三木康一郎監督（C）モデルプレス

奈緒主演「先生の白い嘘」三木康一郎監督が頭下げ謝罪「大きな苦しみを与えてしまった」インティマシーコーディネーター要望拒否めぐり

2024.07.05 19:47

5日、都内にて映画『先生の白い嘘』（同日公開）初日舞台挨拶が行われた。同作の監督を務める三木康一郎氏が、インティマシーコーディネーターの起用について謝罪した。

三木康一郎監督「先生の白い嘘」インティマシーコーディネーターの要望拒否を謝罪

4日に「ENCOUNT」にて公開された三木監督のインタビューでは、同作にて主演の奈緒からインティマシーコーディネーターを入れる要望があったうえで、「間に人をいれたくなかった」とインティマシーコーディネーターは起用せずに撮影したと明かしており、ネット上で物議に。

稲垣竜一郎氏（C）モデルプレス

今回の舞台挨拶の冒頭ではプロデューサーの稲垣竜一郎氏が登壇し、製作委員会からのコメントを代読するとともに当初の状況を説明、改めて謝罪した。

その後出演者とともに登壇した三木監督は「私の不用意な発言により、皆様に多大なるご迷惑とご心配をおかけしたことを、この場を借りて謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。さらに、関係者、スタッフ、キャスト、彼らにも大きな大きな苦しみを与えてしまったこと、この場で謝罪したいと思います。本当に申し訳ありませんでした。さらに、原作者の鳥飼茜先生、ものすごくこの作品に尽力していただいたにもかかわらず、裏切るような形になってしまい、本当に申し訳ありませんでした」と観客、関係者に向けて頭を下げ謝罪した。

三木康一郎監督（C）モデルプレス

また、舞台挨拶の最後には登壇した奈緒、猪狩蒼弥、三吉彩花、風間俊介との撮影前の本読みを回想。「本読みが終わった後に4人揃って話がしたいと。で、4人だけ集まって、この作品をどう考えていくかっていう4人の姿は、僕は遠目に見て、彼らのこの作品にかける思いをすごく感じました。今後、この映画がどういうふうに皆さんに届くか計り知れませんが、今後、私、映画人としてしっかり精進してまいりたいと思います」と決意を言葉にしていた。（modelpress編集部）

奈緒主演「先生の白い嘘」製作委員会、インティマシーコーディネーターの要望拒否を謝罪

奈緒主演「先生の白い嘘」三木康一郎が頭下げ謝罪

奈緒「先生の白い嘘」撮影現場は「すれ違いがあったことも事実」

猪狩蒼弥、言葉詰まらせ奈緒への感謝語る「ちゃんと僕言えてなかったんですけど」

風間俊介「先生の白い嘘」鑑賞迷う人へ“メッセージ”「本来舞台挨拶で言うことではないのかもしれません」

奈緒主演「先生の白い嘘」原作者が舞台挨拶にコメント寄せる「あらゆる意味で遅すぎたし甘かった」

猪狩蒼弥「先生の白い嘘」映画公開の意義に持論「娯楽という意味で消費するということではなく」