齋藤潤、綾野剛から学んだこと「つまずいたときに声をかけてもらった」 映画「カラオケ行こ!」動員36万突破
2024.02.19 20:30
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18日、ヒットを記念し映画「カラオケ行こ!」の舞台挨拶がTOHOシネマズ新宿、TOHOシネマズ府中、立川シネマシティの3か所で計4回実施。齋藤潤が共演した綾野剛から学んだことを語った。
原作は、合唱部部長の中学3年生が突然ヤクザにカラオケに誘われ歌の指導を頼まれるという奇抜なストーリー設定とゆるい笑いで、「マンガ大賞2021」第3位などさまざまなマンガ賞に続々ランクインした累計60万部を突破した和山やまの人気コミック。組のカラオケ大会で最下位になった者に待ち受ける“恐怖”を回避するため、何が何でも歌を上達したいヤクザの成田狂児を綾野が、狂児から歌唱指導を依頼される合唱部部長の中学生・岡聡実を齋藤が演じる。
公開6週目を迎えた先週末も絶好調で、3日間前週対比102%、累計動員は39万を突破している(2月18日時点)。
大型劇場での舞台挨拶に齋藤は、「こんな大きなスクリーンで驚いた。質問にきちんと答えられるか不安だが、マスコミのみなさんがいらっしゃらないぶん、リラックスして話ができている」と笑顔で述べ、和やかな雰囲気でイベントはスタート。今回の舞台挨拶でも、複数回の鑑賞を楽しんだであろうファンから意外な質問が飛び出した。
「“映画を見る部”でのシーンでの深堀りはしましたか?」という問いに、齋藤は「あの部室は聡実にとって自覚はせずとも違和感のない空間であり、自分の言いたいことが言える場所。野木(亜紀子)さんのすてきな脚本に鳥肌がたった」と映画オリジナルシーンへの独自の解釈を回答。TOHOシネマズ府中での舞台挨拶では、「作品を通して学んだことはありますか?」という質問に対して、齋藤は感慨深い表情で「綾野剛さんには芝居のテクニックや役者としての在り方を教えてもらったり、つまずいたときに声をかけてもらったりして、魅力的な役者になるための第一歩を本作で踏み出すことができた」と語った。
また、劇伴に関する質問に対しては、「(一般的に)映画には目立つシーンとは別に音楽的に大切なポイントとなるシーンがあり、『カラオケ行こ!』の場合はみなみ銀座での狂児の登場シーン。そこに流れてきたのが“ダッダッダッダッダッダ……(耳に残る劇伴のリズム)”。狂児のボケに一緒に付き合うというのが根底にあり、そこからタイトルにもどると答え合わせができる」と、作品ファンにはうれしいエピソードを披露した。
ほかにも「『カラオケ行こ!』は印象的な音程が登場するが、そこを基準として音楽を構築した。キャラクターの見えている部分と見えていない部分含め、そのシーンでそのキャラクターが何パーセントを占めているかを音楽にも反映していく」とSNSでも話題になっていた劇伴の制作秘話を語った。
さらに、映画音楽の役割については「観客と映画の物語を結びつける役割を果たすのが映画音楽。音楽の裏側に気づかれることはうれしいことが、同時に気づかれなくても結果的に映画の世界の調和を感じていただけたらうれしい。狂児の世界と聡実の世界が一緒になったりほどけたりする様子を一つのテーマとし、バリエーションをいくつか設けている。サウンドトラックを通じて、みなさんがそれぞれのアプローチを楽しんでほしい」と説明した。
最後に、世武氏は「本や映画を人に勧めるのは意外とむずかしい。けれど本作はいろんな人が楽しめる。ぜひ周りの人に勧めてください」、齋藤は「今後も映画を盛り上げられるように、そしてみなさんの前に立てるように頑張ります。そして、今後役者を続けていく上でこの作品が僕のライバルになるんだと思って精進していきたい」とそれぞれコメントし、イベントは盛況のうちに終了した。(modelpress編集部)
公開6週目を迎えた先週末も絶好調で、3日間前週対比102%、累計動員は39万を突破している(2月18日時点)。
齋藤潤、映画「カラオケ行こ!」4回の舞台挨拶登壇
齋藤は、「こうしてまた大ヒット御礼舞台挨拶に立てることをうれしく思います。販売開始直後に売り切れたと聞きました。本日はよろしくお願いいたします!」と公開1ヶ月を過ぎても反響が止まない喜びをファンと分かち合った。大型劇場での舞台挨拶に齋藤は、「こんな大きなスクリーンで驚いた。質問にきちんと答えられるか不安だが、マスコミのみなさんがいらっしゃらないぶん、リラックスして話ができている」と笑顔で述べ、和やかな雰囲気でイベントはスタート。今回の舞台挨拶でも、複数回の鑑賞を楽しんだであろうファンから意外な質問が飛び出した。
「“映画を見る部”でのシーンでの深堀りはしましたか?」という問いに、齋藤は「あの部室は聡実にとって自覚はせずとも違和感のない空間であり、自分の言いたいことが言える場所。野木(亜紀子)さんのすてきな脚本に鳥肌がたった」と映画オリジナルシーンへの独自の解釈を回答。TOHOシネマズ府中での舞台挨拶では、「作品を通して学んだことはありますか?」という質問に対して、齋藤は感慨深い表情で「綾野剛さんには芝居のテクニックや役者としての在り方を教えてもらったり、つまずいたときに声をかけてもらったりして、魅力的な役者になるための第一歩を本作で踏み出すことができた」と語った。
世武裕子氏、劇中音楽の制作秘話明かす
立川シネマシティの舞台挨拶では、劇伴を担当した世武裕子氏も登場。「意外な知り合いから映画に対する感想の連絡をもらったことが嬉しかった」と本作のヒットへの喜びをファンにシェアした。また、劇伴に関する質問に対しては、「(一般的に)映画には目立つシーンとは別に音楽的に大切なポイントとなるシーンがあり、『カラオケ行こ!』の場合はみなみ銀座での狂児の登場シーン。そこに流れてきたのが“ダッダッダッダッダッダ……(耳に残る劇伴のリズム)”。狂児のボケに一緒に付き合うというのが根底にあり、そこからタイトルにもどると答え合わせができる」と、作品ファンにはうれしいエピソードを披露した。
ほかにも「『カラオケ行こ!』は印象的な音程が登場するが、そこを基準として音楽を構築した。キャラクターの見えている部分と見えていない部分含め、そのシーンでそのキャラクターが何パーセントを占めているかを音楽にも反映していく」とSNSでも話題になっていた劇伴の制作秘話を語った。
さらに、映画音楽の役割については「観客と映画の物語を結びつける役割を果たすのが映画音楽。音楽の裏側に気づかれることはうれしいことが、同時に気づかれなくても結果的に映画の世界の調和を感じていただけたらうれしい。狂児の世界と聡実の世界が一緒になったりほどけたりする様子を一つのテーマとし、バリエーションをいくつか設けている。サウンドトラックを通じて、みなさんがそれぞれのアプローチを楽しんでほしい」と説明した。
最後に、世武氏は「本や映画を人に勧めるのは意外とむずかしい。けれど本作はいろんな人が楽しめる。ぜひ周りの人に勧めてください」、齋藤は「今後も映画を盛り上げられるように、そしてみなさんの前に立てるように頑張ります。そして、今後役者を続けていく上でこの作品が僕のライバルになるんだと思って精進していきたい」とそれぞれコメントし、イベントは盛況のうちに終了した。(modelpress編集部)
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