松坂桃李、4月1日の撮影初日にハプニング 「気が気じゃなかった」【パディントン 消えた黄金郷の秘密】
2025.04.09 20:36
俳優の松坂桃李が4月9日、都内で行われた映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」(5月9日公開)のジャパンプレミアに、吉田羊、三戸なつめ、大平あひるとともに出席。新作の撮影初日に起きたハプニングを明かした。
松坂桃李「2時間半がMAX」収録を回顧
女性陣3人に呼び込まれ、パディントンとともに船のセットに乗って登場した松坂は「7年ぶり僕の数少ない友に会うことができました。本当にうれしいです。ありがとうパディントン。久しぶり!」と笑顔を見せ、「何歳になったんだろう」とパディントンに声をかけて会場の笑いを誘うと、吉田から「聞いちゃダメです」とツッコまれていた。改めて、パディントンと船のセットから登場した感想を求められた松坂は「どこか違うところに連れて行かれるんじゃないかって(笑)。パディントンと一緒にいるとアクシデントが絶えないのでドキドキしていましたね(笑)」と茶目っ気たっぷりに笑い、収録時の思い出を聞かれると「7年ぶりだったので本当にうれしくて、ブースに入ったときにはパディントンのぬいぐるみが置かれていて、監視されるように」とコメント。吉田から「見守られるように」と再びツッコまれ、松坂は「そうですね。見守っていただいて、その中でやらせていただきましたね」と微笑んだ。
続けて、松坂は「やっぱりパディントンの姿を見ると思い出してくるものですね。英国紳士の気持ちと、真摯に人と向き合う真摯さの気持ちと言いますか、収録しながら心が浄化されました」と収録を回顧。また、今回は叫ぶシーンが多かったといい「(1日)2時間半がMAXで、ずっと叫んで後半カスカスになったら『今日は終わりでーす』というような、そんな感じでした」と打ち明け、今回のパディントンは能動的だそうで「おばさんが1番大好きで大切な人なので、おばさんのために能動的に動いて、今まではブラウンさんたちに巻き込まれながらだったんですけど、今回はパディントンがブラウン一家を巻き込んでジャングルに行くという男らしい一面もありました」と紹介した。
松坂桃李、クランクイン初日にハプニング
そして、新年度を迎えたことや、本作でパディントンが新たな冒険に繰り出すことにちなみ、新しいスタートを切った際の印象的なエピソードを聞かれると、松坂は「近々の話なんですけど、4月1日ちょうどに新しい作品にクランクインしまして、すごく気持ちがいいなと思っていたら、その作品の台本を当日忘れてしまって、すごく不安でしょうがなくて、気が気じゃなかったです」と告白。「一応、セリフもちゃんと入ってはいるけど手元にないと不安みたいな。そこが自分の中で“悔しい!”というのがありましたね」と吐露した。吉田から「周りにはバレなかったんですか?」と声をかけられると、「バレませんでした」と胸をなで下ろしつつ、「現場に入ると台本はお守りみたいな感じの存在になってくるので、お守りがないのが不安でしたね」と振り返っていた。さらに、新しいスタートラインに立った人へエールを求められた松坂は「寄り道を楽しむことかもしれません」とコメントし、「僕は小さい目標をいくつか立てつつ、最終的にはちょっと遠目の目標にたどり着くような、道標となるようなポイントをいくつか立てながらお仕事をさせてもらっているんですけど、その中に予期せぬことってたくさんあるんですよね。でも、そういうのは長い人生の中で考えたときのちょっとした寄り道みたいなことと考えると、捉え方がゆったりとした感じになるので、(人生を)楽しむことができると思います。ぜひ寄り道も楽しんでスタートを切っていただけたらと思っています」とメッセージを送った。
映画「パディントン 消えた黄金郷の秘密」
映画『パディントン』シリーズの最新作となる本作は、ペルーを舞台に、失踪したルーシーおばさんを探すというパディントン史上最大の冒険を描く。前作『パディントン2』から7年ぶり、3作品にわたり松坂がパディントンの日本語吹替えを務め、三戸は同じく1 作目からジュディ役の吹替えを、吉田はキーパーソンとなる新キャラクター・クラリッサ役の吹替え、大平は新キャラクターのジーナ役の吹替えをそれぞれ務める。(modelpress編集部)
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