菅田将暉、竹内涼真と再タッグ「君と世界が終わる日に」3年ぶり主題歌に決定「強く抱きしめたい気持ちにかられ」
2023.12.05 05:00
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俳優で歌手の菅田将暉が、俳優の竹内涼真が主演を務める映画『劇場版 君と世界が終わる日に FINAL』(2024年1月26日公開)の主題歌を担当することがわかった。
竹内涼真主演「劇場版 君と世界が終わる日に FINAL」
本作は、2021年1月に日本テレビとHulu共同製作ドラマとして、日本テレビ系にてSeason1の放送がスタート。ゴーレムウィルスという噛まれたら化け物になってしまう“謎の感染症”によって突然日常を奪われた人々の過酷なサバイバルと濃厚な人間ドラマを描いていく『君と世界が終わる日に』(通称:『きみセカ』)。地上波ゴールデン帯連続ドラマでは初となる“本格ゾンビ作品”として注目が集まった。その後も、Season2~4までHuluで独占配信され、10万本以上の作品がある中2年連続で年間視聴者数ランキング1位を獲得(※2021年、2022年)するなど圧倒的な人気を誇った。そして、この度視聴者からの熱い支持を受けた『きみセカ』がスクリーンへ。シリーズを通して壮絶な人生を歩んできた主人公・間宮響の最後にして最大の戦いが、幕を開ける。
シリーズを通して命懸けで闘ってきた【絶対諦めない男】間宮響を演じ続ける竹内に加え、劇場版からは新キャストが多数参戦。真っすぐで男気溢れる熱い男・柴崎大和を高橋文哉、大和の幼馴染で心優しくも芯の強い看護師・羽鳥葵を堀田真由が演じ、さらに響と共にユートピアの地下街から研究タワーの最上階を目指す仲間(通称:地下街組)として板垣李光人・窪塚愛流・橘優輝・黒羽麻璃央、さらに響の前に立ちはだかる最大の敵として、吉田鋼太郎・須賀健太が出演する。
菅田将暉、主題歌に決定 楽曲タイトルは「谺(こだま)する」
菅田は2017年から音楽活動を開始後、2018年リリースの「さよならエレジー」がLINE MUSICで年間ランキング1位を獲得。さらに2019年リリース「まちがいさがし」は各所配信ストアで1位を席巻し、シングルランキングで自身初の3週連続1位を獲得。そして「第70回 NHK紅白歌合戦」への出場を果たし、「第61回 輝く!日本レコード大賞」では特別賞を受賞、さらに日本テレビ「news zero」のテーマソングも務めるなど、俳優のみならずアーティストとしても圧倒的な人気を集めている。2021年に地上波で放送された『君と世界が終わる日に』Season1の主題歌「星を仰ぐ」を担当。過去に共演経験もあり、プライベートでも交友のある竹内と菅田が、主演×主題歌アーティストとして初タッグを組み、大きな話題を呼んだ。そして、放送終了から3年の月日を経て、劇場版で再タッグを組む。本作のエンドロールで流れる主題歌は、“これまでシリーズを背負ってきた響ないしは竹内の集大成に贈る歌になるように作ってほしい”との製作陣からの依頼を受け、楽曲作成へと勤しんだ菅田が“製作スタッフの想いをそのまま表現したい”という気持ちで書き下ろした。
Season1の主題歌は、世界が一変したとき大切な人に向ける想いを歌い上げたバラード曲だったが、本作の主題歌「谺する」ではガラッと印象を変え、ダイナミックなギター音がメインのアップテンポな楽曲に。力強いメロディーの中に響く低音のサウンドが、愛する恋人・来美(中条あやみ)を失い絶望の淵を彷徨い続けるも、最後の希望・娘のミライを探し荒々しく強く突き進む響の生き様を表すかのような、まさに響に捧げる主題歌に仕上がった。
今回楽曲のプロデュースにも関わった菅田は、「(響の)“果てしない愛情”に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ」と熱いメッセージを残し、この曲を聞いた竹内は「菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この『谺する』という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです」と感無量な様子。
また、楽曲製作依頼をした鈴木亜希乃プロデューサーも「響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方はSeason1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。『きみセカ』の世界を深く理解し、“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です」と絶賛。曲中の歌詞では“世界に何を願う?”と、『きみセカ』の真髄を表している。
最新予告映像解禁
さらに、今回解禁となった主題歌「谺する」と本編映像が盛り込まれた最新予告映像が到着した。「10年後、家族ができたりして…」と冗談交じりに話す響と来美が、幸せそうに将来のことを語り合うごく当たり前の日常を描いたワンシーンから一変、2人の幸せが奪われていく。ウィルスの世界崩壊により人類は滅亡の一途をたどることとなる。大切な仲間も最も愛する人も失い、さらにはワクチンの研究材料として最愛の娘・ミライも奪われてしまった響は、最後の戦いへ挑む決意をする。
“人類の未来”か“娘の命”か。究極の選択を強いられながらも、愛する娘のため、想いを寄せる人のため、家族のため。それぞれの想いを胸に抱えながら、シリーズ史上最大の敵に立ち向かう。「生きろ」。力強い響の言葉に重ねるように、主題歌「谺する」が流れ出し、それぞれの“愛”を守ろうとする姿を映し出す。悲痛な想いの中に一縷の希望を見出した彼らを後押しするかのように、主題歌が奏でるダイナミックさが掛け合わさり、エモーショナルな予告映像となった。
「きみセカ」初の地上波ダイジェスト連続放送決定
2021年地上波で放送されたSeason1以降は、これまでHuluのみで配信を行い、地上波では成し遂げられない本格派ゾンビサバイバルとして爪痕を残してきた『きみセカ』シリーズ。今回、映画の公開を記念してSeason1~Season4の響の物語をイッキ見できる、年末の地上波ダイジェスト放送が決定した。Season2~4を含め連続4日間にわたり地上波放送されるのは、今回が初めてとなる。(modelpress編集部)
映画公開記念4夜連続ドラマ「君と世界が終わる日に」一挙放送/放送日
第1夜(Season1)…12月23日(土)25:25~26:25第2夜(Season2)…12月24日(日)26:15~27:15
第3夜(Season3)…12月25日(月)26:29~27:29
第4夜(Season4&映画情報)…12月26日(火)25:59~26:59
※関東ローカル
※放送日時・内容は予告なく変更になる場合あり
主題歌・菅田将暉コメント
どうしようもない悲しみが降り注ぎ、涙、鼻水、血液、乾く暇もなく何度も地面に叩きつけられては、それでも生きていくしかない主人公“間宮響。そのバイタリティの根源にある“果てしない愛情”に対し、その想いが世界中に谺してくれという願いと共に、強く抱きしめたい気持ちにかられ主題歌を作りました。どうか、映画と共にスクリーンから飛び出して、心という心に降り注いでくれ。間宮響役・竹内涼真コメント
劇場版『君と世界が終わる日に』クランクイン前、約4年続けてきた間宮響という役が一つ終わりを迎える事でいろいろ考える事がたくさんありました。孤独、喜び、期待、不安など、挙げきれないほどの感情が湧き上がって、そんな中、菅田くんが主題歌をやってくれると聞いた時、僕の暴れていた感情が、纏まったような気がしました。ゴールに菅田くんの歌が待っているなら、思いっきりラストへスタートを切ってみようと。そしてクランクアップをして完成した曲を聴いた時、この『谺する』という曲に思いっきり抱きしめられたような気がして、今まで本気で向き合ってきて良かったなと思いました。菅田くんには本当に感謝の気持ちでいっぱいです。これから、この『谺する』という曲が映画とどうシンクロしていくのか楽しみで仕方がありません。どうか沢山の方に届きますように。
鈴木亜希乃プロデューサーコメント
Season1から劇場版まで、響には本当に辛い出来事を課してきました。この過酷な世界で生きていくとはどういうことなのか、響という存在を通して皆さんに問いかけたかったからです。しかしシーズンを増すごとに、より辛いことが重なり……劇場版の大枠のストーリーが出来上がった後、菅原監督と共に、「無性に響に“おつかれさま”って言いたいね」という話をしました。響に贈る最後の歌。主題歌のイメージがそう浮かんだ時、それに見合う方はSeason1でも主題歌を担当してくださった菅田将暉さんしか思い浮かびませんでした。きみセカの世界を深く理解し、それを音楽に落とし込んでくれる方。“響の最期”というキーワードで、菅田さんがここまで熱く響く楽曲を作ってくださり感無量です。是非、劇場でお聴きいただければ幸いです。
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