赤楚衛二「僕、何か悪いことしましたっけ?って思っちゃいました」共演者の迫力語る【近畿地方のある場所について】
2025.08.08 16:59
俳優の赤楚衛二が8日、都内で開催された映画『近畿地方のある場所について』初日舞台挨拶に、共演の菅野美穂とともに出席。撮影秘話を明かした。
赤楚衛二、菅野美穂の迫力に驚き
背筋によるホラー小説「近畿地方のある場所について」(KADOKAWA)を実写化した本作にちなんで、同イベントでは「観客が怖がっているのではないか」という声が。すると、菅野は突然コール&レスポンスを始めて、観客の盛り上がりを確認。「大丈夫だ!」と笑顔を見せた。劇中における千紘(菅野)の変化について、赤楚は「本当に頼りになるなって思っていたのに、祠あたりで、あのどぎつい目で見られたときに、『僕、何か悪いことしましたっけ?』って思っちゃいましたもんね(笑)」と告白した。
また、演じていて1番怖かったシーンについて菅野は、トンネルでの撮影を挙げ「あそこは本物の心霊スポットだったんです。撮影していたトンネルが」「有名な場所だったみたいで、撮影しているときに、中学生の男の子が4人ぐらいで肝試しに来たりしていたんです」と説明し、「私と赤楚さんは見えなかったんですけど、『緑の人がずっといる』って言っている子がいて。そういうのもありました」と驚きのエピソードを明かした。
続けて、赤楚は「『本番中にちょいちょい女の人の声が聞こえてくるんだよね』っていうのをカメラマンさんのTさんが言っていて。車の中のシーンなんですけど、『女性の声が本番中に聞こえるってどういうこと?』って思いました」とこのシーンを撮影したカメラマンの体験談を語った。さらに、風もないのに機材が揺れ動く様子を収めた動画がX(旧Twitter)にアップされているそうで、菅野は「その映像、本当に怖いです」と伝えた。
菅野美穂&赤楚衛二、新感覚“場所ミステリー”でW主演
本作のメガホンをとったのは、フェイクドキュメンタリーの先駆者にしてホラー映画の名匠、『ノロイ』『貞子VS伽椰子』『サユリ』の鬼才・白石晃士氏。失踪事件の調査をすすめるにつれて“ある場所”へと導かれていくオカルトライター・千紘(菅野)と雑誌編集者・小沢(赤楚)が行動をともにしていくうちに“ある場所”の謎に魅せられていく物語だ。(modelpress編集部)
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