山時聡真&中島瑠菜、映画「蔵のある街」W主演に決定 高橋大輔らが出演
2024.07.18 06:00
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俳優の山時聡真と女優の中島瑠菜が、2025年夏公開の映画『蔵のある街』でW主演を務めることが決定した。
山時聡真&中島瑠菜W主演「蔵のある街」
山田洋次作品の多くで脚本・助監督を務めてきた平松恵美子監督が地元である岡山県倉敷市を舞台に、倉敷出身の高橋大輔、MEGUMI、前野朋哉ら出演陣を迎えた本作。生まれ育った「蔵のある街」に花火を打ち上げるため奔走する主人公の高校生・難波蒼を演じるのは山時。蒼の幼馴染みで、自閉症スペクトラム障害の兄を持つ女子高生・白神紅子を演じるのは中島。19歳の山時と17歳の中島、ネクストブレイク俳優として注目を浴びるふたりのフレッシュなコンビが実現した。山時は「この映画を通して、舞台である倉敷はもちろん、皆さんの生まれた街や住む街に希望や勇気を与えられるように、全力で挑みたい」と意気込み、中島は「台本を読んだ後、なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。皆さんにもこの気持ちをお届けできるよう精一杯頑張ります」と心境を明かした。撮影は7月下旬から8月にかけて全編倉敷市内にて行われる。(modelpress編集部)
山時聡真コメント
脚本を読んだ時、若い人が与える力、街の人達の団結する力の強さを感じました。倉敷には以前一度だけ行ったことがありますが、美しい景色と温かい人達が印象的でした。今回は何を感じられるのか、今からすごく楽しみです。僕が演じる蒼はごく普通の高校生ですが、誰もが諦めてしまいそうなことにも、果敢に立ち向かっていく青年です。この映画を通して、舞台である倉敷はもちろん、皆さんの生まれた街や住む街に希望や勇気を与えられるように、全力で挑みたいと思います。中島瑠菜コメント
映画『蔵のある街』に、紅子として携わることができると決まった時、とても嬉しかったです。倉敷の素敵な街並みで素敵な作品を、これから平松監督はじめキャストの皆さん、スタッフの皆さん、街の皆さんと一緒に作りあげていけること、今からとても楽しみです!台本を読んだ後、なんだかとてもあたたかい気持ちになりました。皆さんにもこの気持ちをお届けできるよう精一杯頑張ります!「蔵のある街」ストーリー
倉敷に住む男子高生・難波蒼はある日、幼馴染みの女子高生・白神紅子の自閉症スペクトラム障害の兄が、神社の大木に登って大騒ぎを起こしていたところへ行き合わせる。紅子の兄は幻の花火を見て騒いでいたのだ。蒼は「俺が本物の花火を打ち上げてやるから降りてこい!」と言って騒動をおさめた。しかし、紅子は感謝するどころか涙を流しながら怒る。「自閉症」の兄だから、できもしない約束でごまかした。兄は約束を忘れないから、毎日傷つく」。蒼は、真実を突かれてショックを受ける。紅子に密かな思いを寄せていた蒼は、約束を守って花火を上げようとするが、どうしたらいいのかわからない。実は紅子にとって「花火」は特別な意味があった。蒼が自分たちのために奮闘し始めた姿に、頑なになっていた紅子の心が次第に開かれていく。軽口が本気になり、本気が苦い挫折を生み出し、挫折の中で再び立ち上がる。そんな蒼たちの奔走が徐々に周囲の人びとに伝わるが…。果たして、この街に花火は上がるのか?
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