桜田ひより、両親の“2回鑑賞”に喜び イベントでの涙の理由明かす【バジーノイズ】
2024.05.14 21:04
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グローバルボーイズグループ・JO1(ジェイオーワン)の川西拓実と女優の桜田ひよりが14日、都内で行われた映画「バジーノイズ」公開後御礼舞台挨拶に、原作者のむつき潤氏とともに登壇。桜田が両親とのエピソードを明かした。
桜田ひより、両親が「バジーノイズ」鑑賞
両親が観てくれたという桜田は「2回観てくれたんですけど、1回目も2回目も同じところで泣いたって言ってくれました」と目を輝かせ、「久しぶりに自分の映画を両親に観せる機会をいただけたので、今回、自分の娘が成長してるなって感じたらしくて、胸が温かくなったっておっしゃっていました」と嬉しそうに話した。またイベントでは、原作者のむつき氏も登壇し、川西と桜田に花束を贈呈。以前にもらったというイラスト色紙をお披露目する一幕もあった。桜田は「潮ちゃんはけっこうな破天荒さがあって、ちょっと現実とは離れているような行動をとったり、驚くような言動やらが多かったと思うんですけど、それをいかに実際にいるかのような女の子にするか、プラス関西弁とで、自分にとってお仕事の幅が広がったと言いますか、自分自身とても成長できた素敵な作品です」と言葉を噛み締めるように語った。
桜田ひより、イベントでの涙を回顧
そして、前夜祭イベントでむつき氏からキャストそれぞれに送られた手紙が披露されたことが話題に上ると、その際に涙した桜田は「何かあったっけー!」ととぼけて笑いを誘う一幕も。「こういう場で泣くタイプではない」と言いつつ号泣した桜田は「びっくりしちゃいました。そのときはいろんな感情がわーって蘇ったんですけど、終わって家に帰ってふと振り返ったときに、あの涙ってどこからきたんだろいうって思って考えたんですけど、それこそ自分が潮ちゃんと向き合っている期間、去年の夏というのはすごく濃密な時間だったというのもあって、潮ちゃんに自分自身を投影していた部分もあったので、もがいていた夏だったなっていうのをきっとむつき先生の言葉ですべて救われたというか、自分が成長するために必要なものだったし、この作品が私にとって大切な大切なものになったんだなって、改めて思えたそんな瞬間でした」と熱く語り、「(撮影時は)監督ともいろいろお話させていただいて、自分自身と重なる部分だったり、潮ちゃんの気持ちに寄り添いすぎて自分がわからなくなってしまったり、今となっては本当に最高の夏だったなって思いますね」と晴れやかな表情を浮かべた。しかし、桜田のコメントを聞いたむつき氏は「桜田さんの涙はわからないなと思っていますけどね、女優さんだから」と演技の可能性を疑って2人を笑わせた。
川西拓実×桜田ひより「バジーノイズ」
週刊ビッグコミックスピリッツ(小学館刊)で2020年まで連載されていたむつき潤の同名コミックを映画化した本作。人とかかわることを必要とせず、たったひとつの“すきなもの”である音楽をPCで作り、ひとり奏でるだけのシンプルな生活を送っている清澄(川西)と、自分の気持ちに素直に生き、清澄の閉じた世界に強烈なノイズが流れ込むきっかけとなる潮(桜田)が織りなすドラマを描く。(modelpress編集部)
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