黒崎煌代(提供写真)

黒崎煌代初主演「見はらし世代」カンヌ国際映画祭監督週間に正式出品「団塚監督だからこそ100%の信頼をもって」

2025.04.15 19:00

俳優・黒崎煌代の初主演映画『見はらし世代』が、現地時間5月13日から24日にかけて開催される、第78回カンヌ国際映画祭の監督週間に出品されることが発表された。

  

黒崎煌代主演「見はらし世代」カンヌ国際映画祭監督週間に出品

団塚唯我監督(提供写真)
本作は、若手映画作家育成事業ndjcにて短編『遠くへいきたいわ』を監督した団塚唯我のオリジナル脚本による長編デビュー作。再開発が進む東京・渋谷を舞台に、母親の死と残された父親と息子の関係性を描いている。

過去には大島渚、北野武、黒沢清、三池崇史、諏訪敦彦、河瀬直美、橋口亮輔、西川美和といった日本映画を牽引してきた監督たちが、そして昨年は河合優実主演、山中瑶子監督の『ナミビアの砂漠』が選出された監督週間で、日本人最年少での出品となった団塚は「今、この映画が初主演となる黒崎煌代君と2人で喜びを噛み締めているところです」と喜びを言葉にした。

主人公・蓮を演じるのは『さよなら ほやマン』で映画デビューし、日本批評家大賞 新人賞を受賞した黒崎。団塚は『さよなら ほやマン』にメイキングとして参加しており、自身のキャリアのスタートにも立ち会っていた団塚監督との初主演作に対して「私のキャリアを最初から近くで観ていてくれた団塚監督だからこそ100%の信頼をもって撮影に臨むことができました。映画を好きで本当に良かったです」と団塚との深い信頼をコメントに寄せている。

遠藤憲一(提供写真)
父親・初を演じるのは、悪役からコミカルなキャラまで幅広い役を演じ、多数の作品で存在感を発揮する遠藤憲一。母親・由美子をドラマ・映画・舞台・モデルなど幅広い分野で活躍する井川遥、姉・恵美を木竜麻生が演じる。

井川遥(提供写真)
遠藤は自分が関わってきた中で一番若いという団塚監督に対して「人間の考えや行動に対する演技指導は、倍以上生きている私が感銘を受けることばかりだ。みずみずしさと繊細さと深さが共存する現場だった」と述べ、井川は、団塚監督の演出によって感情の行方が幾重にも変化していく驚きに触れつつ「監督の若き豊かな才能が世界に広がっていくのが楽しみでなりません」と若き才能の飛躍を願うコメントを寄せた。

木竜麻生(提供写真)
また、木竜は作品に携わっていく中で素敵な時間を共有することができ、「家族という、普遍的だけれど、どの家族にもそれぞれの風景がある存在を、紡いでいく人たちへの愛おしさを感じました」とコメントを残した。(modelpress編集部)

監督・脚本:団塚唯我氏コメント

初めての長編映画で海外映画祭にも行ったことがない中で、監督週間でお披露目出来ることが決まって本当に嬉しいです!!!!!!!今、この映画が初主演となる黒崎煌代君と2人で喜びを噛み締めているところです。黒崎君始め、素晴らしいスタッフ、キャストの皆様と作れたからこそのご褒美だと自信をもって言えます!カンヌ国際映画祭、楽しみです!

主演:黒崎煌代コメント

感無量です。カンヌの地に、団塚唯我監督とこの作品と共に立てる事に興奮しています。私のキャリアを最初から近くで観ていてくれた団塚監督だからこそ100%の信頼をもって撮影に臨むことができました。映画を好きで本当に良かったです。『見はらし世代』がフランスをはじめ、世界中の皆さんに観ていただけるのが楽しみです!

遠藤憲一コメント

団塚監督は俺が関わった映画で、今までで一番若い監督だと思う。私の半分も生きてないから、人生経験も私より少ないはずだが、演技指示はとても鋭くて深い。人間の考えや行動に対する演技指導は、倍以上生きている私が感銘を受けることばかりだ。みずみずしさと繊細さと深さが共存する現場だった。新しい才能に満ち溢れた作品になっているに違いない。

井川遥コメント

団塚監督の演出を受け、感情の行方が幾重にも変化することに何度も驚きを感じていました。監督のピュアで、繊細な鋭い感性に触れ、呼応する時間がまだまだ終わらないで欲しいとすら思えたのでした。盛夏の撮影、そして半年後、冬編で再び集結しました。10年後を演じるにあたって半年という時間は役を成長させる大切な時間になりました。演じられたことに心から感謝しています。監督の若き豊かな才能が世界に広がっていくのが楽しみでなりません。

木竜麻生コメント

団塚監督、団塚組スタッフキャストの皆さん、関わっていただいた皆さん、カンヌ映画祭の監督週間選出、本当におめでとうございます。この作品のお話をいただいて、準備をして、撮影をして、どの時間も丁寧に、みんなが同じ目線で携わっているのを肌で感じることができて、素敵な時間を共有させてもらいました。家族という、普遍的だけれど、どの家族にもそれぞれの風景がある存在を、紡いでいく人たちへの愛おしさを感じました。寛容な心と素直な目線で作品を観ていただけることを願い、届いていくことを楽しみにしています。
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