるですね。未来の人も迷うこともあるだろうから、なんとかなるよって」と答え、松村は「今は真面目な雰囲気ですか?」と伺いを立て、「ふざけていたらとろろという回答もありますが。もち肌とか」とコメント。改めて、松村は「今回の映画にとって1番中心の場で答えるのであれば“やめない”という言葉ですね。この仕事をしているとしんどいときもいっぱい合って、頑張れてないなとか、ハードルを越えられてないなって思って、心がボロボロになっていくときに、やめないってまでハードルを下げるとなんとかなることが結構あって、そればかりでは甘えになっちゃうんですけど、やめないという自分の中の最低ランクのモットーを持っていると、みなさんの参考になりますよってことではなくて、僕はそれを残して来世の自分に渡したいなって思いますね」としみじみと語り、もち肌についても尋ねられると「もち肌は気持ちいいよって。頑張ってもち肌にすると、洗顔のときに気持ちいいよって……あの…やめないってことです」と空気を察して話を戻した。(modelpress編集部)
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