南沙良、ゆりやんレトリィバァ初監督映画「禍禍女」主演に決定「初めての挑戦が多い作品でした」
2025.10.02 06:00
女優の南沙良が、お笑いタレントのゆりやんレトリィバァが初監督を務める映画『禍禍女』(2026年2月6日公開)で主演を務めることがわかった。
南沙良、ゆりやんレトリィバァ初監督映画「禍禍女」主演に決定
この度、本作の主演に『志乃ちゃんは自分の名前が言えない。』(2018)で主演を務め第43回報知映画賞や第61回ブルーリボン賞新人賞などを受賞、2025年7月に公開した主演作『愛されなくても別に』に続き2026年1月公開の『万事快調<オール・グリーンズ>』でも主演を務めるなど、実力派女優として話題作への出演が続々と控える南が決定。ゆりやんの今までの恋愛の全てが詰め込まれた本作にて、ある男性に想いを寄せる美大生の主人公・上原早苗役を演じることになった。ゆりやんの記念すべき初監督作品の主人公に抜擢された南は「早苗の感情に触れることで、私自身のなかにも眠っていた感情が呼び起こされていくような感覚でした」とコメント。撮影を共にした南について、監督・ゆりやんは「沙良さんには殻を破って欲しかったので、そのためには自分も殻をかぶっていてはいけないと思い、本音でぶつかりましたら、沙良さんも全身で受け止めて全力でぶつかってきてくださいました」と絶賛。さらに「こんな南沙良さんをみたことがありませんでした!」と称賛を送った。
「禍禍女」脚本家に内藤瑛亮氏
本作の脚本に『ミスミソウ』(2018)、『許された子どもたち』(2020)、さらに2025年11月に公開する鈴木福VS最強のヒグマが戦う映画『ヒグマ』などそのセンセーショナルな内容により、作品が発表されるたび物議を醸す内藤瑛亮氏が決定。内藤氏は「ゆりやんさんを傷つけた男たちを呪う気持ちで書きました。どうか、その『呪い』の拡散にご協力いただければ幸いです」と作品を作った思いを語った。そして、新しい学校のリーダーズ『オトナブルー』など数々の話題曲をプロデュースし、世界標準のサウンドが高く評価されるトラックメーカー/音楽プロデューサーのyonkey氏が、自身初となる実写映画の音楽を手掛ける。yonkey氏も「オファーをいただいたときからワクワクでいっぱいでした。音楽もゆりやんさんが表現したかった“これまでの恋愛を元にした映画”に寄り添えて作れたと思います」とコメントを寄せた。
ゆりやんレトリィバァ初監督映画「禍禍女」
これまで、芸人、俳優、ラッパー、声優、ラジオパーソナリティなど多方面で活躍してきたゆりやん。「女芸人No.1決定戦 THE W」、「R-1グランプリ」の王者となり、芸人としてその名を轟かせるだけでなく、アメリカのオーディション番組「アメリカズ・ゴット・タレント」で海外進出を果たす。2024年にはNetflixシリーズ「極悪女王」の主演を務め、芸人として世界に挑戦するため、活動の拠点をアメリカ・LAに移した。さらに、2025年7月16日にはYURIYAN RETRIEVER名義でソロアーティストとしてメジャーデビューするなど、その勢いは止まることを知らない。そんなゆりやんが映画監督を務める本作。2021年、あるTV番組で次に挑戦したいこととして「映画監督」と発言したゆりやんを観た本作のプロデューサーがコンタクトを取り始動。2024年のカンヌ国際映画祭の開催期間中に、カンヌの地で映画監督デビューが発表され、話題になった。プロデューサーは、撮影までの約1年間、ゆりやんと頻繁に会って恋バナを聞き続けたという。そんなゆりやんの今までの恋愛の全てが詰め込まれた映画が爆誕する。(modelpress編集部)
監督:ゆりやんレトリィバァ コメント
主演は南沙良さんです!沙良さんには、今回の役を演じていただくにあたり、殻を破って欲しかったので、そのためには自分も殻をかぶっていてはいけないと思い、本音でぶつかりましたら、沙良さんも全身で受け止めて全力でぶつかってきてくださいました。早苗役を南沙良さんにお願いして本当によかったですし、沙良さんしかいませんでした。こんな南沙良さんをみたことがありません!ありがとうございます!沙良、LOVE!主演:南沙良コメント
お話をいただいたときは、ゆりやん監督の世界観に入れることがとても楽しみでしたし、自然と挑戦してみたいと思えました。私自身初めての挑戦が多い作品でしたが、早苗の感情に触れることで、私自身のなかにも眠っていた感情が呼び起こされていくような感覚でした。そしてゆりやん監督は初めての長編映画とは思えないほど、ユーモアと情熱を持って作品を導いてくださいました。現場は常に温かく、エネルギッシュな空気に満ちていて、その中で自由に表現することができたと思います。是非たくさんの方に、いろんな形で自由にこの映画を楽しんでいただけたら嬉しいです。脚本:内藤瑛亮氏コメント
もともとゆりやんレトリィバァさんのファンでしたので、ご一緒できることが本当に嬉しく、すぐにお引き受けしました。「ゆりやんさんに喜んでもらいたい」という気持ちをモチベーションに全力で取り組みました。褒めてくださるたびに励みになり、「このセリフ最高です」とその場で口にしてくださった瞬間は忘れられません。“ホン”作りでは、ご自身の恋愛話も語ってくださり、そこに登場する男性たちがあまりに強烈で、フィクションの中で彼らに報いを与えたいと決意しました。“ホン”作りは苦しいことが多いのですが、『禍禍女』は唯一心から楽しく、もし時間を戻せるならもう一度やりたいと思えるほど幸福な時間でした。ゆりやんさんを傷つけた男たちを呪う気持ちで書きました。どうか、その「呪い」の拡散にご協力いただければ幸いです。音楽:yonkey氏コメント
今回が自分にとって初めての劇伴挑戦ということもあり、オファーをいただいたときからワクワクでいっぱいでした。ゆりやん監督との制作は、真剣な話し合いの中にも笑いが絶えず、常に新鮮で刺激的な時間でした。音楽もゆりやんさんが表現したかった“これまでの恋愛を元にした映画”に寄り添えて作れたと思います。ぜひ劇場で体感してください。
【Not Sponsored 記事】